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2003年11月5日(水) 甲子園企画 (第47戦) 対 積水ハウス和歌山 阪神甲子園球場 (西宮市) 晴れ:気温25度 |
TEAM |
1 |
2 |
3 |
4 | 5 | 6 | 7 | R | H |
1 | 0 | 3 | 1 | 1 | 0 | 6 | 8 | ||
積水ハウス |
1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 |
バッテリー:彦坂(2イニング)・伊地知(4イニング)−小金井・杉谷 盗塁:杉本・結城・小田村・渡辺・彦坂・田村・杉谷=7盗塁 失策:杉本 時間:1時間20分 |
−RAMS番記者− <序説> 03年8月9日17時1通のメールが、RAMS広報部に届いた。 「甲子園草野球2003.11開催のお知らせ」 小生は、その時実家に帰省していたが、たまたま暇だったので 実家のPCでWEBによるメール確認をした時のことであった。 差出人は、4月26日東京ドームのゲームを主催したI/Yの吉崎氏であった。 文面には、先着順と明記されていた。 平日開催というデメリットはあるものの、千載一遇のチャンスを逃すわけには行かないと、 迷わず返信した。
誰もがあこがれる場所「甲子園」 平均年齢35歳RAMSにとっても、五体満足動けるうちに 聖地でのプレーを実現したいと思っていた矢先の出来事でもあった。
1ヵ月後、正式に開催及び参加が決まった。 甲子園企画をメンバーに話したときの、顔は今でも忘れない。 「本当なのか?」「まじかよ〜」
11月5日(水)参加者は最終選手16名・関係者9名 計25名が 聖地甲子園に向かった。
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−RAMS番記者− <11月4日> 小生は、前泊して翌日のゲームに備えた。 宿泊場所は、広島カープ定宿「ノボテル甲子園」 今回の企画に、30年来付き合いのある山形の球友を呼んでいた。 彼は、ホテルの計らい?でロイヤルスイートに宿泊することになっていた。 山本監督や阪神星野前監督などが利用しているとのこと。
その日、スイートルームのリビングで深夜遅くまで、 酒を飲みながらこれまでの野球人生を語り尽くした。 |
−RAMS番記者− <11月5日パート1> 深夜まで飲んだにも関わらず、目覚めは早かった。 押さえ切れない思いがあり、妻と子供と3人で 甲子園まで散歩に出掛けた。 ひっそり静まり返っている球場で、これから野球が出来るのかと思うと わくわくして仕方なかった。
AM11:00を過ぎたあたりから、続々とRAMSナインから連絡が来た。 PM12:00甲子園正面玄関にメンバーが終結した。 そして、主催者吉崎氏と堅い握手を交わした。
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−RAMS番記者− <11月5日パート2> 早速、選手・関係者入り口から入場。 スタンドに入って、みんな息を飲んだ。 「ここでやるのか!」 ユニホームに着替えるのもそぞろに、 皆思い思いの事をしはじめる。 無理もない。みんなこの日をどれだけ楽しみにしてきたことか! あるものは、放送席に駆け上がり、あるものは携帯で状況を友達に報告。 またあるものは、こっそり室内ブルペンに侵入していたものもいた。
12時45分ついに甲子園の土を踏む瞬間がやってきた。 |
−RAMS番記者− <11月5日パート3> カメラマン席に、一旦荷物を置きキャッチボール開始! まだ、前の試合をしている関係もあり、静かに行っていたが、 ものの3分もしない時「さあいこう!!」と #4ばかでかい声を張り上げてしまう。 (抑え切れなかったらしい) 各自本当に最高の笑顔がこぼれていた。
試合10分前!いつものように集合した。 みんなの気持ちは、最高潮に達していた。 |
−RAMS番記者− <11月5日パート4> 13時20分ついにプレーボール!! 先攻RAMS 1番杉本がいきなりセンター前で試合は、始まった。 その後相手のミスで先取点。 その裏1点返されるシーソーゲームの予感。
3回4番渡辺のタイムリーで出た時点で、RAMSベンチは お祭り騒ぎ!! その後も終始RAMSペースで進み、終わってみれば6−1の 完勝であった。
しかし、今回の目的は勝利することではなく、 各自が思い出を作ることにあった。 普段やりもしない「ヘッドスライディング」や「盗塁」 ファールボールを全力で取りにいくなど、 思い思いのことをやっていた。 試合後のミーティングで皆が話した内容を聞いて、 小生は胸が熱くなった。 とにかく、このメンバーで甲子園に来れたことを うれしく思う。 また、やろうぜ!!甲子園で |
<対戦相手情報> 積水ハウス和歌山 詳細未定
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甲子園のRAMS |
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3回から登板し、ノーヒットピッチング! 見事甲子園勝利投手に!
ijichi(34) #1 |
5回表見事にレフト前ヒット記録!そして盗塁!! 11月23日の挙式時、甲子園の写真が飾られる sugiya(26) #2 |
6番ショートスタメン出場。 センターに抜けるあたりをダイビング!! shimizu(21) #6 |
唯一の外野フライをキャッチ! 三振した時の叫びは、最高でした。
muraki(30) #8 |
8番ファーストでスタメンでフルイニング出場 4回表強烈なレフト前にヒットを記録 sasaki(34) #9 |
4番サードでスタメン出場 3回表勝ち越しタイムリーヒットを記録 watanabe(35) #10 |
6回表レフト前に渋く流し打ち! レフトもたつく間に二塁へヘッドスライディング asami(39) #14 |
ヒット性のあたりを2本全て捕られてしまう レフトフライのバックアップを初めて実践した niikura(38) #16 |
5番ピッチャーでスタメン出場 1球1球魂込めての投球を披露
hikosaka(33) #18 |
1番セカンドスタメン出場 先頭打者ヒット記録&盗塁&エラーも sugimoto(35) #4 |
2番センタースタメン出場 1回裏バックホームへ返球するが惜しくもセーフ yuki(19) #15 |
9番キャッチャーでスタメンフル出場。 途中ショートに回り大ハッスル!レフト前ヒット記録
koganei(25) #22 |
7番レフトスタメン出場 高校同級生を思うメールが後日届いた tamura(33) #24 |
3番ライトスタメン出場 入団1年目にして甲子園出場した幸運者 odamura(28) #29 |
5回の守備機会をしっかりキャッチ&スロー! いつもと変わらないフルスイング披露 suzuki(36) #30 |
山形から参戦 山形市役所野球部所属 残念ながらノーヒット kawaguchi(36) |
高校のときからマネージャー業をしてました 彼女にとっても夢・甲子園だったのです
ohta |
家族にとっても夫の夢をサポートすることが、幸せの一つだったのかもしれない |
<後記> この記事を書くにあたって、10日間の時間が自分にとって必要でした。 終えてみて冷静にあの時のことを振り返ろうとしました。 しかし、試合の経過を鮮明に思い出せませんでした。 あの時緊張は、自分を初め誰一人してなかったと思いますが、 確実に誰もが興奮してました。 考えてみれば、対戦相手のユニホームのデザインも、うる覚えです。
多くの方の協力の元、今回RAMS初の関西遠征in甲子園は 幕を閉じます。 しかし、今回参加できなかった仲間がいたことも忘れてはなりません。 参加できなかった仲間のためにも、 再度聖地「甲子園」に行きたいと思います。
そして、親ばかですが15年後息子がこの地に戻ってきてくれることを 願わずに入られません。 第100回記念大会で! |