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2003年8月3日(日)

日刊マリンカップ Cブロック準決勝

(第28戦)

対 東実健保組合(柏市)

大宮健保G (さいたま市)

晴れ:気温36度

 

阿部投手炎上・・・3年連続ブロック準決勝敗退

 

TEAM

0 0 0 0 0 0 0 0 5

東実健保

0 0 0 2 1 2 × 5 6

 

バッテリー:阿部-小金井

3塁打:大内

失策:清水

時間:1時間40分

                                                                                                              

 

−RAMS番記者−

 今シーズン最高の暑さの中、昨年と同じカード「東実健保組合」が

大宮健保Gにて行われた。

昨年RAMSは、ノーヒットノーランで負けていることもあり、

その雪辱に燃えていた。

 

 1回表、1番大内が左中間にいきなり3塁打を放ち先制のチャンス!

2番凡打後、3番伊地知の初球にスクイズを敢行!!

しかし、高めの球を伊地知空振り・・・

このことが、後々ボディーブローのように効いてくる。

 

 先発阿部は、自分自身調子が良いと申告していたように、

1回から3回まではまったく危ない様子はなかった。

それだけに先取点が欲しかったRAMSは、

3回表に2死ながら2塁に置き、1番大内がセンターフライ。

4回表には2死1塁から5番佐々木が1・2塁間に運んだものの、

1塁走者斉藤の暴走で2・3塁間でタッチアウト・・・

 

4回までに3回チャンスを生かせなかったRAMSに、

東実健保組合はついに牙をむいた!

4回裏、2番先頭打者がサード前にセフティーバント。

初回スクイズ失敗してからモチベーションのあがらない伊地知は、

それをジャッグル・・・(記録H)

続く3番打者には、送りバントと決め付ける悪い癖のある阿部から

甘い球を軽々左中間へ運ばれ、無死2・3塁とされた。

ここで4番を敬遠で歩かせ、5番と勝負した。

5番打者は2球目をショートゴロに打ち取りホームOUT。

続く6番打者も2−1と追い込んだ4球目、捕手小金井のミスが生じた。

あまり意味のない、明らかにボールになるウエストボールを要求したのだ。

球威が落ちていた阿部にはそれが、まったく良いように作用せず、

また満塁というプレッシャーからうまく腕が振れなくなっていた。

2−2から2−3となり、最後は大変惜しい球であったが

見極められ押出し四球・・・

続く打者には、きっちり犠牲フライを打たれこの回2失点。

 

5回には、1番先頭打者を死球で歩かせると、1・2球で簡単に2盗・3盗と

軽々決められる失態を演じ、何とか2死まで取るものの、4番打者には

きっちりレフト前に運ばれ3点目を失う。

この時点で既にスタメンの面々の気力は失われていた。

 

6回にも下位打線に3本の長短打を打たれ、阿部完全KO。

 

RAMS6回表にも、1死1−3塁と攻め立てたが、

1塁杉本盗塁時、打者伊地知のアシストを受けることなく

軽々2塁OUTになるお粗末な攻撃パターンを見せる。

 

終わってみれば、0−5の完敗。

昨年から14イニング点が入らない極めて恥ずかしい結果となった。

 

この試合で、いくつかの問題点が浮き彫りになったが、

その点を早めに修正し、他の大会につなげる必要が急務であろう。

 

 

●茫然自失(ぼうぜんじしつ)

<驚いたりあきれたりして、気が抜けてぼんやりとしてしまうようす。>

 

<対戦相手情報>

東実健保組合

企業チーム

サンスポ・日刊マリンカップでは、おなじみに強豪チーム。

バッテリーを中心に守りの堅いチームである。

 

 

 

気持ちのやさしい面々の為、

劣勢に立たされるともろい一面をもつRAMSナイン。

本気モードの時、副キャプテン大内が

エンジンの前に乗り出してくるのが特徴。

RAMS

 

マリンカップ幹事杉谷選手。

11月23日秋田にて結婚決定!!

その日は確か、斉藤選手の結婚記念日ではなかったかな?

sugiya #2

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