42
2003年10月5日(日) 秋季越谷大会決勝 (第42戦) 対 辻パワーズ(越谷市2部) 越谷市民球場 (越谷市) 晴れ:気温23度 |
TEAM |
1 |
2 |
3 |
4 | 5 | 6 | 7 | R | H |
辻パワーズ |
0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 7 |
0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 4 | 0 | 6 | 7 |
バッテリー:伊地知・阿部−小金井
3塁打:阿部 犠打:結城 失策:渡辺・伊地知・宇田2 時間:1時間40分 |
−RAMS番記者−
12時45分越谷市2部の決勝戦を始めるサイレンが、球場全体に響き渡った。 RAMS先発は、伊地知。 今年アークカップ1回戦でノーヒットノーランを演じるなどして、 今年防御率1点台と安定している伊地知をこの大事な試合に カリスマ監督鈴木は送り込んだ。
試合は3回に動く。 3回表辻パワーズは、9番朝倉選手が1死後センター前に運び、 1番宮本選手が超特大の打球をライト後方に持っていき、 1塁から悠々ホームインし、1点を先制する。
その裏RAMSも負けていない。 8番清水がDBで出塁すると、9番結城は難なく送りバントを決め 1番大内につないだ。 その大内は、徹底した右方向を狙い撃ちし、1−1からの3球目をジャストミート!! ライト前に運び、2塁から清水が帰り同点とした。
続く4回には相手エラーで1点を追加し2対1とこの試合初めてリードした。
ここで5回から必勝パターンとし、リリーフ阿部を投入した。 しかし、その阿部が本調子とは程遠い出来であった。 5回1番宮本選手にこの日2本目の長打を浴び、ピンチとするが、 何とか後続を断ったものの、続く6回見方エラーで完全に自分を見失う。 6回先頭5番高橋選手の打球は平凡なセカンドフライ。 しかし、その打球を宇田が落球・・・ 続く打者はファーストフライで打ち取る。 そして続く7番武内選手の時、ファーストランナーが 牽制で刺し2OUTとし、悪い流れを断ち切ったかに思えた。 しかし、その打者に痛いDBを与えてしまう。 そして悪い流れはこの後も続く・・・ 8番金子選手は平凡なセカンドゴロ!しかし、またしても宇田選手が ジャックル・・・ 9番朝倉選手にはレフト前に運ばれ、2死満塁の大ピンチ・・・ そこで向かえるは、この日2安打(共に長打)の1番宮本選手。 同点どころか逆転も辞さないと、RAMSナインは皆思った。 そして投じた初球!!右膝に直撃!!! 死球押出しで同点となった。 が、これが幸いした。 続く打者をサードファールフライでピンチを出したRAMSナインに 闘士の炎が引火したのだ!!
6回裏、4番阿部が初球をジャストミートしライト線に運び、 快速飛ばし3塁打!! 続く5番途中出場の浅見は、気負いすぎてショートフライに 打ち取られる。 しかし6番伊地知は、冷静だった。 1ボールからの2球目のカーブをすっかり読みきり センター前に運んだ。再び勝ち越し!! ここでRAMS打線は終わらなかった。 続く7番小金井は今年越谷大会初となるヒットをレフトに運ぶと、 8番代打村木は、2−3からレフト前に運び、2塁から伊地知生還。 続く9番にカリスマ監督は佐々木を代打に告げる。 その佐々木も、ベンチの期待に応えるべく、レフト前に運び 3・2塁から相次いてホームインし、この回4点目、計6点とし試合を決めた。
最後は、キッチリ阿部が抑え、2003年最大の目標にしていた 優勝を成し遂げた。
2004年再び1部の舞台に戻るRAMS。 彼らの類まれな団結力と精神力は、きっと02年以前とは 違ったチームカラーで暴れてくれるはずと期待したい。
●初志貫徹(しょしかんてつ) <初めに思い立った志を変えないで、最後までやりとおすこと。> |
<対戦相手情報> 辻パワーズ チーム詳細不明。 打線は1部級。 走塁にやや難あり。 |
今日のRAMS |
|
カリスマ監督胴上げ直後。 来年までに減量してくれと、ナインが口々にそう言った。 RAMS |
|
大会MVP 伊地知選手(左) 優秀選手 大内選手(右) 2人の活躍同様、彦坂の活躍を皆は忘れはしない! RAMS |