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☆企画内容/モデラー道場とは?☆

(序文をつけてみました)

 ガレージキットには玩具やプラモデルと違って原型製作者の名がクレジットされます。
 なぜなんでしょう?

 それは“オレってすごいだろう”って自慢するためにあるのではなく“この作品は、原作への思い、技術・立体に対する姿勢を表現したものです。賛辞も非難も全て自分に帰ってくる事に責任を持ちます”という事の意志表明だと、私がこの世界に入ってはじめに先人から教わりました。私もそれがガレージキットのアイデンティティーだと考えています。

 多かれ少なかれ、“ガレージキットなんて所詮キャラクターグッズの一つ、他人のふんどしでメシ食いやがって”と思われています。今はブームのおかげもあっていい思いができるかも知れませんが、いつか揺り戻し(ゆりもどし)が来るでしょう。そんな他人の価値感に左右される事なく、誇りと責任を持って作品を発表する事に意義やよろこびを見い出してほしいのです。

 すごい作品を観たり、いろんなヒトと模型談議をしたり、自分の思いもしなかったことについて意見をもらうと、ずうっと悩んでたことやモヤモヤしてたことが、パッとパズルが解けたみたいに感じて、手を動かすと自分で感じるくらい明らかにステップアップできていて、軽い興奮を覚えたりすることってありませんか?

 私が造形を始めた頃、そんな全く考えの違うヒトや、すごいなぁと思うヒトが身近にいて、ほんと幸運でした。そんなヒトたちに出会ってなかったら、自分の目指すものがこうもはっきり自覚できなかったと思います。

 それと、僕も含めてみなさんも腐る程アニメやマンガを観ていて、その中から好きで好きでたまらない“これだっ!”てモノに出会って造形を始めたと思いますが、そう簡単には思い通りになんてなりませんよね?
 なんでこんなにカッコよく(かわいいと)感じたものを自分はこの程度しか表現できないんだと悩むことってあると思います。
 そこで自分ひとりで悩むより、受け入れるか否かは別にして他人の意見を聞くってのは重要だと思うんです。

 わたしは街ゆくアニメなんか全く興味ないひとに自分の作品を認めてもらうより、私も含めて腐る程アニメやマンガを観ている上でその作品を好きなひとに自分の立体は観てもらいたいし、手に取って欲しいんです。

 だから、“かわいいからいいじゃん、よくできてるし”とかいうコメントが一番イヤなんです。“造ってるひとはそんなうわべだけのもんで勝負してるんじゃない、かわいいってことはひとつじゃないんだ〜っ”て叫びたくなります。

 自分たちのやってることや悩んでることを理解したり汲み取ったりできるのは同業者(同好の士)だけだと思うんで、他人の作品に対してきちんと観て自分の言葉で批評する。
 自分の作品も他人に見られているという意識をもって、責任と誇りをもって発表する。

 これをやれば技術も魅せ方もグングンのびると思うのですが、どうでしょう?

 その発表の場がこの企画になればいいのになぁと思うわけです。

ヘビーゲイジ 大西孝治


モデラー道場/造形指南

主催
ヘビーゲイジ

担当者
大西孝治


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