ファイル共有をしている環境では、時刻が全てのコン
ピューターで統一されていると、とっても便利です。
使用OS RedHat 6.2J
eth0 → インターネットへ
eth1 → LAN内部へ
とコマンドを打てば同期を取ってくれます。
#vi etc/ntp.conf server 127.127.1.0 driftfile /etc/ntp/drift注*
このままでは、PC内臓のFSBクロックを使うためにさほど正確ではなく
そこで、定期的に外部インターネット上のNTPサーバを参照してPCの内部
時計を合わせるために ntpdate を使用する。
定期的に自動で時刻合わせをさせるために、cron も使用することになる。
crontab で実行する簡単なシェルスクリプトは以下のようになる
#vi /root/ntp.sh ← 保存場所及びファイル名 /usr/bin/killall xntpd ← 停止させているのはntpdateも同じポートを使用するため /usr/sbin/ntpdate -s 時刻合わせのNTPサーバ名 or IPアドレスを指定 /sbin/clock -w ← 現在の時刻をPCのFSBクロック(CMOS)に書き込むコマンド /usr/bin/xntpd ← ここで再びxntpd を起動させている #chmod +x ntp.sh ← ファイルに実行件を付けておく root権限でcrontab のエディタを起動し、ntp.shを実行する命令を書き込む。 例:#crontab -e 06 *** /root/ntp.sh >/dev/null 2>&1 (毎日午前6時にntp.sh を実行する命令)
#vi /etc/ntp.conf server NTPサーバ名 1 server NTPサーバ名 2 ← 二つの方が誤差は少なくなる driftfile /etc/ntp/drif ntp.conf を書き加えたら /etc/rc.d/init.d/xntpd start としてxntpd を起動する (ntsysv で xntpd が起動するように設定すれば、再起動で自動的に起動する ようになる 動作をチェックするコマンドに ntpq -p があるので、ためしてみる 最後の disp 部分がサーバに対する現在の誤差を表し、0 になると完全 に同期したことになるので /sbin/clock -w とCMOSに書き込んでおけば 再起動してもPCの時刻が正確になる。
#vi /etc/ntp.conf server 自前のサーバのIPアドレス(上で設定したままだと eth0 になる) driftfile /etc/ntp/drift 特にクライアントは常時起動することは無いので、 /sbin/clock -w とコマンドを打つことで、CMOSに書き込んでくれます
福岡大学 clock.nc.fukuoka-u.ac.jp 133.100.9.2 福岡大学 clock.tl.fukuoka-u.ac.jp 133.100.11.8 国立天文台 cesium.mtk.nao.ac.jp 133.40.40.133 高エネルギー物理学研究所 gps.kek.jp 130.87.42.34 東京大学 ntp.nc.u-tokyo.ac.jp 130.69.251.23 東京理科大学 sutntp.sut.ac.jp 133.31.180.6 東北大学 ntp1.tohoku.ac.jp 130.34.11.117 東北大学 ntp2.tohoku.ac.jp 130.34.48.32 豊橋技術科学大学 ntp.tut.ac.jp 133.15.64.8 大坂府立大学 eagle.center.osakafu-u.ac.jp 157.16.213.52 神戸港湾職業能力開発短期大学 gps.kobe-pc.ac.jp 210.164.106.226 広島大学 ns.hiroshima-u.ac.jp 133.41.4.2 NTTソフト研 ntp.nttsl.mfeed.ne.jp 210.173.162.106