Right Stuff

1960年代、アメリカ初の宇宙飛行マーキュリー計画と最初の7人の宇宙飛行士を描いた巨編、ライトスタッフ。
Right stuffとは日本語で言えば、正当な資質などという意味。 つまり、宇宙飛行士になるための正当な資質を持っているのは誰か? ということに焦点が当てられるわけです。

1960年代後半と言えば、ソ連との宇宙戦争の真っ只中です。 その時期、アメリカ政府はソ連に負けまいと、 アメリカで最高の資質を持つ7人を選らんで宇宙飛行士にするわけです。
その対象となったのは、主に海軍と陸軍のパイロットなんだけど、 なんと大卒じゃないといけなかったんですね。
というわけで、アメリカ最初の宇宙飛行士達は実は許される条件下で最高の資質を持つもの達だった訳です。
この映画では、7人の宇宙飛行士が選ばれるまでの厳しい選考の模様と 7人が宇宙へ飛び立つ様を描き出している。
そして、それと同時にもう一人の男、世界で初めて音速の壁を破り、 世界最高速の男として君臨し続けた男、 アメリカ空軍テストパイロットChuck Yeagerを描いている。
実はこの映画の本当の主演はChuck Yeagerだと私は信じている。
そして、上のシーンを撮りたいがためにこの映画は作られたのだとも確信している。


データ

タイトル : Right Stuff
公開 : 1983年 アメリカ
制作 : LADD COMPANY
配給 : Warner bros.
監督 : Phillip Kaufman
出演 : Scot Glenn
Ed Harris
Barbara Hershey
Dennis Quaid
Pamera Reed
Sam Shepard
Kim Stanley
Fred Ward
Veronica Cartwright
David Clennon
Scot Wilson

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