ご存じ宮崎駿(みやざきはやお)監督のアニメ映画です。 日本のアニメというのは世界でもひとつの分野として確立されていて、 マニアの間ではJapanimationなどいう言葉も出てきてるみたいですね。
1995公開された押井守監督のGhost in the shellなんぞも海外で高い評価を受けているみたいです。
さて、天空の城ラピュタですが、ガリバー旅行記に出てくる(らしい)空に浮かぶ城をモチーフに作られた 作品です。
宮崎駿監督作品としては、風の谷のナウシカに続くオリジナル第2弾ですね(カリオストロの城はシリーズものということでオリジナルじゃないかな?)。
一般的にはナウシカのほうが有名だし、感動巨編として認知されてますが、 私はこの天空の城ラピュタのほうが好きだ。説教臭くないですしね。スケールがでかい。
さてお話の設定は、宮崎駿監督お得意のいつの時代かどこの国かさっぱり分からんようになってます。
かつてその絶大な科学力で世界を恐怖で支配した空に浮かぶ王国ラピュタ。その正当な王位後継者であるシータと、 孤児の少年パズーが主人公である。パズー(どうもパズーっていうと、エクソシストに出てくる 悪魔のパズズと関係があるのかなぁとか思ってしまう。)の父はラピュタを飛行船で目撃し、 そのことをみんなに話したが、そんなものがある訳ないと嘘吐き呼ばわりされて死んでいったのである。
少年パズーはそんな父の無念を晴らすためにいつしか空に浮かぶラピュタを見つけてやろうと心に誓っている。
そんなある日、空からシータが降って来るんです。彼女はひょんなことからラピュタの捜索を開始した軍隊に 拉致され、飛行船でどこかへ移送される途中だったが、その飛行船が空飛ぶ海賊のドーラ一家に襲われて、 そいでもって飛行船から落っこっちゃうんですね。話はそんな風に始まる。
パズー、シータ、軍隊、そしてドーラ一家がみんなで追いつ追われつしながら ラピュタ探索をするっていうストーリー。

上の場面は、パズーとシータがラピュタの裏庭に着いて辺りを睥睨するシーンですが、爽快ですよ。 それまで、話の中でしか出てこなかったラピュタが実際にはどんなものかという好奇心を十分に満足させてくれます。
それから、下の写真はパズーとシータが滅びの呪文を言うところですね。 なんで、滅びの呪文を言わなあかんようになったかは映画を見てのお楽しみでごんす。


データ

タイトル : 天空の城ラピュタ
公開 : 1986年 日本
配給 : 東映
製作 : スタジオ ジブリ
監督 : 宮崎駿
声の出演 : 田中真弓
横沢 啓子
言井初栄
寺田農
常田富士男
永井一郎

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