自衛隊礼賛の映画だという声も聞かれるガメラなのであった。 今回のガメラは宇宙から侵略者から地球を守るわけだが、地球を守るために存在するという部分がより明らかになってます。別に人類の味方っちゅう訳じゃないのだなぁ。でも、そんなことはどうでもいいんだな。とぼけた演出がいい味出してます。 ストーリを簡単に紹介します。
北海道にでっかい流星が落下する。実はそれは宇宙生物だったのである。この生物はレギオンと命名されるが、レギオンとは新約聖書に出てくる言葉で、多分、大軍という意味のヘブライ語でしょう。レギオンには女王蟻みたいな大きなものと、兵隊蟻みたいな小さいなものの2種類がある。レギオンは様々な星に巣別れしながら種を繁殖させる。その方法は草体と名づけられた植物体から種のようなものを別の星へ打ち込み、そこで新たな草体を作り、また別の星へ種を打ち込むという形で行われる。恐らく種の中に女王レギオンの卵か幼虫がいるんだろうな。小さいレギオンは大きいレギオンの胸のあたりからムニュっという感じでいくらでも出てくる。 | |
自衛隊が軒並みレギオンにやられ、レギオンの侵攻が進むなか、ガメラが蘇る。そしてガメラとレギオンは再び会いまみえるのである。 今回も藤谷 文子扮する女の子が登場します。彼女は勾玉を通じてガメラをコントロールしていたわけですが、それはガメラが復活す際に破砕してしまいます。ガメラは人間のコントロールを離れた独自の存在となるのですね。 |
タイトル : |
ガメラ2 レギオン来襲 GAMERA2 ADVENT OF LEGION |
公開 : | 1996年 日本 |
制作 : | 大映, 日本テレビ、博報堂、富士通、日版 |
監督 : | 金子 修介 |
出演 : |
永島 敏行 水野 美紀 吹越 満 石橋 保 藤谷 文子 長谷川 初範 蛍 雪次朗 沖田 浩之 |
ガメラ : |
体長:80m 体重:170t 飛行速度:マッハ 3.5 |