BLADE RUNNER

BLADE RUNNERは、現代SF映画の原点とも言える映画です。1982年に作成されたこの映画は、後続の様々な映画に大きく影響を与えている映画です。
私の一番好きな映画の一つでもあります。未だに多くのファンがいて、この映画のホームページもいくつもある。この映画には1982年に劇場公開された本編の他にDirector's cutやTV版など合計5つくらいのバージョンが存在したりする。一体、何がそんなにこの映画をそんなに魅力的なものにしているのだろう? 2019年という近未来が舞台で、その世界観というものがSF映画ファンを引き付けているのかもしれない。斯く言う私もこの世界観が結構好きです。

この映画の舞台は2019年のロサンジェルス。この時代、人類は地球外に資源開発の勢力を広げている。そして、そこで働く労働力として人型のロボットが作られていた。このロボットはレプリカントと呼ばれた。レプリカントは人に酷似していて、中でもタイレル社が開発したネクサス6型は人間と見分けがつかなかった。まぁ、地球外で作業をしているうちはいいんだけど、このレプリカントは製造されてから月日が経つと感情が芽生えてきてしまうのである。そして、人に紛れて悪さを働くようになる。しかし、そのための安全装置としてネクサス6型は4年しか生きられないのである。
2019年の世界では、この造反したレプリカントを捕まえる(本当は壊すんだけど)刑事がいる。これがブレードランナーである。
とまぁ、ここまでが導入部分です。
お話としては、至極簡単です。例によって4体のレプリカントが脱出し、地球へやってくる。こいつらが結構手強いのである。担当していたブレードランナーはレプリカントに殺されてしまう。そこで、既にブレーナンナーとしての職を退いていたデッカード(これがハリソンフォード)に白羽の矢が立つ。この映画はデッカードのレプリカントの捜査、そして、最終的に4体のレプリカントが死ぬまでを描いてます。
上のシーンは正に4体目のレプリカントが死んでいくシーンです。

"Time to die"

という最後の一言を残して....。この死に方の解釈は色々かと思います。でも、なんかかっこいいんですね。私はこのシーンでルトガー・ハウアーが好きになりました。

さて、下はおまけです。実はデッカードもレプリカントだったんです。1991年、監督のリドリー・スコットにより再編集されたDirector's cutから、その証拠となる2つのシーンを取り出しました。


データ

タイトル : Blade Runner (邦題 :ブレードランナー)
公開 : 1982年 アメリカ
配給 : ORION PICTURE
監督 : Ridley Scott
出演 :Harrison Ford
Rugter Hauer
Sean Yong
Edward James Olmos
M. Emmet Walsh
Daryl Hannah
William Sanderson
Brion James
Joe Tarkel
Joanna Cassidy

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