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2011年04月30日

[感想] 『ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選』/アンソロジー

 ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)

 著者:テッド・チャン、クリストファー・プリースト、リチャード・A・ルポフ、ソムトウ・スチャリトクル、F・M・バズビイ、イアン・ワトスン、ロベルト・クアリア、ボブ・ショウ、ジョージ・アレック・エフィンジャー、ロバート・シルヴァーバーグ、シオドア・スタージョン、デイヴィッド・I・マッスン、H・ビーム・パイパー
 出版社:早川書房 文庫
 発売日:2010-09-22
 価格:¥ 987
 ISBN:4150117764

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 男はいつもと違う色の天井の下で目覚めた。ここはウィネトカか? それとも…。人生を飛び飛びに生きる男女の奇妙な愛を描いた、SF史上に残る恋愛時間SF の表題作。ヒューゴー賞/ネビュラ賞/星雲賞の三冠を獲得した、テッド・チャンのアラビアン・ナイトとハードSFを融合させた書籍初収録作、時間に囚われた究極の愛の形を描いたプリーストの名作ほか、永遠の叙情を残す傑作全13篇を収めた時間SFのショウケース。

 時間SFの傑作が集まってます!ということで色とりどりの時間SF、スタンダードなのが案外無いという。ループものやらシャッフルものも、見せ方やらアイデアを変えれば色々というのを楽しませてもらいました。それにしても、色々あるものです、そしてこれからも新しいアイデアは出続けるんですかね。なんにせよこれは良いものでした、オススメ!

投稿者 FOOL : 18:02 | コメント (0) | トラックバック

2011年04月26日

[感想] 『最初の哲学者』/柳広司

 最初の哲学者

 著者:柳 広司
 出版社:幻冬舎 単行本
 発売日:2010-11
 価格:¥ 1,470
 ISBN:4344019148

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 偉大な父を超えるには、狂うしかなかった(『ダイダロスの息子』)。この世でもっとも憂鬱なことは、どんなことだろうか(『神統記』)。死ぬことと生きることは、少しも違わない(『最初の哲学者』)。世界は、“語られる”ことではじめて、意味あるものになる(『ヒストリエ』)。13の掌編から解き明かされる、歴史を超えた人間哲学。ギリシアをモチーフに、吉川英治文学新人賞・日本推理作家協会賞をダブル受賞の著者が満を持して放つ、文学の原点であり極上のエンターテインメント。

 ミステリかと思ったら、普通にギリシアの物語を独特の風味に味付けした短編集でした。といっても、これが意外にいやらしく面白く、なんですかねー悪意が利いてるというか、ひねくれた見方というやつですね。知ってる話もあり、知らない話もありましたが、一編が短く読みやすかったので、案外オススメかなとも思ったりしました。

投稿者 FOOL : 17:57 | コメント (0) | トラックバック

2011年04月23日

[感想] 『システィーナ・スカル』/柄刀一

 システィーナ・スカル

 著者:柄刀 一
 出版社:実業之日本社 単行本
 発売日:2010-11-12
 価格:¥ 1,995
 ISBN:4408535796

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 「ミケランジェロの頭蓋骨」に隠されたものとは!? 婚礼の祝宴はなぜ血塗られたのか? 死を賭した「腕」の秘密とは?

 絵画修復師のシリーズですね、私はこれが初です。結構、美術絡みで真面目で固いミステリで、面白いというのとはちょいと違ったかなと。美術、という点でミステリは絡んではいるんですが、考え方とかが独特な様式もあり、納得するというよりも納得させられて、終わりという「読んだ」という本だったのが残念。他のはこれに比べれば軽いと聴いたんですが、どうしようかな。

投稿者 FOOL : 17:50 | コメント (0) | トラックバック

2011年04月21日

[感想] 『殺意は必ず三度ある』/東川篤哉

 殺意は必ず三度ある (ジョイ・ノベルス)

 著者:東川 篤哉
 出版社:実業之日本社 新書
 発売日:2006-05-16
 価格:¥ 860
 ISBN:4408504653

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 敗退を続ける野球部グラウンドからベースが盗まれた。後日、練習試合中に、野球部監督が死体で発見される。混迷をきわめる事件に、お気楽探偵部員3人組が首を突っ込んだ。しょうもない推理合戦の先に待つものは…?

 本屋大賞とったから、どんな風に作風変わったかと思って読んだわけですが…昔の作品だったという…平積みいやらしい… ということで、昔の東川さんの作品ですね。なんとなく中途半端さとライトさが混ざったジュブナイル?な感じのミステリ。トリックなんかの微妙さも予想通りというか。本屋大賞のやつ、どれくらい変わってるのかなぁ。

投稿者 FOOL : 17:45 | コメント (0) | トラックバック

2011年04月16日

[感想] 『武士道エイティーン』/誉田哲也

 武士道エイティーン

 著者:誉田 哲也
 出版社:文藝春秋 単行本
 発売日:2009-07
 価格:¥ 1,550
 ISBN:416328320X

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 高校時代を剣道にかける、またとない好敵手。最後の夏、ふたりの決戦のとき。新進気鋭が放つ痛快・青春エンターテインメント、いよいよ天王山!わたしたちは、もう迷わない。この道をゆくと、決めたのだから。

 少女たちの剣道物語の最終章。ライバルが二つの学校に分かれ、それぞれでの経過と出来事が平行して語られ、ついでにサブの登場人物のストーリーも。というかサブはなんだったんですかね、話を彩るため? わき道に入りつつ、一応完結を迎えたわけで、先の話をもっと見てみたかったかなと思いつつも、なかなか良いシリーズだったなと思いました。まあ、でも、シックスティーンがベストかな。

投稿者 FOOL : 17:40 | コメント (0) | トラックバック

2011年04月13日

[感想] 『KAGEROU』/齋藤智裕

 KAGEROU

 著者:齋藤 智裕
 出版社:ポプラ社 単行本
 発売日:2010-12-15
 価格:¥ 1,470
 ISBN:9784591122457

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 第5回ポプラ社小説大賞受賞作。『KAGEROU』―儚く不確かなもの。廃墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンス。「かげろう」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた男。そこに突如現れた不気味に冷笑する黒服の男。命の十字路で二人は、ある契約を交わす。肉体と魂を分かつものとは何か?人を人たらしめているものは何か?深い苦悩を抱え、主人公は終末の場所へと向かう。そこで、彼は一つの儚き「命」と出逢い、かつて抱いたことのない愛することの切なさを知る。水嶋ヒロの処女作、哀切かつ峻烈な「命」の物語。

 噂のポプラ大賞のやつです。小説としてはまあラノベで、違和感はあるのもの普通かなとも。ただ大賞といわれると首をひねるでしょうね、そりゃ。おっさんの口調や思考が若者だったり、本の半分ぐらいまでが導入だったりします。そしてなによりも内容がないというか軽い! なんで大賞とっちゃったんでしょうかね?

投稿者 FOOL : 17:34 | コメント (0) | トラックバック

2011年04月06日

[感想] 『STEINS;GATE 円環連鎖のウロボロス(2)』/海羽超史郎

 STEINS;GATE‐シュタインズゲート‐ 円環連鎖のウロボロス(2) (富士見ドラゴン・ブック)

 著者:海羽 超史郎
 出版社:富士見書房 文庫
 発売日:2011-03-19
 価格:¥ 1,029
 ISBN:4829146109

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 椎名まゆりに降りかかる“悲劇”を防ぐためタイムリープを決行した岡部倫太郎。彼が世界線の果てで真実を掴む時、新たな「運命石の扉」が開かれる。全ての謎が「収束」するもう一つの「シュタイズ・ゲート」完結編!

 分厚い一冊。ということで小説版のシュタゲ完結編です。ゲームを忠実に、それでいてゲームには無かった並列世界もみせてくれ、非常に満足した一冊だったかな。欲を言えば、ゲームで言う最終章導入を小説でもやって欲しかったなー この分厚さなんだから分けても…って厚さが変則的になりすぎますか、そうですか。それにしても、やっぱり最期は泣けます!

投稿者 FOOL : 17:29 | コメント (0) | トラックバック