2010年10月31日
[感想] 『なぎなた』/倉知淳
なぎなた (倉知淳作品集)
著者:倉知 淳
出版社:東京創元社 単行本
発売日:2010-09-29
価格:¥ 1,680
ISBN:4488024599
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完璧だったはずの殺人計画を徐々に崩壊へと導いてゆく、“死神”を思わせる風貌の警部。米大統領選挙の熱狂の最中、勃発したひとつの殺人事件。謎は、消え去った三発の銃弾。たくらみに満ちたミステリ・ワールド、『運命の銀輪』『闇ニ笑フ』『幻の銃弾』など七編を収録
『こめぐら』と比べると比較的まともというかシリアス風なミステリ。コンビニ探偵なんかは、どことなくタックシリーズと通ずるものもあるかなとも。短編ならではキレのよさがいいですね。気楽に読めるってことでアンコールというか、もう一冊おかわりが欲しいです。
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2010年10月24日
[感想] 『ソード・ワールド2.0リプレイ from USA 蛮族英雄─バルバロスヒーロー─(1)』/ベーテ・有理・黒崎
ソードワールド2.0リプレイ from USA(1) 蛮族英雄─バルバロスヒーロー─
著者:ベーテ・有理・黒崎
出版社:富士見書房 文庫
発売日:2010-10-20
価格:¥ 672
ISBN:4829145986
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蛮族を裏切ったドレイクの青年アンセルム。姫騎士と結婚する(だけの)ために旅をする脳天気な男クリフ。駆け出し冒険者エリヤ、ウィスト、ミケの3人娘。彼らが出会ったとき、新しい伝説の扉が開く!… と思ったら―。「OK、モンスターの数はダイスで決めよう。20面を振って…18体だネ」「まてっ!多すぎるわ!」真の敵は容赦なしのアメリカ人GMか!? 日本RPG界に激震走るリプレイ新シリーズ、堂々開幕
アメリカ文化のGMとプレイヤーのギャップを愉しみましょう~ と、なんというか大陸って大規模バトルが大好きなのかと思ってしまいました。予想以上に面白かったかな~というのが感想。しかし、イラストは萌え絵じゃなくてアメリカンコミック調にすればいいのにと思ったり、です。それにしても、「HAHAHA~」はやっぱり基本なのね
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2010年10月22日
[感想] 『キッド・ピストルズの醜態』/山口雅也
キッド・ピストルズの醜態
著者:山口 雅也
出版社:光文社 単行本
発売日:2010-09-17
価格:¥ 1,995
ISBN:4334927319
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金融業者コーエンの散らかった部屋で、作家ノーマンは途方に暮れていた。机には白髪の老人の生首。自分の鞄には男のものらしき手首。手には、この死体がコーエンのもので、自分がその殺害にかかわったことを示唆するマザーグースの歌詞…… 何が起こったのか? スコットランドヤードの腕利きパンク探偵、キッド・ピストルズが風変わりな密室見立て殺人の真相に挑む!
ピンクに持っていかれてこその「醜態」、という短編三作。まあ全部醜態ってわけじゃないですが。『《革服の男》が多すぎる』が一番好みだったですかねー、逆に『三人の災厄の息子の冒険』はパラレル英国だからといって… 個人的には三作といわず、もう少し読んでいたいこの作品、癖になるー
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2010年10月20日
[感想] 『隻眼の少女』/麻耶雄嵩
隻眼の少女
著者:麻耶 雄嵩
出版社:文藝春秋 単行本
発売日:2010-09
価格:¥ 1,995
ISBN:416329600X
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古式ゆかしき装束を身にまとい、美少女探偵・御陵みかげ降臨! 因習深き寒村で発生した連続殺人。名探偵だった母の跡を継ぎ、みかげは事件の捜査に乗り出した―
麻耶さんらしい、かつ見事に本格の作品だったなぁと思いました。二部構成を巧みに利用し、閉鎖的な環境・旧家という古典的な演出、名探偵と助手。うん、懐かしい匂いってなものですよ。それでいて、どんでん返しのおまけつき。お約束な新本格ですよねー堪能しました。
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2010年10月17日
[感想] 『僕のエア』/滝本竜彦
僕のエア
著者:滝本 竜彦
出版社:文藝春秋 単行本
発売日:2010-09
価格:¥ 1,300
ISBN:4163295402
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絶対的な絶望もなく、絶対的な希望もない、イタくておかしくて、せつない青春-120%
ここまでなっちゃったかーと。なんというか”救い”の無くなった『NHKにようこそ』と言う感じなのかなー ずーと後ろ向き、ただひたすらに何もせず、ネガティブ思考、手を差し伸べてくれる人もおらず、だーらだらと続く人生というような…
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2010年10月14日
[感想] 『こめぐら』/倉知淳
こめぐら (倉知淳作品集)
著者:倉知 淳
出版社:東京創元社 単行本
発売日:2010-09-29
価格:¥ 1,680
ISBN:4488024602
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密やかなオフ会で発生した謎。男たちが真剣に探し求めるのは、とんでもないものの鍵だった!? キツネさん殺害事件の容疑者は当然ながら(?)どうぶつばかり。“非本格推理童話”の結末は?
猫丸先輩のボーナストラックはついているものの、ノンシリーズものの短編集。結構バカミスだらけだったかなー、最初の『Aカップの男たち』で一気に脱力です。あとは、もうなんといっていいのやら、癒されます。
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2010年10月10日
[感想] 『1/2の騎士』/初野晴
1/2の騎士 (講談社文庫)
著者:初野 晴
出版社:講談社 文庫
発売日:2010-01-15
価格:¥ 1,020
ISBN:4062765659
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“幸運のさる”を見つけた中学生が次々と姿を消し、盲導犬は飼い主の前で無残に殺されていく――― 狂気の犯罪者が街に忍び寄る中、アーチェリー部主将の女子高生・マドカが不思議な邂逅を遂げたのは、この世界で最も無力な騎士だった。瑞々しい青春と社会派要素がブレンドされた、ファンタジックミステリー
女子高生+幽霊コンビが犯罪者と(物理的な意味じゃなくて)戦うというファンタジーで推理もの、かな。文章のテンポもよく、綺麗にまとまった構成で面白かったですね~ あれですよ、杜王町で行われた別の戦いと脳内変換してもいいくらいです。しかし、犯罪者たちのドス黒さも極まってましたねぇ、こいつらもマイノリティともいえるんだから、サファイア見えればもっと面白かったかなとも…
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2010年10月03日
[感想] 『ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち(9)』/秋田みやび
ソードワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち(9) (富士見ドラゴンブック)
著者:秋田 みやび
出版社:富士見書房 文庫
発売日:2010-09-18
価格:¥ 651
ISBN:4829145943
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ジークの腹違いの姉であり、アイヤール女王候補のミスティン姫がさらわれた! 姫が持つ予知の力を狙われたか、皇室内の陰謀か、はたまた邪神のもくろみか? ついに復帰の6人目を加えてぞんざい勇者たちが走る!
ぞんざいなのに、話のスケールは大きくなってきて、面々も強くなってきてます。相変わらずのノリで面白かったです、ウサギの影が薄くなってきてるけど… そろそろラストミッションに突入ですかねー
