2010年01月28日
[感想] 『サム・ホーソーンの事件簿Ⅵ』/エドワード・D・ホック
サム・ホーソーンの事件簿VI
著者:エドワード・D・ホック
出版社:東京創元社 文庫
発売日:2009-11-30
価格:¥ 1,050
ISBN:4488201091
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保安官候補の選挙参謀が、密室状態の丸太小屋で殺害された。第一容疑者は、発見者で選挙のライバルでもあるレンズ保安官。ホーソーン医師は、現場にいた一匹のチンパンジーに注目するが…(『対立候補が持つ丸太小屋の謎』)。そのほか、バリー賞受賞作『夏の雪だるまの謎』など、第二次世界大戦中に医師が遭遇した12の難事件を収録した、不世出の不可能犯罪連作シリーズ最終巻。
一応シリーズの最終巻にあたるのでしょうかね。まあ、非常にあっさりとしていて王道な推理小説って感じですよね。さすがにこれだけ続くと驚愕のネタってのはないかもしれないですが、安定しているなーという印象。あとはホーソーン先生の人生の節目的な一冊でもあるということで、人間味が出ているというか、なんというか。それにしても一つの村でよくもまあこれだけ不可能犯罪が起こるものですよね、ある種村おこしできますよ。というわけであっさり楽しむにはいい一冊でした。あっさりしすぎてのんびりと時間のかかる読み方になりましたが。
投稿者 FOOL : 21:59 | コメント (0) | トラックバック
2010年01月16日
[感想] 『ソード・ワールド2.0リプレイ マージナル・ライダー(2)』/田中公侍
ソード・ワールド2.0リプレイ マージナル・ライダー(2)
著者:田中 公侍
出版社:富士見書房 文庫
発売日:2009-12-19
価格:¥ 630
ISBN:4829145706
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馬泥棒の事件をなんとか解決し、さらに首謀者を捕らえるため王都デュボールを訪れたラファル一行。そこで、事件解決に協力してくれた公爵から“冒険者”として、ヴィエナ家の要人を護衛する依頼を受けるのだが… 本書ならではの新要素「キャラクター入れ替えシステム」による新たなパーティでの冒険、「ライダー」技能が使えない状況での迷宮探索、そしてGMの誤算からまさかの展開が!アクシデント続出!!フラグ折りまくりの主人公ラファルの“馬フェチ”からの脱却はあるのか。
このパーティーメンバー入れ替え制は結構好きかもしれません。結構初心者プレイっぽくも見え、予想外に話が転がる点もリプレイとしては好み。ただ、戦闘の場の淡々とした記述が読み飛ばしそうになるというか。しかし別のリプレイもそうですが、とんでも設定を出してきますよね、その世界観を崩しそうなぐらいの。今回もシナリオに絡めてですが(スタローンはノリだからOK)、いいのかなーとも思ったり。それがTRPGの醍醐味といえばそうなんですが、地味な冒険者物語でもいいんだけどなー
投稿者 FOOL : 20:35 | コメント (0) | トラックバック
2010年01月14日
[感想] 『君がいなくても平気』/石持浅海
君がいなくても平気
著者:石持浅海
出版社:光文社 新書
発売日:2009-12-17
価格:¥ 900
ISBN:4334076874
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携帯関連会社ディーウィとベビー用品メーカーのベイビーハンド。業務提携によって結成された共同開発チームは、いきなりヒット商品を生み出した。しかし、祝勝会の翌日、チームリーダーだった粕谷が、社内で不審死を遂げる。死因はニコチン中毒。殺人なのか?犯人は?疑心暗鬼のなか、共同開発チームに所属する水野勝は、同僚で、恋人でもある北見早智恵が犯人である決定的証拠を掴んでしまう…
読み終わった感想としては、なんだか二時間ドラマものみたいだなーと。自己的な主人公はアリですが最後になんか変わってしまった感があったのが微妙かな。もっと冷たい感じの後味の悪さを出しても良かったかと。ミステリとしてのロジックのたどり方なんかは好きですが、解がある程度分かっているという点が興味を弱くするというか、もっとすごいどんでん返しが欲しかったなーと思いながら、あのスケールだと大概予想範囲に入っていたかもしれません。
投稿者 FOOL : 22:21 | コメント (0) | トラックバック
2010年01月10日
[感想] 『量子真空』/アレステア・レナルズ
量子真空
著者:アレステア レナルズ
出版社:早川書房 文庫
発売日:2008-08-06
価格:¥ 1,680
ISBN:4150116741
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生物知性を見つけしだい破壊する謎の機械生命が人類を探知した!この怖るべき事態を知った連接脳派は、脱出用に最速の近光速宇宙船団を建造し、同時にかつて自らが開発した何者かに強奪された“隠匿兵器”の再入手を計画する。だが、連接脳派だけが生き残ることに反発したクラバインは、全人類のため、独力で“ 隠匿兵器”を再入手すべく、孔雀座デルタ星系へと向かうが…!?
『啓示空間』および『火星の長城』のそれぞれの続編というところでしょうか。外的脅威となる謎の機械によって侵食される人類に対して、いくつかの勢力が対策を立てようと動くという話です。まあなんというかド派手な戦闘なんかはダイジェストで、宇宙船での追いかけっこばかりな気がしました。そう、あんなに分厚いのに、なんかいいところではダイジェストな感じなんですよね、不思議。それでも読みやすく、結構あっさりと読めてしまうのです、さらに不思議。読み終わってみれば、他の作品の関連が色々あったと思うので、もう一度他作品を読み返したくなる魔力がありました。
投稿者 FOOL : 21:05 | コメント (0) | トラックバック
2010年01月06日
[日常] 明けましておめでとうございます
遅ればせながら、新年一発目の更新です。
まずは昨年のまとめ
【読了】123作品
【内訳】国内ミステリ :63作品
海外ミステリ : 9作品
国内SF : 3作品
海外SF : 8作品
ラノベ :15作品
その他エンタメ:25作品
うん、作品数的にはそこそこ予定通りでした、月に10作品ですし。
しかし、やはりミステリが多いなーというのと、思ったほどSFを読んでいませんでした。
昨年はあまり記憶に残る作品が無かったのが残念でした、良作に出会いたい。
あえて記憶に残ったを上げるとすると、
『ソウル・コレクター』/ジェフリー・ディーヴァー
『密室から黒猫を取り出す方法』/北山猛邦
『さよならの次にくる』/似鳥鶏
『福家警部補の再訪』/大倉崇裕
『一瞬の風になれ』/佐藤多佳子
『詩羽のいる街』/山本弘
『ゴールデンスランバー』/伊坂幸太郎
こんなところですか、『犬は勘定~』は再読だから含めません。
本以外で行くと、もちろんXbox360『Steins;Gate』ですかねー、素晴らしいAVGだったと思います。
やってない人は箱買ってもやればいいと思いましたよ、ええ。
あとコミックだと一昨年に引き続き『惑星のさみだれ』/水上悟志が熱かったです。
さて、昨年のことはこんなもので、今年ですが、例年通り100作品読了目標。
ミステリに偏ってるってのが明確になったので、もうちょい分散傾向で読みたいです、とはいっても国内ミステリが手軽なんですよね。
注目は似鳥鶏、初野晴というところ。
しかし、あれです、世の中の不景気の影響もでかいので新刊読める量は減りそうな気がします。
図書館利用再びでしょうかねー、なんとか景気良くなってくれないものかと。
ということで業務連絡です。
忘年会オフが流れ、新年会オフを予定していました、が、予算がありません…
ちょっとオフ行ける金銭的な余裕がなく、申し訳ないですが中止とさせてもらいます。
宴会じゃなくて、ファミレスドリンクバーってのも考えたんですが、ですが、ねぇ。
こんな低予算で適当に集まりましょうってのがあれば提案してもらってもいいですが、なんとかオフぐらいできる景気になってほしいかなーと思う新年一発目なのでした。
まあ、なんにせよ、今年も『本読みの日常』をよろしくお願いします。
(ああ、今年こそサイトリニューアルもやらないと…)
