2009年06月30日
[新刊情報] 2009年7月
購入予定は森見、西澤、藤岡あたりとリレー小説かな。
あとは、川端、竹内、それからラノベで好きだった麻生が気になるといえば気になるところ。
…『マーダーゲーム』はどうしよう。
7月3日 『宵山万華鏡』/森見登美彦 集英社 【Amazon】
7月3日 『闇の刑事 十三歳の殺人鬼』/麻生俊平 徳間文庫
7月6日 『カンナ 奥州の覇者』/高田崇史 講談社ノベルス 【Amazon】
7月6日 『マーダーゲーム』/千澤のり子 講談社ノベルス 【Amazon】
7月6日 『溺れる人魚』/島田荘司 講談社ノベルス 【Amazon】
7月9日 『シルバー村の恋』/青井夏海 光文社文庫
7月11日 『七度狐』/大倉崇裕 創元推理文庫 【Amazon】
7月11日 『切れない糸』/坂木司 創元推理文庫 【Amazon】
7月15日 『一瞬の風になれ 第一部』/佐藤多佳子 講談社文庫
7月15日 『一瞬の風になれ 第二部』/佐藤多佳子 講談社文庫
7月15日 『一瞬の風になれ 第三部』/佐藤多佳子 講談社文庫
7月15日 『ギヤマン壺の謎』/はやみねかおる 講談社文庫
7月15日 『僕は秋子に借りがある』/森博嗣 講談社文庫
7月15日 『どちらかが魔女』/森博嗣 講談社文庫
7月15日 『天岩屋戸の研究』/田中啓文 講談社文庫
7月15日 『嵐の中の動物園 三日月小学校理科部物語1』/川端裕人 角川つばさ文庫 【Amazon】
7月15日 『DIVE!! 1』/森絵都 講談社青い鳥文庫
7月15日 『夢水清志郎に挑戦!』/はやみねかおる 講談社青い鳥文庫
7月17日 『ドント・ストップ・ザ・ダンス』/柴田よしき 実業之日本社
7月23日 『文化祭オクロック』/竹内真 東京創元社 【Amazon】
7月23日 『オランダ水牛の謎』/松尾由美 創元推理文庫 【Amazon】
7月23日 『リレー短編集 9の扉』/殊能将之、麻耶雄嵩、辻村深月、他 マガジンハウス 【Amazon】
7月24日 『探偵儀式 the novel』/清涼院流水・大塚英志 角川書店
7月24日 『螻蛄』/黒川博行 新潮社
7月25日 『はじまりの歌をさがす旅』/川端裕人 角川文庫 【Amazon】
7月25日 『シャーロック・ホームズ 新たなる冒険 上』/エドワード・D・ホック、他 原書房
7月25日 『動機、そして沈黙』/西澤保彦 中央公論新社
7月28日 『中庭の出来事』/恩田陸 新潮文庫
7月28日 『東京公園』/小路幸也 新潮文庫
7月28日 『所轄刑事・麻生龍太郎』/柴田よしき 新潮文庫
7月29日 『七つ星の斬首人』/藤岡真 創元クライム・クラブ 【Amazon】
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2009年06月27日
[感想] 『予告探偵』/太田忠司
予告探偵―西郷家の謎
著者:太田 忠司
出版社:中央公論新社 新書
発売日:2005-12
価格:¥ 945
ISBN:4125009244
【Amazon】
大戦の傷跡をまだ深く残しつつも、人々が希望を胸に復興をとげてゆく時代。それは三百年以上続く由緒ある旧家、西郷家に届いた一通の手紙から始まった。便箋に書かれた「すべての事件の謎は我が解く」の一文。その意味する「謎」とは? 壮麗な旧家の屋敷を舞台に繰り広げられるおぞましき人間関係、次々と起こる奇怪な事件。はたして犯人の正体は? そして、その目的は一体何なのか…!?
資産家ベースの探偵もの? うーん、まあ変人かつ偉そうな探偵が何かする話なんですが、なんていうか地味、で普通な感じも。そしてラストで明かされる事実も… 意味があるんだかないんだか。少なくともそれで「なるほど」と思うようなことも無く、むしろ「なんじゃそりゃ」的な部分に繋がる気がします。
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2009年06月25日
[感想] 『武士道シックスティーン』/誉田哲也
武士道シックスティーン
著者:誉田 哲也
出版社:文藝春秋 単行本
発売日:2007-07
価格:¥ 1,550
ISBN:4163261605
【Amazon】
「ようするにチャンバラダンスなんだよ、お前の剣道は」剣道エリート、剛の香織。「兵法がどうたらこうたら。時代錯誤もいいとこだっつーの」日舞から転身、柔の早苗。相反するふたりが出会った? さあ、始めよう。わたしたちの戦いを。わたしたちの時代を。
女子校正の剣道のお話。強さこそ絶対の武士と、のほほんだけど芯のある女の子二人を主人公として、悩みが吹き出す高校生活を描いています。対比がなかなか面白く、また剣道というスポーツと武というか生き方というかそういう変な重みを意識させてくれたかなとも。まあ、基本エンタメなので、二人の女の子が好敵手となっていくさまを楽しめばそれはそれでいいかなと思いますし。続きのセブンティーンも気になるところです。
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2009年06月21日
[感想] 『犬は勘定に入れません』/コニー・ウィリス
犬は勘定に入れません 上―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎
著者:コニー・ウィリス
出版社:早川書房 文庫
発売日:2009-04-28
価格:¥ 903
ISBN:4150117071
【Amazon】
犬は勘定に入れません 下―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎
著者:コニー・ウィリス
出版社:早川書房 文庫
発売日:2009-04-28
価格:¥ 903
ISBN:415011708X
【Amazon】
人類はついに過去への時間旅行を実現した。その技術を利用し、オックスフォード大学は、第二次大戦中、空襲で焼失したコヴェントリー大聖堂復元計画に協力している。史学部の大学院生ネッドは、大聖堂にあったはずの"主教の鳥株"を探せと計画の責任者レイディ・シュラプネルに命じられた。だが、21世紀と20世紀を何度も往復して疲労困憊、とうとう過労で倒れてしまった!?
文庫に落ちたので再読です。やはり面白い! 以前は『ボートの三人男』やドロシー・L・セイヤーズを未読だったので、それらを読んでから読んでみれば更なる面白みを感じましたね。また、一度読んでいたもののうろ覚えだったので、再度どうなるかを楽しめて読めたという感じです。序盤のなんだかわからないドタバタは混乱する主人公の意識そのままだし、中盤からの時間を正常に直そうと奮闘する様、そして恋愛要素も絡んでくるし、いやー盛りだくさん。ニヤリしっぱなしかもしれませんね。ほんと、楽しかったです。
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2009年06月19日
[感想] 『訪問者』/恩田陸
訪問者
著者:恩田 陸
出版社:祥伝社 単行本
発売日:2009-05-14
価格:¥ 1,680
ISBN:4396633173
【Amazon】
山中にひっそりとたたずむ古い洋館――― 三年前、近くの湖で不審死を遂げた実業家朝霞千沙子が建てたその館に、朝霞家の一族が集まっていた。千沙子に育てられた映画監督峠昌彦が急死したためであった。晩餐の席で昌彦の遺言が公開される。「父親が名乗り出たら、著作権継承者とする」孤児だったはずの昌彦の実父がこの中にいる? 一同に疑惑が芽生える中、闇を切り裂く悲鳴が!冬雷の鳴る屋外で見知らぬ男の死体が発見される。数日前、館には「訪問者に気を付けろ」という不気味な警告文が届いていた……… 果たして「訪問者」とは誰か?千沙子と昌彦の死の謎とは?そして、長く不安な一夜が始まるが、その時、来客を告げるベルが鳴った―――
山荘に集う一族と訪問者たち。過去の"事故"とも思える"事件"について、その裏に何があったのかを推理しあう。思い出したかのように出来事が積みあがられて、徐々に進行する駆け引きにいつもの恩田さんのじんわりくる心地よさを感じていれば、今度はそれらを崩すべき存在が現れて一気に場をかき回す様、静と動というべきでしょうか。深く読ませる感と、一気に結末へ導く爽快さがあり、風呂敷広げっぱなしーということもなくうまく収まったなぁと思ったりするわけです。ミステリだからなのかな? 結構上手さのある作品で楽しめたなぁと思います。
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2009年06月18日
[感想] 『まっすぐ進め』/石持浅海
まっすぐ進め
著者:石持 浅海
出版社:講談社 単行本
発売日:2009-05-29
価格:¥ 1,575
ISBN:4062154471
【Amazon】
書店で真剣に本を選ぶ美しい女性―まるで絵画のような光景に見とれた川端直幸。友人の紹介でその女性・高野秋と偶然にも知り合う。やがて始まるふたりの交際。関係が深まる一方で、秋にちらつく深い闇は消えない。そして、ついにその正体が分かる時がやってくるのだが……
会話で推理をこねくり回すタイプのミステリ。状況だけをヒントに飛躍した論理の会話遊び。結構こういうのは好きです。若干暗めにシフトしていくところが気持ちのいいものではないのですが。ちなみに読んで他の作品がオーバーラップしたのは私だけじゃないはず、と思いたい、西澤タックシリーズの石持版みたいな作品でした。
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2009年06月17日
[感想] 『福家警部補の再訪』/大倉崇裕
福家警部補の再訪
著者:大倉 崇裕
出版社:東京創元社 単行本
発売日:2009-05-22
価格:¥ 1,680
ISBN:4488025331
【Amazon】
鑑識不在の状況下、警備会社社長と真っ向勝負(『マックス号事件』)、売れっ子脚本家の自作自演を阻む決め手は(『失われた灯』)、斜陽の漫才コンビ解消、片翼飛行計画に待ったをかける(『相棒』)、フィギュアに絡む虚虚実実の駆け引き(『プロジェクトブルー』)…… 好評『福家警部補の挨拶』に続く、倒叙形式の本格ミステリ第二集。
すごく満足の一冊です。倒叙ものということで、それなりに成功した人物たちの追い込まれたやむなき殺人。完全犯罪かと思いきや、童顔の女刑事の鋭い指摘で、たじたじになっていくという… ささいな手がかり、言動によって追い詰められていく犯罪者。あえて福家警部補の視点からみせず、周りからの視点によって、読者についても犯罪者側と同じく「彼女が何を考えているかわからない」という心理負荷をかけてくるところなんて、ねぇ ミステリって面白いんだなーを久しぶりに感じさせてくれた一冊でした。
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2009年06月16日
[感想] 『新・垂里冴子のお見合いと推理』/山口雅也
新・垂里冴子のお見合いと推理
著者:山口 雅也
出版社:講談社 単行本
発売日:2009-05-29
価格:¥ 1,890
ISBN:4062154463
【Amazon】
垂里家最大の懸案事項。それは長女・冴子の結婚問題!小説家を志し、毎日、原稿ばかり書いている冴子だが、周囲からは次々とお見合い話が舞い込む。それでも、やっぱり、お見合いするたびに事件に巻き込まれ、お相手そっちのけで謎を解くはめに!はてさて、今回の冴子のお見合いの成否は、そして事件の行く末は。
中編2作。東京茶夢とのコラボは、なんか探偵小説っぽくていいかも。今回は、弟の出番があんまなかったですね。なんとなくもう少し読みたい物足りなさがあります。
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2009年06月15日
[感想] 『コズミック・ゼロ』/清涼院流水
コズミック・ゼロ
著者:清涼院 流水
出版社:文藝春秋 単行本
発売日:2009-05-27
価格:¥ 1,680
ISBN:4163282300
【Amazon】
日本から人がいなくなる! 元日の午前零時、全国の初詣客が大量に消失し、同時に警視庁や県警本部が謎の集団に占拠された。それが日本絶滅計画の幕開けだった。計画を実行するのはそれぞれが特殊な能力を持った7人組“セブンス”。リーダー・タクトの指揮の下、彼らは日本中の人という人を次々と、大量に消していく。
読ませる勢いはあり、なんやかんやで一気にラストまで。最期はまあ、そうならざるを得ないかなという順当な終わり方ともいえ、ちょっと予想外や驚きを期待していたところは残念。なんだろパニックにはじまり、パニックのまま終わるみたいな。まあ、勢いで読めたからいいかな。
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2009年06月14日
[感想] 『これから自首します』/蒼井上鷹
これから自首します
著者:蒼井 上鷹
出版社:祥伝社 新書
発売日:2009-05-14
価格:¥ 880
ISBN:4396208650
【Amazon】
いうのが、かつて犯罪をおかしてもいないのに自首騒ぎを起こしたいわく付きの人物。今回の自首騒ぎにも何かいわくがありそうで…… 勝馬には勝馬で正直者の小鹿に自首されては困る事情があった!?
まあメインとなる自首エピソードに、さらに自首に関するエピソードをかぶせてくる話で、それなりになんですが、ラストの展開が今ひとつ、他の作品でもこういうオチありませんでしたっけ、みたいな。蒼井さんの面白いと思うところは伏線の張り方、回収と思っていたのですが、今作ではそれが今ひとつ活かせていないところがいまいちだったのかな、とも。
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