2009年04月30日
[新刊情報] 2009年5月
買いは蒼井と大倉、悩みどころが初野、恩田、そして実は読んでみたい清涼院。あと6月頭には山口、石持を多分購入。
5月7日 『トワイライト・ミュージアム』/初野晴 講談社ノベルス 【Amazon】
5月7日 『最後の一球』/島田荘司 講談社ノベルス 【Amazon】
5月9日 『スペース』/加納朋子 創元推理文庫 【Amazon】
5月12日 『猫島ハウスの騒動』/若竹七海 光文社文庫 【Amazon】
5月12日 『学ばない探偵たちの学園』/東川篤哉 光文社文庫 【Amazon】
5月12日 『深川まぼろし往来』/倉阪鬼一郎 光文社文庫 【Amazon】
5月15日 『ぼくとアナン』/梓河人 講談社文庫
5月15日 『QED 神器封殺』/高田崇史 講談社文庫
5月15日 『君の夢 僕の思考〈You will dream while I think〉』/森博嗣 講談社文庫
5月15日 『壺中の天<鬼籍通覧>』/椹野道流 講談社文庫
5月16日 『用もないのに』/奥田英朗 文藝春秋
5月18日 『厭な小説』/京極夏彦 祥伝社 【Amazon】
5月18日 『訪問者』/恩田陸 祥伝社 【Amazon】
5月18日 『これから自首します』/蒼井上鷹 ノン・ノベル 【Amazon】
5月20日 『エンド・ゲーム 常野物語』/恩田陸 集英社文庫
5月22日 『福家警部補の再訪』/大倉崇裕 東京創元社 【Amazon】
5月28日 『コズミック・ゼロ』/清涼院流水 文藝春秋
5月29日 『摩天楼の怪人』/島田荘司 創元推理文庫 【Amazon】
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2009年04月29日
[感想] 『拳と魔封の物語(1) ソード・ワールド2.0リプレイ』/諸星崇
ソード・ワールド2.0リプレイ 拳と魔封の物語(1)
著者:諸星 崇
出版社:富士見書房 文庫
発売日:2009-04-20
価格:¥ 693
ISBN:482914551X
【Amazon】
焼失した村で一人生き残ったエイベルは10年後、事件の真相を知るため仲間と共に冒険者となり歩みだす。奇妙な魔動機文明の遺産、謎の闇市場、記憶の片隅に残る「黒いルーンフォーク」。そして、謎を探求していくうちに辿り着いた魔剣の迷宮には、父ログナーが関わっていた!?
予想外にスケールが中規模クラスのキャンペーンを扱っているリプレイ、というイメージも。キャラクターとしてはそれほどふざけているわけでもなく、物語を綺麗に楽しもうとしている印象を受けました。そういう意味では出来すぎたお手本。でも、やっぱりグラスランナーがいるといいですね、なんというかソードワールドって感じられるというか、あの雰囲気が実に好きです。
投稿者 FOOL : 12:55 | コメント (0) | トラックバック
2009年04月27日
[感想] 『詩羽のいる街』/山本弘
詩羽のいる街
著者:山本 弘
出版社:角川グループパブリッシング 単行本
発売日:2008-09-25
価格:¥ 1,890
ISBN:4048738844
【Amazon】
「あの日まで、僕はこの世に奇跡が存在するなんて信じていなかった」。マンガ家目指して持ち込みを繰り返すもののいっこうにモノにならない僕。ある日突然現れた詩羽という女性に一日デートを申し込まれ、街中を引きずり回される。お金も持たず家もない彼女が、行く先々ですることは、街の人同士を結びつけることだけ。しかし、そこで見たことは、僕の人生を変えるに十分な出来事だったのだ。―――幸せを創造する奇跡の人、詩羽とは。
最初は「なんだ?」と思って読んでいたんですが、思った以上に引き込まれました。お金を持たないという不可能な生活でありながら、関わった人たちの幸せを誘発する触媒という新しいヒロイン像。かといって天使のような存在ではなく、むしろ人を操るということに関しては悪にも成り得るスタンスが面白く関心させられるところでもありました。何かと考えさせられるようで、なんとなく心地よい気分にさせてくれた良作だったと思います。オススメですね。
投稿者 FOOL : 22:53 | コメント (0) | トラックバック
2009年04月24日
[日常] 春の読書キャンペーン
陽気はすでに夏間近にも感じられますが…
えー、わったんさんから情報を頂きました。ジュンク堂にてお得キャンペーンをやっているようです。どうも本の購入金額に応じて、景品をくれるそうです。一番よさげなものが1万円で図書カード500円分というやつ。期間が4/20~4/30ということですでに半分くらい過ぎてしまっていますが… 1万というのも1回ではなく、複数回に分けた合計でもよさそうな雰囲気です。なんか、まとめ買いとか高い本とか買う予定があれば利用するのもよいかなと思ったりしました。
http://www.junkudo.co.jp/2009spring.html
うちは買う本…あったかな…すっかり廃人化しそうな勢いのFF11関連本か…
投稿者 FOOL : 12:24 | コメント (0) | トラックバック
2009年04月23日
[感想] 『密室の如き籠るもの』/三津田信三
密室(ひめむろ)の如き籠るもの
著者:三津田 信三
出版社:講談社 新書
発売日:2009-04
価格:¥ 1,050
ISBN:4061826417
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猪丸家に突然、謎の女が現れる。その名は、葦子。狐狗狸さんのお告げを伝える彼女が後妻に来てから、何かがおかしい…… そんなある日、屋敷の二階で密室殺人が起きた。惨事の元凶は狐狗狸さんなのか、はたまた…… 旧家をおそった凄惨な事件を、刀城言耶が解明する。(『密室の如き籠るもの』) 表題作ほか、4編を収録した短編集。
論理で行きつけないところに怪奇ありのミステリですが、短編ということもあってまとまりも良く面白かったです。若干長編の前後というネタふりはあるものの、シリーズ未読でも楽しめるのではないかなと思います。むしろこっちのほうが入門書の如く入り易いかもしれませんね。
投稿者 FOOL : 13:10 | コメント (0) | トラックバック
2009年04月21日
[感想] 『ロング・ドッグ・バイ』/霞流一
ロング・ドッグ・バイ
著者:霞 流一
出版社:理論社 単行本
発売日:2009-04
価格:¥ 1,680
ISBN:4652086326
【Amazon】
俺は犬。名はアロー。赤茶色の身体に、頭から背中にかけて白い矢のような模様が入っているので、この名前になった。東京郊外の小さな町、浮羅田町で暮らしている。このところ、人間たちと俺たち飼い犬の間で話題になっているのは、犬の銅像の前に突然出現したゴボウの謎だ。些細といえば些細なできごと。だが、妙な点が多すぎるのは確かだ。幼い柴犬・ボンタから依頼を受け、俺は渋々調査に乗り出した。だが、俺を待ちうけていたのは、不気味な幽霊犬の噂と、ますます混迷していく謎だった。その矢先、もうひとつの奇怪な事件が起きた。犬の鋭い嗅覚と観察眼をもってしか気づけない「不可能犯罪」。俺は、エキスパート犬たちの助けを借り、徹底的に謎を解明する決意をした。プロフェッショナルな技術を持つ犬たちが、リードから放たれ、深夜の町を疾走する!クールでスタイリッシュ、笑いと涙満載のドギー・ハードボイルド。
犬視点、でもそんじょそこらの犬ではなく、探偵+特技を持つ犬たちが謎を解き明かす感じのハードボイルドちっくなミステリ。いつものダジャレ感覚の言葉遊びもあり、犬ならではの捜査を駆使した探偵アクションものとなっております。犬だからか過剰な演出はないにしろ、犬のすご技を大いに楽しめばいいかなとも。謎?ああ、目立ってなかったかもしれません。
投稿者 FOOL : 13:09 | コメント (0) | トラックバック
2009年04月19日
[感想] 『二壜の調味料』/ロード・ダンセイニ
二壜の調味料
著者:ロード ダンセイニ
出版社:早川書房 新書
発売日:2009-03-06
価格:¥ 1,470
ISBN:4150018227
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調味料のセールスをしているスメザーズが、ふとしたことから同居することになった青年リンリーは、ずばぬけて明晰な頭脳の持ち主だった。彼は警察の依頼で難事件の調査をはじめ、スメザーズは助手役を務めることになる。数々の怪事件の真相を、リンリーは優れた思考能力で解き明かしていくのだった―― 探偵リンリーが活躍するシリーズ短篇9篇を含む全26篇を収録。
帯にもあるように奇妙な謎という作品が色々。序盤は探偵と助手固定だったので、そういったシリーズものの一冊かと思っていたら、後半いろんな毛色の作品がでてきましたね。証明できない謎というのが多い印象をうけました。ただ、スパイっぽいものが多かったところだけは好みにあわなかったかも。
投稿者 FOOL : 12:32 | コメント (0) | トラックバック
2009年04月17日
[感想] 『密室・殺人』/小林泰三
密室・殺人
著者:小林 泰三
出版社:角川書店 文庫
発売日:2001-06
価格:¥ 780
ISBN:4043470045
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私立探偵・四里川陣と助手の四ツ谷礼子のもとを訪れた依頼人は「息子の殺人容疑を晴らしてほしい」と泣きついた。事件の起きた亜細山に向かう礼子だが、電車で乗り合わせた老人は山にまつわる怨霊伝説を語る。礼子を悩ます、「密室殺人」ならぬ「密室」&「殺人」の謎。さらには、彼女の心に眠るおぞましい記憶が覚醒し、増幅していく……
コミカルさとおどろおどろしさを混ぜて密室ミステリにしたという雰囲気の作品。個人的には結構好みかも。謎の要素は明かされてみるとシンプルで納得できるし、探偵にまつわる仕掛け(設定)も解釈の仕方の楽しみ方もあるかのかなと思ったり。どこかのサイトで紹介されていた「スタンドだった」はなかなかいいなぁと。
投稿者 FOOL : 12:29 | コメント (0) | トラックバック
2009年04月16日
[感想] 『たのだん(2) ソード・ワールド2.0リプレイ』/藤澤さなえ
ソード・ワールド2.0リプレイ たのだん(2)
著者:グループSNE
出版社:富士見書房 文庫
発売日:2009-03-19
価格:¥ 609
ISBN:4829145501
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凶悪な蛮族たちとの戦いに負けて捕まってしまった、ヒヨコ君のキャラクター“チロル”とその仲間たち。装備も眼も奪われて絶体絶命のピンチに陥ったチロル一行を相手に、ゲーム・マスター田中が用意したとっておきのシナリオとは? ダンジョンを捜索し、謎を解明し、モンスターをなぎ倒す…そんなRPGの面白さをいろいろ詰め込んだシナリオの数々は、初心者ゲーマーには新鮮に、熟練ゲーマーには懐かしく感じること間違いなし。
プレイヤー視点は、これまでのリプレイと違った面を見せてくれるので面白いですが、変なノリに行き過ぎるのもどうかなとも。しかし薄いですね、本厚が… なんかシリーズ的に終わりっぽい雰囲気ですが、初心者の導入としてはこんなもんなんですかね。
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2009年04月14日
[感想] 『秋期限定栗きんとん事件 (下)』/米澤穂信
秋期限定栗きんとん事件〈下〉
著者:米澤 穂信
出版社:東京創元社 文庫
発売日:2009-03-05
価格:¥ 609
ISBN:4488451063
【Amazon】
ぼくは思わず苦笑する。去年の夏休みに別れたというのに、何だかまた、小佐内さんと向き合っているような気がする。ぼくと小佐内さんの間にあるのが、極上の甘いものをのせた皿か、連続放火事件かという違いはあるけれど…… ほんの少しずつ、しかし確実にエスカレートしてゆく連続放火事件に対し、ついに小鳩君は本格的に推理を巡らし始める。小鳩君と小佐内さんの再会はいつ―――
情報操作というほどではなかったのでは、と思ってみたり。まあ、目立たないところで…なんですが。人物たちの描写がなんとなく減り、月日の流れと共に起こった出来事が淡々と過ぎ去っていったのかなという感じがあり、後始末的な一冊という印象をうけました。結果なんだろう、何が必要で何が必要ないかということを延々時間をかけて見出したのかなとも。しかし、哀れなのは瓜野くん、ずたずたですな。さて、次は冬期になるとは思いますが、ラストなのかな?
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