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2007年12月12日

[感想] 『夜を買いましょう』/浅暮三文

 夜を買いましょう

 著者:浅暮 三文
 出版社:集英社 文庫
 発売日:2007/10
 価格:¥ 820
 ISBN:4087461890

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 製薬会社の新薬開発担当の遠藤は、インドネシアの小島でとてつもない強精作用のあるキノコを発見した。意気揚々と帰国したが会社は外資に合併され彼の居場所はなかった。だがこのキノコの能力は強精だけではなかった。人の睡眠を蓄積し、コントロールする働きがあったのだ。遠藤らはキノコによる世界初の睡眠ビジネスをもくろむ。

 序盤は強精作用とあるとおり、そっち方面の展開が行なわれ、ああ、浅暮さんっぽい作品だなーと思っていましたが、睡眠を扱いだした辺りからSF風というか筒井康隆っぽい雰囲気になっていきました。ファンタジーなんだか、奇想系というんだか、なんとも言えない夢の世界とビジネスを結び付け、ぐちゃっとした世界にある種の結末を迎えるという。まあ、なかなかに面白いと感じました。

投稿者 FOOL : 2007年12月12日 22:11

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