2006年11月26日
[感想] 『ハナシにならん!』/田中啓文
[ [感想] 2006年度
| た行
]
ハナシにならん!―笑酔亭梅寿謎解噺〈2〉
著者:田中 啓文
出版社:集英社 単行本
発売日:
価格:¥ 1,890
ISBN:4087748235
落語家笑酔亭梅寿に弟子入りした、金髪鶏冠頭の不良少年・竜二。落語だけが芸のこやしにはならないと、色々なこと手を出し始めるが、世間は厳しい。師匠も厳しい。江戸落語や漫才にこけにされ、時には事件にも巻き込まれながらも、成長していく落語ミステリの第二段。
ストーリー的には落語中心でありながらほかの”芸”についての話題が登場しはじめます。それに感化され、落語という”芸”の良し悪しに悩む竜二と、その周りを巻き込んでの騒動開始。落語の世界も楽じゃない、というのを読ませながらも、落語の魅力を伝えてくれるこのシリーズは、なんともいえない面白さがあります。ミステリ的要素が逆に邪魔にすら思えてくるほどに落語のくだりが面白いです。なんとなくシリーズ的にはこれで完結かな、とも思わせられたのですが、もうちょい続けて欲しいシリーズでした。
投稿者 FOOL : 2006年11月26日 21:57
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