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2006年11月17日

[感想] 『二枚舌は極楽へ行く』/蒼井上鷹

 二枚舌は極楽へ行く

 著者:蒼井 上鷹
 出版社:双葉社 新書
 発売日:
 価格:¥ 860
 ISBN:4575007544

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 「オレに愛する妻を殺した犯人がここにいる。犯人には密かに毒を盛った。自白すれば解毒剤をやる」「え、え、まさかオレを疑ってないよね……え、苦しい、ウソ、まじ!?」 袋小路に入った主人公と、思わず一緒になって手に汗にぎる「野菜ジュースにソースを二滴」ほか、短編掌編合わせて12編の傑作コージ-ミステリー。

 非常に短いショートショートもあり、後味の悪さがスッキリしているという短篇集。面白いというか、好きですね、こういう話。情けない人間、強気な人間、登場人物たちがコミカルながらも生き生きとしており、最後の最後は読者に丸投げです。それぞれの話には参考にならない<参考文献>があり、どこが参考なのかを考える楽しさもアリです。全然わかりませんでしたが。『ラスト・セッション』『二枚舌は極楽へ行く』あたりはミステリとしての完成度もそこそこで好きな話でした。これから期待できる作家さんの作品になっていきそうです。

投稿者 FOOL : 2006年11月17日 22:55

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