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2006年06月05日

[感想] 『空の境界』/奈須きのこ

 空の境界 上

 著者:奈須 きのこ
 出版社:講談社 新書
 発売日:2004/06/08
 価格:¥ 1,155
 ISBN:4061823612

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 空の境界 下

 著者:奈須 きのこ
 出版社:講談社 新書
 発売日:2004/06/08
 価格:¥ 1,260
 ISBN:4061823620

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 二年間の昏睡から目覚めた少女・両儀式が記憶喪失と引き換えに手に入れた、あらゆるモノの死を観ることのできる”直死の魔眼”。浮遊する幽霊の群れ。人の死を収集する螺旋建築… この世の存在のすべてを”殺す”、式のナイフに映る数々の怪異。非日常の世界は、日常の世界と溶け合って存在している―――

 序盤、移り変わる視点、場面、時間軸の所為で何が何だかを理解するのが精一杯という、作者には分かってるけど読者を置いていく展開にちょいと嫌気もさしていましたが、中盤から時間軸が安定すればそれなりに読めました。ラノベですが、価値観とかSFチックな考え方とか薀蓄系に偏るタイプのラノベってな感じでした。とにかく非日常。魔術師と着物を着た異常人と、全てに優しい探偵。化け物とのバトル、魔術師どうしの駆け引き等、なので小説よりコミックの方が向いていそうです。ラストの辺りになると同じ展開ばかりでちょいとダラケ気味でしたが、まあそれなりのハッピーエンドに落ち着いたかなというところでしたね。ここまで長い必要もあんまり感じませんでした、むしろ完結しない短篇集のほうがよかったんじゃ?

投稿者 FOOL : 2006年06月05日 23:43

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