2006年05月23日
[感想] 『スラムオンライン』/桜坂洋
[ [感想] 2006年度
| さ行
]
スラムオンライン
著者:桜坂 洋
出版社:早川書房 文庫
発売日:2005/06/09
価格:¥ 630
ISBN:4150308004
Aボタンをクリック。ぼくはテツオになる―――現実への違和感を抱えた大学1年の坂上悦郎は、オンライン対戦格闘ゲーム<バーサス・タウン>のカラテ使い・テツオとして、最強の格闘家をめざしていた。大学で知りあった布美子との仲は進展せず、無敵と噂される辻斬りジャックの探索に明け暮れる日々。リアルとバーチャルの狭間で揺れる悦郎は、ついに最強の敵と対峙するが…
青春小説なんですが、なんとも主人公の立ち位置がいまいち理解できません。廃人ゲーマーかと思ったら、普通に女の子とデート? でも深く立ち入らないという。だからオタクとも違う、何に興味があるかといえばゲームのみ。なんやねん、という中途半端さが付きまといます。若者っぽくない世捨てな若者? 物語もオンラインゲームの中の話と現実がかわるがわる展開されますが、関連性もさほどなく、私にはオンライン内に過剰に移入していく主人公が理解できませんでした。結局、主人公が理解できないと物語へのめりこめず、歯がゆさがただよう感想となりました。悪くはないんですが、中途半端さというか、なんなんだ?ですね。
投稿者 FOOL : 2006年05月23日 22:47
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