2006年04月03日
[感想] 『消えた探偵』/秋月涼介
消えた探偵
著者:秋月 涼介
出版社:講談社 新書
発売日:2006/02/07
価格:¥ 998
ISBN:4061824686
入った時と同じ扉から出なければ異世界に迷い込んでしまう―――そう信じているスティーヴンはある晩、診療所で死体を目撃した後、何者かに違う扉から突き落とされてしまう。目を醒ますとあるはずの死体は消えていた。真相を究明するために彼は調査を開始する。一向に見えてこない事件の真相の先にあったものは?!
荒唐無稽ながら意外と楽しめたりしました。登場人物たちはいわゆる精神患者。主人公は扉は異世界へと繋がっていると信じる異邦人、他にも多重人格や人形遣い、不眠症、多重恐怖症など一筋縄ではいかない人物たちが揃う中、事件が勃発。主人公はそのまま”異世界”へと落ちてしまい、”別世界”では事件が起きていないというもの。もちろん現実であるからして、”異世界”なんてないのですが、ここまで事件が存在しないと思わず”異世界”を信じそうになったりも。序盤は説明が多く、若干うっとおしいのですが、中盤から後半にかけてはすっきりとし、その展開を楽しませてもらいました。ラストが一気に終わってしまい、解決が不親切かな、という部分はありましたが、これはこれで面白かったと思います。
投稿者 FOOL : 2006年04月03日 23:59
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トラックバック時刻: 2006年04月19日 07:39
» 消えた探偵 著者:秋月 涼介 from 読むなび!(裏)
≪採点(読むなび!参照)≫
合計:50点 http://koroxkoro.web.fc2.com/
≪梗概≫
入った時と同じ扉から出なけれ... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年04月21日 18:48
コメント
読み終わってみて、同感でした!決して悪くはないのですが、個人的に横文字の登場人物は混乱する性格なので、より前半部の読みにくさが目立ってしまったのが残念でした。
投稿者 KORO : 2006年04月21日 18:52
序盤が説明的になっちゃうのは仕方ないんでしょうが、そこをいかにスムーズに導入してくれるかが作家の腕の見せ所ですよね。
投稿者 FOOL : 2006年04月28日 00:05
