2006年01月14日
[感想] 『落下する緑』/田中啓文
[ [感想] 2006年度
| た行
]
落下する緑 永見緋太郎の事件簿
著者:田中 啓文
出版社:東京創元社 単行本
発売日:2005/11/29
価格:¥ 1,890
ISBN:4488012086
師から弟子へ連綿と受け継がれたクラリネットの秘密、消えた天才トランペット奏者の行方、国民的時代小説化の新作を巡る謎、3000万円もするウッドベースを壊した真犯人とは何者か? テナーサックス奏者・永見緋太郎が解き明かす「日常の謎」を扱った7編の連作短篇集。
田中さんのいつもの駄洒落、グロ、ギャグはなくきわめて「フツー」なミステリ小説。いや、普通よりもむしろ良い出来の日常系ミステリだと思います。音楽にしか興味の無い探偵、しかしそのジャズの天才ぶりが他のジャンルでも発揮、一気に謎を解き明かすスタイルはなかなか。キャラクターも好感が持て、駄洒落でつちかった(?)テンポのよさもあり一気によめました。お勧めですよ。
投稿者 FOOL : 2006年01月14日 22:45
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