2005年12月31日
[日常] 今年も最後
というわけで、あっという間の2005年の最後の日です。一人実家に帰省し、実家からの更新です。(え、相方はどうしたかって? 相方は相方の実家ですよ)
さて、10月ぐらいから仕事が戦場となり、サイトの更新もあんまりできず、ついでにサボり癖までつきかけている状態のまま年越しという、まあ来年がんばれればがんばりますが、まだしばらく戦場が続きそうで… ま、気の長い方は見捨てずによろしくお願いします。
ラーメン屋で会計後、「よいお年を」と声をかけられてちょっと感動したり。
2005年はいろいろありました。結婚したりblog化したり。来年はどうなるんでしょうか。ということで読書についてまとめてみれば。
読了本:116冊
面白かった本:
『扉は閉ざされたまま』/石持浅海
『老ヴォールの惑星』/小川一水
『夜のピクニック』/恩田陸
『SPEED』/金城一紀
『容疑者Xの献身』/東野圭吾
といったところでしょうか。やっぱ純粋に「面白い本」となるとミステリよりエンタメ系にシーソーが傾きます。来年も面白い本に数多く当たるといいのですが。
ではでは、みなさまよいお年をー 関西の方は新年会でお会いしましょうー
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[感想] 『怪盗ニックを盗め』/エドワード・D・ホック
怪盗ニックを盗め
著者:エドワード・D. ホック
出版社:早川書房 文庫
発売日:2003/08
価格:¥ 861
ISBN:4150735042
二万ドルの報酬で価値のないものだけを盗む、変わり者の盗賊ニック・ヴェルヴェット。今日の依頼で待ち合わせ場所に足を運んだが、突然背後から殴られ、目覚めると見知らぬベッドに拘束されていた。一体誰が、何の目的で泥棒なんかを誘拐するのか? 盗みのプロのニックが逆に盗まれてしまう表題作の他、プールの水、山の雪、ホームズのスリッパなど、心優しき怪盗ニックが十二の難関にアッと驚く発想で挑む待望の第二短編集。
やさしさ、クールさ、そして探偵に劣らぬ推理力はまさに怪盗。違う視点からの探偵小説でもあるニックシリーズです。いや、まったく変なものばかりの盗みの依頼。その裏側にある”何故”の数々、実にお見事。泥棒ものとしてのサスペンス、スリルを楽しみつつ、謎を追いかける探偵もの、ミステリとして読める部分が高評価であります。手軽に気分転換に楽しめる実によい一冊でした。
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2005年12月25日
[日常] リフレッシュ
クリスマスー、は相方とまったりと過ごしました。ご馳走が出てきすぎて食べ過ぎて気分悪くなったり。あー、ひさしぶりに休めたような。
年末年始は休めそうな展開です。このまま何事もなく、たのんます。といっても相方が明日から年始まで実家に帰っちゃうんで一人になっちゃうんですが…
えー、日記はほんと週一で感想だけとかになってますが、平日は仕事ばっかりで他に何にもできてないんですよね。だから書くネタがないというか、なんというか。そりゃ仕事に関連してなら書くネタありますよ。約一名の人が「気持ち悪くなったから風にあたってきます」と言って、外に出たまま帰ってこなくなったとか、ね。
新年会、日にちとかも決まりそうですね。放出本も現在整理中です。うー、ひさしぶりに色々ミステリトークだけじゃなく愚痴りたいっすな。
コミックはそれなりに買ったかも、ってひぐらしばっかりですが。続きにでも載せときますか。
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[感想] 『トライアル・トラブル 新ソードワールドRPGリプレイ集NEXT 5』/藤澤さなえ
トライアル・トラブル―新ソード・ワールドRPGリプレイ集NEXT〈5〉
著者:藤澤 さなえ
出版社:富士見書房 文庫
発売日:2005/12
価格:¥ 609
ISBN:4829144645
ロマールに戻ったぺらぺらーずに早速盗賊ギルドから呼び出しが! 待っていたのは、ギルドの大幹部、しかも超色っぽいお姉さんだ! これまでの功績から幹部昇進を打診され、二つ返事でOKしたクレスポとベルカナ。他のメンバーも異論はなく、お気楽冒険者から一転、ぺらぺらーずの幹部候補生としての冒険が始まった!
盗賊ギルドの幹部昇進コース、ということで、また普通とは違った流れになってきました。リプレイとしての手本とはちょいずれてきてますね。まあそれはそれとして、あいかわらず失敗つづきのマスタリングが目を惹きますが、それはそれで普通のプレイに近いものがあり好感はもてるかも。しかし、便利アイテムとかが出てきすぎです。そりゃプレイヤーは楽したいがための技なのですが、微妙ななにかが。知恵と勇気はどうした、ってこれも知恵ですかい。はいそうですね。
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[感想] 『夜明けのフロスト』/アンソロジー
夜明けのフロスト
著者:R・D・ウィングフィールド他
出版社:光文社 文庫
発売日:2005/12/08
価格:¥ 600
ISBN:4334761623
平穏無事で和やかなクリスマスであってほしいと願うフロストだったが、期待はむなしく裏切られた。早朝、商店の戸口に赤ん坊が捨てられていて、その着衣には血痕が付着していた。少女失踪事件も発生し、また一方で、百貨店の事務所の金庫が荒らされ大金が盗難に遭っていた。署内はてんやわんやの大騒ぎ。しぶしぶながらフロストが捜査に乗り出し…(『夜明けのフロスト』/R・D・ウィングフィールド) 表題作を始めとし、クリスマスをテーマとした海外作家たちのアンソロジー。
相変わらずのフロストシリーズのクオリティは非常に高いです。短編(中編?)ながらも詰め込めるだけの事件が詰め込まれ、それらが時系列で解決されていき、そしてラストのオチまでしっかりしているという。素晴らしい。その他の短編もクリスマスネタで、なかなかの一品がそろってます。まあ、ちょっと物足りないのもありますが。短編ぞろいということで、ちょっとしたときに気軽に読めますし、オススメですよ。
投稿者 FOOL : 23:04 | コメント (0) | トラックバック
2005年12月18日
[感想] 『暁の密使』/北森鴻
暁の密使
著者:北森 鴻
出版社:小学館 単行本
発売日:2005/12
価格:¥ 1,785
ISBN:4093797153
仏道のために命を賭して西蔵の聖地・拉薩を目指した仏教者がいた。その名は能海寛。明治31年、能海は西蔵へと旅立つ。欧米列強の強圧に呻吟する明治政府が能海に託した秘策とは…
歴史ものは苦手です。北森さんの新刊ということで読んだのですが… むーん。冒険小説ととれないこともないですが、内容はリアルです。最初~中盤にかけては疑うことをしらぬ能海に視点があい、読みやすかったのですが、中盤以降は拉薩を目指すほかの人々である政治関係者、洋人、ダライ・ラマの配下など入り混じり、わからないこともないのですが、政治的背景がばーと拡がってきてストーリーが大きすぎ。史実、歴史にたいするアプローチなのでそれは正しいのですが、物語として読んだときには、ちょっと難しすぎるというのが私の印象(読み方)でしょうか。ラストも史実である以上、そういう終わり方は仕方ないのかもしれませんが、正直キツイと感じたものも。むーん、やっぱり歴史ものは苦手なのです。
投稿者 FOOL : 23:14 | コメント (0) | トラックバック
2005年12月11日
[日常] 秋はどこへ行った
なんとも日記というようりも週記となっています。そんな日々を送ってると思ってくださいな。
PS2『ローグ・ギャラクシー』は一応購入。ほとんどプレイできていませんが。ドラクエとFFとSFの何かを足して割った感じです。砂漠の惑星から始まるあたりに『スターウォーズ』を感じてしまったり。でも舞台が宇宙なのに武器は剣だったりします。飛び道具も手裏剣って、をいをい…
ほんと、早いものですでにもうすぐ今年も終わり。秋っていつの間にか通り過ぎてますよね。読書の秋は一体どこへ?
BOOK・OFFで『イン・ザ・プール』のDVDをゲットしてしまいました。落ち込んだりしたときはこれを見て爆笑したいと思います。
続きには上記で出てきた商品情報などを。
投稿者 FOOL : 22:52 | コメント (0) | トラックバック
[感想] 『夏の名残りの薔薇』/恩田陸
夏の名残りの薔薇
著者:恩田 陸
出版社:文藝春秋 単行本
発売日:2004/09/25
価格:¥ 1,950
ISBN:4163233202
山奥のクラシックなホテルで、毎秋開かれる豪華なパーティー。三人の姉妹たちが語る嘘とも真実ともしれない物語。招かれる客人、彼女たちの子ども、孫たち… 不吉な前兆、次々と起こる変死事件… 彼らの目に映る真実は一体何か? 真実と幻の境界線はどこにあるのか…?
なんというか、最後の最後までそういう展開でおわっちゃったかー、という作品。風呂敷を広げて広げて、広げっぱなし。変化する視点、それぞれが体験する不思議な事件。しかし別視点では、なかったこととなる現実。色々なことを考えながら読んでいたんですが、まあなんというか恩田作品らしい展開で… 正直ガッカリというか、残念ながら、でした。
投稿者 FOOL : 22:32 | コメント (0) | トラックバック
2005年12月10日
[感想] 『容疑者Xの献身』/東野圭吾
容疑者Xの献身
著者:東野 圭吾
出版社:文藝春秋 単行本
発売日:2005/08/25
価格:¥ 1,680
ISBN:4163238603
水商売から足を洗い、弁当屋に勤務する花岡靖子。そんな彼女の元にすでに別れた夫・富樫慎二が訪れる。金をせびり、やがて悪意を撒き散らすであろう富樫を靖子とその娘・美里は突発的に殺害してしまう。「自首するしかない」、そんな彼女たちの元へ隣人であり数学教師の石神が「私がなんとかします」という申し出を… 石神よって作り出された鉄壁のアリバイ、警察はそれに挑んでいくが…
まずは犯罪者側の視点。そして、事件後の処理をどう行ったかは語られず警察側の視点へと移行していきます。有名どころでは刑事コロンボと同様に倒叙形式をとっています。犯罪者側の石神の仕掛けたアリバイトリックとは一体何か、そしてそれをどう解き明かしていくのか警察サイド、という息詰まる攻防に恋愛要素、男同士の友情+ライバル物語が進行していきます。実に物語の奥行きが深くしっかりと根付いた何かが旨みを引き出しているような気がします。全体としてどっしりと安定しており、犯人がわかっていても「真実」という謎がオブラートでくるまれているため、謎への興味をも忘れさせない上手さがあります。色々と評価が高いのも納得の一冊でした。未読の方は是非読んでみてください。
ちなみに、本作品は探偵ガリレオシリーズです。といっても私はこのシリーズをはじめて読んだのですが… ということでシリーズ未読の方でも楽しめるはずです、私は楽しめました。
投稿者 FOOL : 23:45 | コメント (0) | トラックバック
[感想] 『サル知恵の輪』/霞流一
サル知恵の輪
著者:霞 流一
出版社:アクセスパブリッシング 単行本
発売日:2005/11
価格:¥ 1,260
ISBN:4901976338
「紅門福助探偵事務所」、その扉を叩いたのは瀕死の依頼人だった。彼は犬のチー太を残して死亡、身元はお好み焼き屋「ジャングル」のオーナーだった。成り行きで事件を調べれば、次々と現れる死者の数々。サルになぞらえられた事件現場はいったい何を意味するものか?
いつもと比べると、薀蓄こそは出てきますが、事件への動物の関与は意外と浅いかもしれません、印象的に。お好み焼きに焼きそば、焼きうどん、鉄板の町での騒動とそれを彩る人物たちは相変わらず変人ぞろいで、やりとりかけひきが楽しめます。最後の最後には霞さんにしては珍しい趣向も凝らされており、一粒で二度楽しめた気分にも。やっぱりなんだか霞作品とは波長が合うようです。
投稿者 FOOL : 23:34 | コメント (0) | トラックバック
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