2005年12月31日
[感想] 『怪盗ニックを盗め』/エドワード・D・ホック
[ [感想] 2005年度
| ハ行
]
怪盗ニックを盗め
著者:エドワード・D. ホック
出版社:早川書房 文庫
発売日:2003/08
価格:¥ 861
ISBN:4150735042
二万ドルの報酬で価値のないものだけを盗む、変わり者の盗賊ニック・ヴェルヴェット。今日の依頼で待ち合わせ場所に足を運んだが、突然背後から殴られ、目覚めると見知らぬベッドに拘束されていた。一体誰が、何の目的で泥棒なんかを誘拐するのか? 盗みのプロのニックが逆に盗まれてしまう表題作の他、プールの水、山の雪、ホームズのスリッパなど、心優しき怪盗ニックが十二の難関にアッと驚く発想で挑む待望の第二短編集。
やさしさ、クールさ、そして探偵に劣らぬ推理力はまさに怪盗。違う視点からの探偵小説でもあるニックシリーズです。いや、まったく変なものばかりの盗みの依頼。その裏側にある”何故”の数々、実にお見事。泥棒ものとしてのサスペンス、スリルを楽しみつつ、謎を追いかける探偵もの、ミステリとして読める部分が高評価であります。手軽に気分転換に楽しめる実によい一冊でした。
投稿者 FOOL : 2005年12月31日 18:55
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