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2005年12月18日

[感想] 『暁の密使』/北森鴻

 暁の密使

 著者:北森 鴻
 出版社:小学館 単行本
 発売日:2005/12
 価格:¥ 1,785
 ISBN:4093797153

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 仏道のために命を賭して西蔵の聖地・拉薩を目指した仏教者がいた。その名は能海寛。明治31年、能海は西蔵へと旅立つ。欧米列強の強圧に呻吟する明治政府が能海に託した秘策とは…

 歴史ものは苦手です。北森さんの新刊ということで読んだのですが… むーん。冒険小説ととれないこともないですが、内容はリアルです。最初~中盤にかけては疑うことをしらぬ能海に視点があい、読みやすかったのですが、中盤以降は拉薩を目指すほかの人々である政治関係者、洋人、ダライ・ラマの配下など入り混じり、わからないこともないのですが、政治的背景がばーと拡がってきてストーリーが大きすぎ。史実、歴史にたいするアプローチなのでそれは正しいのですが、物語として読んだときには、ちょっと難しすぎるというのが私の印象(読み方)でしょうか。ラストも史実である以上、そういう終わり方は仕方ないのかもしれませんが、正直キツイと感じたものも。むーん、やっぱり歴史ものは苦手なのです。

投稿者 FOOL : 2005年12月18日 23:14

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