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2005年12月10日

[感想] 『サル知恵の輪』/霞流一

 サル知恵の輪

 著者:霞 流一
 出版社:アクセスパブリッシング 単行本
 発売日:2005/11
 価格:¥ 1,260
 ISBN:4901976338

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 「紅門福助探偵事務所」、その扉を叩いたのは瀕死の依頼人だった。彼は犬のチー太を残して死亡、身元はお好み焼き屋「ジャングル」のオーナーだった。成り行きで事件を調べれば、次々と現れる死者の数々。サルになぞらえられた事件現場はいったい何を意味するものか?

 いつもと比べると、薀蓄こそは出てきますが、事件への動物の関与は意外と浅いかもしれません、印象的に。お好み焼きに焼きそば、焼きうどん、鉄板の町での騒動とそれを彩る人物たちは相変わらず変人ぞろいで、やりとりかけひきが楽しめます。最後の最後には霞さんにしては珍しい趣向も凝らされており、一粒で二度楽しめた気分にも。やっぱりなんだか霞作品とは波長が合うようです。

投稿者 FOOL : 2005年12月10日 23:34

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