2005年11月05日
[感想] 『フェティッシュ』/西澤保彦
[ [感想] 2005年度
| な行
]
フェティッシュ
著者:西澤 保彦
出版社:集英社 単行本
発売日:2005/10
価格:¥ 1,995
ISBN:4087753530
完璧なる少年。興味あるなしにかかわらず目を惹き、いつの間にか夢中になってしまう謎の少年。葬儀で、病院で、ショッピングモールで、色々な人が彼に出会い、そして”何か”に巻き込まれ狂っていく… 「決して触れてはいけない」、それがルールである。
複数の視点。それぞれの物語が絡み合います。最近の西澤さんの作風でもあるダークな面、人の奥深くの感情と、以前の特殊な設定を生かす、という部分が融合したSFともミステリーともホラー取れる話なのかなあと思ったり。色々なフェチな展開もまた、ダークサイドが現れています。全体的に引き込まれていき、忘れたと思った視点が再び復活したり、一概にパターンをもたないところもなかなか面白いです。ただ、最後の収束のしかたがもう一つ盛り上がりにかけたかな、という部分も。不完全燃焼でしょうか。
投稿者 FOOL : 2005年11月05日 22:48
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