2005年07月17日
[感想] 『腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿』/西澤保彦
[ [感想] 2005年度
| な行
]
腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿
著者:西澤 保彦
出版社:実業之日本社 単行本
発売日:2005/07/16
価格:¥ 1,680
ISBN:4408534773
普段は目に付かない張り紙。大学の窓口や病院にいつの間にかある窓口。「櫃洗市のみなさまへ 日頃のご意見、ご要望、なんでもお聞かせください 個人的なお悩みでもお気軽にどうぞ」 無表情で丸いフレームの銀縁メガネをかけ、白いシャツ、きちんと締めた黒っぽいネクタイ、黒い腕貫の男が座っている。殺人事件に巻き込まれた相談や、体調の悪い母の相談、ほんの些細なことまでなんでも解決の糸口を見つけてくれる探偵は、悩みを聞くといなくなっているのです…
ありえない場所に設置される出張所に座る男。話を聞いて、的確な指示や謎を解き明かす安楽椅子探偵。どことなく不思議ですが、同じ西澤さんの『完全無欠の名探偵』を連想させる部分があります。悩みを喋る人々は喋ることで自身の中の「何か」を見つけるきっかけとなっているのではないでしょうか? 全体的には日常系でありパズラー要素の強いミステリであり、解決に至る道筋も実にシンプルスマートで、なんとも純粋に楽しませてもらいました。キャラも面白いですしね。名前が読みにくいのは相変わらずですが。中でも『スクランブル・カンパニィ』はかなりツボでした。この登場人物たちで短編シリーズ書いて欲しいぐらいに。
投稿者 FOOL : 2005年07月17日 00:23
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これは面白かったですね。
究極の安楽椅子探偵登場か??
探偵役は過剰にキャラクターをつくりたがる昨今にあって、これほど地味な探偵は珍しいのでは。
しかも話... [続きを読む]
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