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2005年06月30日

[感想] 『誰のための綾織』/飛鳥部勝則

 誰のための綾織

 著者:飛鳥部 勝則
 出版社:原書房 単行本
 発売日:2005/05
 価格:¥ 2,100
 ISBN:4562038896

 【Amazon】 【bk1

 あの日、あの新潟の大地震の夜、私たちは拉致され、ある小さな島に監禁された。誘拐者たちは「おまえたちに、あの罪を認めさせるため」に連れてきたのだという。復讐だった。今にも私たちを殺してしまいそうな怒りだった。その夜、ひとりが木の枝で刺されて死んだ。しかし、私たちの誰も気づかずに、彼女を殺せたはずがないのだ。犯人はどうやって「そこ」に入ったのか。そして次のひとりが死んだ…

 非現実。誘拐した側も誘拐された側も、自分のことばかり。気が狂いそうな世界で、殺人が起きたとしても「それが何?」という心境になっちゃいます。たとえ不可能犯罪があったとしても、大して気にならない程度に… だって結局その”犯罪”が起こらなくても、いつ誰が殺されてもおかしくないような雰囲気だから。そういう意味で、ミステリ的な緊張感も感じられず、また衝撃の結末についてもそれほど衝撃をうけることはく「ほぉ」と思ってしまったわけで、感覚麻痺させられちゃうとなんか、ついていけない世界になっちゃいました。各所での評価は高いんですが… 雰囲気は好きなんですが、えげつなすぎる部分がちょいときつかったです。

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[日常] 寝

 休みをとって寝てました。頭痛がねー まったくもってよくわからない状況です。昨日、ボーリングなどやってたのがわるいのでしょうか。でもバファリン飲めばなんとでもなるんですよね。

投稿者 FOOL : 22:46 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月29日

[日常] 壁の向こう側

 会社でボーリング大会がありました。今回はなんだか参加人数も少なかったからか、ハンデつきで4位に入賞しちゃいました。2ゲーム共に120ちょいの成績だったんですが… で賞品としてDVD『Mr.インクレディブル』【Amazon】もらったんですが、趣味じゃないんですよね、微妙に。1位のiPod-shuffleがうらやましかったり。まあ音楽聴かないんですが。

 ところで、予想以上に多くの人がmixiに参加しているということを知ってしまいました。ホント壁の向こう側ではあんな人からこんな人までやってるんだから、正直ビックリと言うよりもショックを。すかいぷとかも最近はやりだしてるみたいですし、わたしゃついていけてません、もう最近には…

投稿者 FOOL : 23:28 | コメント (2) | トラックバック

[企画] 7月の読書【夏のロケットマン】計画

[ 企画 ]

 わし:「そろそろなんか企画でもする?」
 相方:「夏はいっつもポケミスマラソンやってるけどね」
 わし:「他になんかないかな? SFベストとか」
 相方:「普段読まないようなとこから、めっけもん探したいね」
 …

 で、色々話してましたが、結果「コミック『ロケットマン』(加藤元浩)のタイトルはSF作品のタイトルだったね」ということになりまして、そこからタイトル読みをしようということになりましたとさ。→相方がまとめたロケットマンタイトルリスト
 ま、タイトルに使われるぐらいだから、きっとそこそこ有名だったり、面白かったりするだろう、とふんでいますです。
 ……『ロケットマン』をBOOKOFFに持っていく前にタイトルメモっとけとか、そういうのも混ざってるかもしれませんが。

 全部で37冊。内、私はすでに以下の5冊は既読。
 ・『何かが道をやってくる』(レイ・ブラッドベリ)
 ・『たったひとつの冴えたやりかた』(ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア)
 ・『夏への扉』(ロバート・A・ハインライン)
 ・『虎よ、虎よ!』(アルフレッド・ベスター)
 ・『月は無慈悲な夜の女王』(ロバート・A・ハインライン)
 なんか入手困難そうな本も多数あるみたいで、どこから手をつけていくかは難しいところですな。『冷たい方程式』なんか比較的読んでみたい気も。

 ちなみにこの企画、かってに参加もOKですんで、暇な方は是非(笑)。

投稿者 FOOL : 08:35 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月28日

[日常] だうん

 数日前から頭痛はしてたんですが、今日だうん。やらなきゃダメな仕事だけ片付けて帰って、バファリン飲んで寝てました。熱は微熱でしたが、やっぱり夏バテなんだか…

 ところで「悪の温床化防止、実名でのネット活用促す」という記事。個人情報ダダ漏れになるやんか、ということをわかってていってるんでしょうか? これだけストーカーとかが問題になっているってな世の中なのに。ネット上は匿名でも裏でしっかり個人管理してくれれば実名じゃなくても問題ないような気はするんですが。大体、実名であるかどうかの確認って誰がやるんだろうかいな、とも。

投稿者 FOOL : 22:10 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月26日

[感想] 『キャッツアイころがった』/黒川博行

 キャッツアイころがった

 著者:黒川 博行
 出版社:東京創元社 文庫
 発売日:2005/06/23
 価格:¥ 650
 ISBN:4488442110

 【Amazon】 【bk1

 滋賀県北部の余呉湖で、身元不明の死体が発見された。唯一の手がかりは、胃の中にあった宝石キャッツアイ。続いて京都の美大生、大阪の日雇労働者が相次いで殺害され、ともにキャッツアイを口に含んでいた。事件の鍵は殺された美大生が死の直前に旅行していたインドにあると、啓子と弘美は一路彼の地へ旅立つ… 第4回サントリーミステリー大賞受賞作。

 素人探偵の女子大生二人と刑事たちの捜査が交わることなく互いに事件を追います。黒川さんの作品で女性がメインで登場する作品ってこれぐらいなものかもしれません。が、やっぱり違和感があります。関西を舞台に、下品なところもありますが、リアルさがあるため、なんでこんな素人が興味本位で探偵してるんや、と。ストーリー自体悪いわけでもないんですが、サントリーミステリー大賞が対象であるため、つくりがまさに二時間ドラマ向けっぽく感じてしまうところと、素人の出会う偶然の数々が、なんだかなー やはり黒川作品は野郎どもが下品さをだしながらも味のあるキャラクターで地道に捜査・推理するほうが面白いかなと思わされた一冊でした。二時間ドラマ好きなら、これでも十分OKでしょうけどね。

投稿者 FOOL : 22:52 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月25日

[日常] 本棚を組み立てよう

 先日注文していた本棚(1cmピッチオープンラック、文庫990冊収納、できるの?)が届いていましたので、本日組み立て。相方はFFでボス戦のため冷たく組み立て手伝いを拒否られてしまいました… 収納されるのは相方の本なのに…

 画像とか多いので、トップにはこんなところで、

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投稿者 FOOL : 23:33 | コメント (6) | トラックバック

[感想] 『折れた魔剣』/ポール・アンダースン

 折れた魔剣

 著者:ポール・アンダースン
 出版社:早川書房 文庫
 発売日:2005/06/09
 価格:¥ 840
 ISBN:4150115192

 【Amazon】 【bk1

 エルフ、トロールなど仙境の民がいまだこの地上に住んでいたころ、イングランドの強者オルムに初の息子が生まれた。だがその赤ん坊は、ある夜エルフの太守に連れ去られ、華麗な魔法の国でやがて屈強な戦士へと成長していく……彼スカフロクと、オルムのもとに残された取り換え子ヴァルガルド、この重い宿命を背負った二人の対決は、ノルンの三女神の紡ぎだす生と死の糸をたどって、栄光と悲劇の一大英雄叙事詩を展開する。

 色々なものを背負った二人の主人公。エルフの養子として育てられた気品あるスカフロク、トロールの子として生まれ取り換え子として人の元に送られたヴァルガルド。序盤、血のせいか、崩壊していくヴァルガルドの日常と、優雅で自身に満ち溢れるスカフロクの対照的な描写。中盤、常に対照的は二人はやがてエルフVSトロールの主役となっていきます。そのあたりになると物語にどっぷりと引き込まれ非常に面白く、また、神話的な描写も魅力的でした。中盤以降も揺れ動く二人の立場、おおきく変動する戦局など、見所とひきつける力の強いこと。神話的にはお約束みたいなタブーもありますし、ファンタジー好き、神話好きにはほんとオススメしたい本です。面白かったー

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2005年06月24日

[日常] blogの片隅で「必読書」についてコッソリと叫ぶ

 「魔術師が多すぎる」に関する話題(「魔術師は多すぎる」問題についてのまとめとか)から派生した「必読書」の話(「必読書」が多すぎるとか)に乗っかってみましょう。

 結論から言ってしまえば、自分の好きな本を読めばいいじゃないか、ということ。

 私はまあミステリ、SF、ライノベなど諸々を読んでいる本読みだと自分では認識しています。浅く広くのスタンス。で、ミステリなんかだと古典を代表する「必読書」に関しては、面白そうだと感じた本は読んでいますが、興味が湧かない場合は読みません。たとえば、「○○という本(古典)を読んでいないと、この作品は楽しめません」なんて本については、興味さえあれば読むかもしれませんが、わざわざ○○という本から読むということはめんどくさいからしません。もし、この作品を読んだ上で、○○という本に興味が湧けば読むかもしれませんが。
 結果、本を読むということは娯楽であって、娯楽のために苦労しなくていいやん、というスタンスなのです。これはミステリであれ、SFであれ、ライノベであれ共通です。そりゃ過去のいわゆる古典というのは全てのベースにあって、それをふまえることは大切なのかもしれませんが、同時にふまえなくても本を読むという行為は可能なのです。逆に踏まえた後の作品を読んで過去の古典に興味を抱いて、読んでみようという気持ちになるほうが自然だと思うのですが。むしろ元ネタを知らないと楽しめない作品って、どうなの? 元ネタの面白さを上手く自分の中に取り入れてるのかもしれないけど、他人のフンドシで相撲をとっている部分もあるんじゃないかなと。自分の文章だけで勝負できないんだか、どうだか…
 ということで、「この本オススメだよ」、「この本面白いし、こっちから読んだらもっと面白いよ」というアドバイスはOKです。ただ「この本面白いけど、絶対こっちから読んでね」とか「この本読むなら、これ読まないとダメだよ」という強制はNGです。

 …しかし、小説だと継承とかになるのに、コミックとかだとパロとか盗作とか言われるのはなんなんだか。金田一少年は島田荘司の継承先の姿だーという人はおらんね。

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2005年06月23日

[日常] 閉鎖と解放

 先日の「Musical Baton」とかってやっぱり知り合い同士の馴れ合いが限界なんだな、と思えてみたり。blog同士で未知のやりとりを支援するのがトラックバックだったりコメントだったりして、それを上手く利用したのがBatonなのかなと思うところもあって、とりあえずランダムな人にBatonを渡す(トラックバック)してみましたが、見事みんなスルーということで。やっぱり、スパムにしか見られなかったんだなと。結果、知り合いメインでのやり取りで、広がったように見えたblogも所詮は閉鎖空間、掲示板でのやりとりなんかと変わらんのだなと認識元に戻りました。
 ま、実質私も他のサイトにはほとんど書き込まないネット引きこもりなわけで、あんまり偉そうなことなど当然言えなかったりするわけですが。しかし、そろそろ新しい道しるべも欲しいかなと…

投稿者 FOOL : 23:39 | コメント (2) | トラックバック


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