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2005年06月12日

[感想] 『ネコソギラジカル(中) 赤き征裁VS.橙なる種』/西尾維新

 ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種

 著者:西尾 維新
 出版社:講談社 新書
 発売日:2005/06/07
 価格:¥ 1,134
 ISBN:406182399X

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 「―――諸手をあげて、喜べよ」  人類の最終存在、橙なる種・想影真心を伴って、「僕」こと”戯言遣い・いーちゃん”の前に「狐面の男」は現れる。バックノズル、ジェイルオルタナティブ… ”運命”の最悪の傍観者たる彼が唱える”世界の法則”は、この世の”真理”そのものなのか?

 なんというか、完全に「中身」が無くなったなぁという印象で、人外規格の化け物たちが暴れまわってるだけ、勢いだけの物語になっちゃった気がします。ミステリの”ミ”の字すらなくなっちゃって… それはそれでエンタメ小説だからいいんですが、もう戦闘シーンだけのコミックと何ら変わりないような。物語の加速、数多く新規投入される変人、ついでに過去シリーズの再登場キャラ。もうなにがなんだか。面白くないってわけでもないですが、ホント勢いと惰性だけで読んでるような、ワクワクドキドキがないのが残念です。まあ、いろんな意味で読者の予感を裏切りまくりな作品ではあるんですが。

投稿者 FOOL : 2005年06月12日 22:33

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