2005年04月30日
[感想] 『コロシアム・プレミアム 新ソード・ワールドRPGリプレイ集NEXT3』/藤澤さなえ
新ソード・ワールドRPGリプレイ集NEXT(3) コロシアム・プレミアム
著者:藤澤 さなえ
出版社:富士見書房 文庫
発売日:2005/04/20
価格:¥ 588
ISBN:4829144556
”旅人たちの王国”ロマール。この街最大の名物である闘技場では、遺跡などで捕らえてきた魔獣対腕利きの剣闘士たちの手に汗握る戦いが大きな目玉となっている。だが、その試合を間近に控えた魔獣ミノタウロスが檻からこつ然と消えうせた! 盗賊ギルドから依頼を受け、ミノタウロス消失の謎に挑むベルカナたち。捜査を進める彼らの前に、ついに姿を現したのはSWりプレイシリーズおなじみのダークエルフ! 防御力極薄のこのパーティにこんな強敵だしていいのか?
貧弱パーティーが智謀によってマスターの用意した巧妙なシナリオをクリアしていくシリーズ、相変わらず貧弱さは顕著に表れてますね。それにしてもマジックアイテムも色々出しますね、このマスター。甘いような印象も受けますが。しかしこれもやはり貧弱の所為かな… まあ、ちょっと全体的に弱い部分もありますが、SWの別一面を見せてくれるにはいいリプレイだと思います。
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2005年04月27日
[感想] 『へっぽこ冒険者とイオドの宝 ソード・ワールド短編集』/清松みゆき、他
ソード・ワールド短編集 へっぽこ冒険者とイオドの宝
著者:山本 弘
出版社:富士見書房 文庫
発売日:2005/02/18
価格:¥ 651
ISBN:4829116900
へっぽこもそしてサーラも! 盛りだくさんな短編集! サーラは、恋人デルとともにある屋敷に侵入しようとしていた。そこには、盗賊が盗むことが不可能な伝説的な宝を埋めたという噂があったのだ。ついに復活するサーラの冒険他、さまざまな物語がここに集結!
リプレイ面子から短編のシリーズものまで各種取り揃えられていました。でもあるネタのリレー小説。それほど突飛、奇抜ではないんですが、安心して読める作品かなと。へっぽこシリーズのオチが結構好みだったりします。へっぽこっぽくて。
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2005年04月23日
[感想] 『『ギロチン城』殺人事件』/北山猛邦
『ギロチン城』殺人事件―驚愕の密室犯罪
著者:北山 猛邦
出版社:講談社 新書
発売日:2005/02
価格:¥ 882
ISBN:4061824163
人形塚に残されていた「Help」という文字を書く書記人形と女性写真。この謎に迫るため探偵の幕辺と学生の頼科は人形の出所『ギロチン城』へ。密室で起きた城主斬首殺人事件という過去、外界を拒絶した構造、多くの処刑具、過剰なセキュリティが存在するこの異様な館で2人を待ち受けていたのは新たな密室殺人!
閉ざされた城、連続殺人、探偵の推理と、古きよきミステリなのかも。まあ設定は微妙にマニアックすぎる部分がありますが。なかなか雰囲気とか楽しく読ませてもらいました。大掛かりなトリックもバカっぽくてよかったです。なかなかオススメかも。首切り人形の話も非常によかったですしね。
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2005年04月17日
[感想] 『宇宙探偵ラスティ』/ブルース・コーヴィル
宇宙探偵ラスティ
著者:ブルース コーヴィル
出版社:早川書房 文庫
発売日:1989/04
価格:¥ 428
ISBN:415010817X
スペースコロニーICE-3の生化学研究生ラスティは、廃棄物処理タンクで男の死体を発見する。だが、当局が到着した頃には、死体はすでに溶けてなくなっていた。証言をまるで信じてもらえないラスティは、祖父の知人エルモ・パケット博士の力を借りて独自に捜査を始めるが、ラスティはさらに深く事件に巻き込まれることに…
ま、SFミステリでジュブナイル系です。あるコロニーで少年が死体を見つけるわけですが、死体は消え、コロニーからいなくなった人も存在しない状況で、「何が起こったのか」を調べるもの。SFらしい展開と、謎を追いつづけるミステリの展開が上手いこと融合できており、それなりに楽しませてもらいました。ついでにジュブナイルとしても成り立っているし、いやはやなかなかの掘り出し物ですよ。
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2005年04月16日
[感想] 『ギブソン』/藤岡真
ギブソン
著者:藤岡 真
出版社:東京創元社 単行本
発売日:2005/04/09
価格:¥ 1,785
ISBN:4488017096
果たして彼が向かったのは右の道か、左の道か、それとも正面の道か? ―――八月二日午前六時、待ち合わせの場所に高城秀政は現れず、そのまま失踪してしまった。敬愛する上司の行方を追う日下部の前に次々と現れる、奇矯な人びとと不可思議な事実。町内に出没する謎の救急車、血痕を残して消えた老人、生き別れの娘、正体不明の脅迫者。それぞれがパズルのピースのように結びつき始めても、杳として知れない高城の行方。大量のレッド・ヘリングに翻弄されながら、遂に日下部が直面した驚愕の真実とは?
大きな箱の中にふぞろいな大きさの箱がいくつも入っているような話。しかもその箱は、ふぞろいで、かつ重なり合って、騙し絵のように区切れない感じというべきですかね。内容は行方不明となった上司を延々と探すわけで、手に汗握る展開や、心躍る展開はなく地味に進みますが、なんとも不思議とひきこまれました。そこそこ楽しめたと思います。
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2005年04月10日
[感想] 『涼宮ハルヒの動揺』/谷川流
涼宮ハルヒの動揺
著者:谷川 流
出版社:角川書店 文庫
発売日:2005/03/31
価格:¥ 540
ISBN:404429206X
幻にしておきたかった自主映画だとか突然のヒトメボレ告白、雪山で上演された古泉渾身の推理劇や朝比奈さんとの秘密のデート。SOS団を巻き込んで起こる面白イベントを気持ちいいくらいに楽しんでいる涼宮ハルヒが動揺なぞしてる姿は想像できないだろうが、文化祭のハプニングであいつが心を揺らめかせていたのは確かなことで、それは俺だけが知っているハルヒの顔だったのかもな――― 「涼宮ハルヒ」シリーズ第6弾!
うーん、時系列がバラバラですよね、なのにつながりがあったりして微妙に読みにくいです。ついでに映画の短編は要りません、理解不能だから。正直、そろそろ目新しい面白さがなくなってきており、だらだらとクラブ活動というかちょいと不思議な学生生活をおくってるだけっぽくていまいちだったりします。もうちょっとアイデアを技を見せてもらわないと。
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2005年04月05日
[感想] 『呪縛の島の魔法戦士 魔法戦士リウイ ファーラムの剣』/水野良
魔法戦士リウイ ファーラムの剣 呪縛の島の魔法戦士
著者:水野良
出版社:富士見書房 文庫
発売日:2005/03/18
価格:¥ 546
ISBN:4829116986
魔法王の鍛冶師ヴァンが造った聖剣を求め、海を越え未知なる世界へと足を踏み入れたリウイ一行。未知なる世界の名は<ロードス島>――― 厳しい戦乱が打ち続き、怪物どもが跳梁する魔境が各地に存在する「呪われた島」! そこでリウイを出迎えたのは、フレイムの王カシュー、ロードスの自由騎士パーン、そして彼に寄り添うハイエルフのディードリットだった。
『ロードス島』と『リウイ』、共に水野さんの作品ですが、同じ舞台に上がるとここまでキャラが違うんだと思わされましたね。逆にディードリットは人間臭いし、パーンなんて人間を超越した精神構造してそう。全体的に人間関係うんぬんとロードスファンへのサービスっぽい作品で、戦闘や使命の部分での濃さはあんまり無かった印象です。
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2005年04月04日
[感想] 『挑め!捨身の大決戦 新ソード・ワールドRPGリプレイ集9』/秋田みやび
新ソードワールドRPGリプレイ集(9) 挑め!捨身の大決戦
著者:秋田 みやび
出版社:富士見書房 文庫
発売日:2005/03/18
価格:¥ 588
ISBN:482914453X
”魂入れ替えの杖”は手に入れたものの、ノリスに憑依したクランズを逃がしてしまったへっぽこパーティー。ノリス=クランズの陰険で執拗な罠を潜り抜け、ついにノリスの体を取り戻した一行に衝撃の事実が明かされる! 彼の目的はファンドリアの最終兵器を復活させることで、そのモンスターはすでに目覚めているというのだ! オーファンへと侵攻を開始した闇のモンスターを止めるため、友人たちの力を借りながら、決戦の地へと赴くイリーナたち。だが、そこには、思いもよらぬ運命が待ち受けていた!!
ダイスの神様の高笑いを聞きました。いやー、面白い。実にラストを飾ろうと努力したGMをあざ笑うかのような展開、10巻へ続く。これがあるから TRPGって面白いですよね。知恵の絞りあい、ショートする頭脳、予想外のダイス運、いろんなものがかみ合って、まさかそんなところへと着地するとは… 結末の悲劇と喜劇を楽しみにしています、ラスト一冊で、ほんとに終われればですが。
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2005年04月02日
[感想] 『蚊取湖殺人事件』/泡坂妻夫
蚊取湖殺人事件
著者:泡坂 妻夫
出版社:光文社 文庫
発売日:2005/03/10
価格:¥ 540
ISBN:4334738486
スキー場にやって来た慶子と美那。二人はゲレンデならぬ氷上で絞殺死体に遭遇してしまった。被害者の首には包帯が!? 警察は二人を疑っているらしい。そこで彼女たち身の潔白を証明するため、スキー場で知り合った男と協力して犯人捜しを始めるが…(表題作) 「謎解き」「奇術」そして「伝統職人もの」、バラエティに富んだ泡坂マジック、巧みの世界!
ミステリと職人の話の短編の混合。ミステリの話はそれなりに楽しめたりもするんですが、職人の話は落ちもなにもなく、淡々と進んでふと終わっちゃうと言う展開で、かなり拍子抜けだったり。ジャンルによって全然読み方を変えないといけない部分が私のような読者にはついていけない部分だったりします。
