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2010年01月16日

[感想] 『ソード・ワールド2.0リプレイ マージナル・ライダー(2)』/田中公侍

 ソード・ワールド2.0リプレイ マージナル・ライダー(2)

 著者:田中 公侍
 出版社:富士見書房 文庫
 発売日:2009-12-19
 価格:¥ 630
 ISBN:4829145706

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 馬泥棒の事件をなんとか解決し、さらに首謀者を捕らえるため王都デュボールを訪れたラファル一行。そこで、事件解決に協力してくれた公爵から“冒険者”として、ヴィエナ家の要人を護衛する依頼を受けるのだが… 本書ならではの新要素「キャラクター入れ替えシステム」による新たなパーティでの冒険、「ライダー」技能が使えない状況での迷宮探索、そしてGMの誤算からまさかの展開が!アクシデント続出!!フラグ折りまくりの主人公ラファルの“馬フェチ”からの脱却はあるのか。

 このパーティーメンバー入れ替え制は結構好きかもしれません。結構初心者プレイっぽくも見え、予想外に話が転がる点もリプレイとしては好み。ただ、戦闘の場の淡々とした記述が読み飛ばしそうになるというか。しかし別のリプレイもそうですが、とんでも設定を出してきますよね、その世界観を崩しそうなぐらいの。今回もシナリオに絡めてですが(スタローンはノリだからOK)、いいのかなーとも思ったり。それがTRPGの醍醐味といえばそうなんですが、地味な冒険者物語でもいいんだけどなー

投稿者 FOOL : 20:35 | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年01月14日

[感想] 『君がいなくても平気』/石持浅海

 君がいなくても平気

 著者:石持浅海
 出版社:光文社 新書
 発売日:2009-12-17
 価格:¥ 900
 ISBN:4334076874

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 携帯関連会社ディーウィとベビー用品メーカーのベイビーハンド。業務提携によって結成された共同開発チームは、いきなりヒット商品を生み出した。しかし、祝勝会の翌日、チームリーダーだった粕谷が、社内で不審死を遂げる。死因はニコチン中毒。殺人なのか?犯人は?疑心暗鬼のなか、共同開発チームに所属する水野勝は、同僚で、恋人でもある北見早智恵が犯人である決定的証拠を掴んでしまう…

 読み終わった感想としては、なんだか二時間ドラマものみたいだなーと。自己的な主人公はアリですが最後になんか変わってしまった感があったのが微妙かな。もっと冷たい感じの後味の悪さを出しても良かったかと。ミステリとしてのロジックのたどり方なんかは好きですが、解がある程度分かっているという点が興味を弱くするというか、もっとすごいどんでん返しが欲しかったなーと思いながら、あのスケールだと大概予想範囲に入っていたかもしれません。

投稿者 FOOL : 22:21 | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年01月10日

[感想] 『量子真空』/アレステア・レナルズ

 量子真空

 著者:アレステア レナルズ
 出版社:早川書房 文庫
 発売日:2008-08-06
 価格:¥ 1,680
 ISBN:4150116741

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 生物知性を見つけしだい破壊する謎の機械生命が人類を探知した!この怖るべき事態を知った連接脳派は、脱出用に最速の近光速宇宙船団を建造し、同時にかつて自らが開発した何者かに強奪された“隠匿兵器”の再入手を計画する。だが、連接脳派だけが生き残ることに反発したクラバインは、全人類のため、独力で“ 隠匿兵器”を再入手すべく、孔雀座デルタ星系へと向かうが…!?

 『啓示空間』および『火星の長城』のそれぞれの続編というところでしょうか。外的脅威となる謎の機械によって侵食される人類に対して、いくつかの勢力が対策を立てようと動くという話です。まあなんというかド派手な戦闘なんかはダイジェストで、宇宙船での追いかけっこばかりな気がしました。そう、あんなに分厚いのに、なんかいいところではダイジェストな感じなんですよね、不思議。それでも読みやすく、結構あっさりと読めてしまうのです、さらに不思議。読み終わってみれば、他の作品の関連が色々あったと思うので、もう一度他作品を読み返したくなる魔力がありました。

投稿者 FOOL : 21:05 | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年01月06日

[日常] 明けましておめでとうございます

 遅ればせながら、新年一発目の更新です。

 まずは昨年のまとめ
 【読了】123作品
 【内訳】国内ミステリ :63作品
     海外ミステリ : 9作品
     国内SF    : 3作品
     海外SF    : 8作品
     ラノベ    :15作品
     その他エンタメ:25作品

 うん、作品数的にはそこそこ予定通りでした、月に10作品ですし。
 しかし、やはりミステリが多いなーというのと、思ったほどSFを読んでいませんでした。

 昨年はあまり記憶に残る作品が無かったのが残念でした、良作に出会いたい。
 あえて記憶に残ったを上げるとすると、
  『ソウル・コレクター』/ジェフリー・ディーヴァー
  『密室から黒猫を取り出す方法』/北山猛邦
  『さよならの次にくる』/似鳥鶏
  『福家警部補の再訪』/大倉崇裕
  『一瞬の風になれ』/佐藤多佳子
  『詩羽のいる街』/山本弘
  『ゴールデンスランバー』/伊坂幸太郎
 こんなところですか、『犬は勘定~』は再読だから含めません。

 本以外で行くと、もちろんXbox360『Steins;Gate』ですかねー、素晴らしいAVGだったと思います。
 やってない人は箱買ってもやればいいと思いましたよ、ええ。
 あとコミックだと一昨年に引き続き『惑星のさみだれ』/水上悟志が熱かったです。

 さて、昨年のことはこんなもので、今年ですが、例年通り100作品読了目標。
 ミステリに偏ってるってのが明確になったので、もうちょい分散傾向で読みたいです、とはいっても国内ミステリが手軽なんですよね。
 注目は似鳥鶏、初野晴というところ。

 しかし、あれです、世の中の不景気の影響もでかいので新刊読める量は減りそうな気がします。
 図書館利用再びでしょうかねー、なんとか景気良くなってくれないものかと。

 ということで業務連絡です。
 忘年会オフが流れ、新年会オフを予定していました、が、予算がありません…
 ちょっとオフ行ける金銭的な余裕がなく、申し訳ないですが中止とさせてもらいます。
 宴会じゃなくて、ファミレスドリンクバーってのも考えたんですが、ですが、ねぇ。
 こんな低予算で適当に集まりましょうってのがあれば提案してもらってもいいですが、なんとかオフぐらいできる景気になってほしいかなーと思う新年一発目なのでした。

 まあ、なんにせよ、今年も『本読みの日常』をよろしくお願いします。
 (ああ、今年こそサイトリニューアルもやらないと…)

投稿者 FOOL : 19:42 | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年12月30日

[感想] 『死の迷路』/フィリップ・K・ディック

 死の迷路

 著者:フィリップ・K. ディック
 出版社:東京創元社 文庫
 発売日:1989-12
 価格:¥ 945
 ISBN:4488696031

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 目的も知らされず、未開の惑星デルマク・Oに送り込まれた14人の男女。使命を告げるはずだった通信はメッセージの受信中に途切れ、やがて一人また一人とメンバーが殺されはじめた… 謎めいた建造物が聳え、物質をコピーする生物が俳徊する、この星に閉じ込められたまま、彼らは狂気に蝕まれてゆくのか。

 復刊した名作です。や、名作かどうかは難しいところかな。ある惑星に集められた複数の人物たち、謎の死が襲い掛かってきて、逃げることもできない、というSFです。癖のある人々と、不気味な惑星、マレビトの介入によって一気に何かが爆発したかのような。気になって次々と読み進みましたが、まさかの終盤でしたね、ありゃ、なんというか… しかし、その上を行く結末というか。うーむ、面白かったんですが、もっと違う結末を望んでいたかなー

投稿者 FOOL : 19:38 | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年12月29日

[感想] 『15×24 link four Riders of the Mark City』/新城カズマ

 15×24 link four Riders of the Mark City

 著者:新城 カズマ
 出版社:集英社 文庫
 発売日:2009-11
 価格:¥ 670
 ISBN:4086305194

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 <トクナガ・ジュン>の都市伝説、しかし物語りはそれとは別にも進行していた。追われるササウラたち、殺意をみなぎらせるトウコ、深みにはまっていくマーチ、迷うノブ、そして暗躍するファブリ… 物語の指し示す先は多くの結末に向けて動き出していく…

 四冊目ということで折り返し地点です。まだ新しい登場人物増えますかーみたいに、そして個々で物語が展開し始めてますね、もうメインというものは無くなり、複数の別の出来事が独自の歯車で回り始めているという。それでいて繋がりもあったりして、うーむ不思議な感じ。人物たちも変貌を遂げてきたし、あと二冊油断できない面白さがあります。

投稿者 FOOL : 21:37 | コメント (0) | トラックバック (0)