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TPT公演「燈臺」初日通信

ベニサンピットにて(11月19日−12月1日、12月17日−28日)

STAFF
  作 ・・・・・・ 三島由紀夫
  演出 ・・・・・ デヴィッド・ルヴォー
  通訳 ・・・・・ 児玉寿愛
  装置 ・・・・・ ヴィッキー・モーティマー
  照明 ・・・・・ 沢田祐二
  衣装 ・・・・・ 黒須はな子
  音響 ・・・・・ 高橋巌
  ヘアメイク ・・ 片山昌子
  舞台監督 ・・・ 小川亘・萬寳浩男
  制作 ・・・・・ T・P・T

CAST
  黒川祐吉 ・・・ 真名古敬二
  いさ子 ・・・・ 佐藤オリエ
  昇 ・・・・・・ 堤真一
  正子 ・・・・・ 中嶋朋子
  千葉順子 ・・・ 小林あや

STORY
  家族旅行で来ている灯台のみえる大島のホテルの一室。船旅の疲れで寝つか
  れない兄妹の部屋へ、やはり寝つかれない継母が訪れる。「何か本をかして
  !」と正子にいう母、兄がもってきた大学の本を貸そうとしてそこに母の名
  前をいっぱい連ねたいたずら書きを発見してしまう。正子が友達の部屋に呼
  ばれて行ってしまうと部屋には2人きり。2年間の心の内を話してしまう昇、
  その愛をわかりながら静かな祐吉との生活をもとめようと葛藤する継母。そ
  こへ兄を慕いながらも家族以外の人との恋愛にとまどいを感じてしまった正
  子が戻ってくる。祐吉が目覚め子供の部屋にやってくる。昇といさこの心の
  中を感じながらもみないことをきめこんでしまう祐吉が楽しく振る舞い、い
  さこと歌い、正子と踊る。心の中を父に言ってしまおうとする昇を正子が止
  める。「私が明るくしていなければ、私が皆の進むみちを照らしてあげなけ
  れば灯台の明かりのように、でなければみんなおかしくなってしまうのよ」

見どころ
  1時間10分ですが、見どころはいっぱいです。オリエさんは終始「いろっ
  ぽさ」を振りまいています。堤さんは葛藤している姿が好演です。(正子
  19歳、昇25歳、いさ子30歳!!!ちょっと無理があった)なんといっ
  ても、ダ−リン真名古は登場して雰囲気をかっさらってしまいます。シャン
  ソン(?)をオリエさんとデュエットし、正子とジャズをうたいながら踊り
  ます。音程とかはわからないけれど「スッテキ−−−−!!!!」です。
  1時間10分登場人物の目線に注意して観劇してください。やたら視線が交
  錯しています。それがきっと心理をあらわしているのだと思います。美術は
  とにかく使い方がうまいです。ラストシ−ンの窓ガラスと光と正子がとても
  綺麗でした。中嶋朋子が2人いるように映っていました。

ダ−リンのお仕事
  1998年1月29日から3月8日(地方公演はなし)出演決定です。

MANA


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