イスメネ・地下鉄

66.11.14-28
アンダーグラウンドシアター自由劇場

劇団[自由劇場]第一回公演
作・佐藤信
演出・観世栄夫
美術・朝倉攝・福島秀子
音楽・林光

出演・吉田日出子・串田和美・河内美子(瑳峨美子)・清水紘治・佐藤博・地井武男・ 田島和子・村井国夫・古川義範・樋浦勉・溝口舜亮・ 橋本明子(同人会)

入場料・500円 20回の公演で979名が観劇。1回の最高入場者数は77名。 柿落とし公演。第1期レパートリー6本の内の第1弾。1期6公演の会費2500円。

[悲劇の時代]に優柔不断な脇役であった、アンチゴネの妹・イスメネと、 終点のない地下鉄を運転する、オイディプスの物語-----。 コーラを飲みながら演じられる、出来そこないのメロドラマと、 出来そこないのコメディからなる二幕。

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ヘンリイ4世

67.01.15-24/02.10-21
アンダーグラウンドシアター自由劇場

劇団[自由劇場]第2回公演
ピランデルロ生誕100年記念公演/イタリア文化会館・後援
作・ルイジ・ピランデルロ
訳・溝口廸夫
演出・ジャン・ピエトロ・カラソ
演出補・斎藤憐
美術・阿部信行

出演・串田和美・河内美子・田島和子・村井国夫・溝口舜亮・樋浦勉・中村方隆・古川義範・ 佐藤博・地井武男・観世栄夫・清水紘治・ 高橋嘉巳

入場料・500円 27回の公演で1312名が観劇。

現代不条理演劇の始祖ともいうべき、ピランデルロの傑作。 イタリーの新進演出家G.P.カラソの演出、溝口廸夫の新訳。 難解なピランデルロ劇という通念を打ち破り、現実を鋭く透視する 偽りの狂気の物語として、新鮮な感動と、小劇場ならではの峻烈な衝撃。

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ヒロシマのオイディプース

67.03.15-31/04.14-17
アンダーグラウンドシアター自由劇場

劇団[自由劇場]第3回公演
作・ルイジ・カンドーニ
訳・溝口廸夫
演出・栗山昌良
美術・朝倉攝

出演・清水紘治・斎藤憐・地井武男・樋浦勉・河内美子・溝口舜亮・中村方隆・ 串田和美・吉田日出子

入場料・500円

人類の負った八月の原罪、閃光と砂の記憶、ヒロシマの罪----罪って一体・・・・? 原爆投下のパイロットは、しかし裁かれる。新しい茶番の形式をさぐる、 現代イタリーの問題劇。

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皇帝ジョウンズ

67.05.08-27
アンダーグラウンドシアター自由劇場

劇団[自由劇場]第4回公演
原作・ユージン・オニール
訳・本田満津二・山田菫
構成・演出・佐藤信
音楽・林光
美術・阿部信行

出演・串田和美・甲田健右・古川義範・広瀬昌助・中村方隆・地井武男・佐藤博

入場料・500円 24回公演で1214名入場、1回の最高入場者数、104名

表現主義時代のE.オニールの名作に、大胆なアダプトを加え、 都会の不良少年たちの会話とリズムのうちに展開される[国家と幻想にゆいての一考察]。 地下密室の闇に忽然と出現する巨大なジャングルに、本格的なジャズ劇の幕がひらく。

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あたしのビートルズ
A Hard Day's Night

67.08.26-09.17
アンダーグラウンドシアター自由劇場

劇団[自由劇場]第5回公演
作・演出・佐藤信
作曲・林光
美術・阿部信行

出演・吉田日出子・清水紘治・樋浦勉・古川義範・広瀬昌助・串田和美・田島和子

入場料500円 26回の公演で1145名入場、1回の最低観客数20名

けばけばしい衣裳のお芝居はもう沢山だ! 気のぬけたお説教のお芝居はもう沢山だ! ぼくらの怒りを忘れたお芝居はもう沢山だ! これは正真正銘ぼくらだけの言葉でうたわれる、[ぼくらの日本]についての、ぼくらのお芝居。 ぼくらはもう一度、偽ビートルズに復活しよう。テーマ音楽は[A hard day's hight]、 四人の偽ビートルズ(黄昏のレノン、横町のハリスン、縞のマッカァトニー、しろたまの星子)が、 たからかに[らりぱっぱのお唄]をうたうのだ。 ぼくらの空腹をたたきつける地下演劇。

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赤目

67.12.9-68.01.21
アンダーグラウンドシアター自由劇場

劇団[自由劇場]第6回公演
(白土三平「赤目」より)
作・斎藤憐
劇画・白土三平
演出・観世栄夫
美術・阿部信行
音楽・林光

出演・吉田日出子・串田和美・古川義範・村井国夫・中村方隆・樋浦勉・ 地井武男・ 広瀬昌助・河内美子・田島和子・伊藤満智子・浅川鮎子・高橋征郎・三浦威・久松夕子・ 青木一子

入場料600円 これより第2期レパートリーに入る。1期6公演の会費2500円。

現実の世界と、劇画の物語の世界が交錯するダイナミックな劇構成を通じて、 民衆の反抗のエネルギーの根源を問う、劇団新人作家・斎藤憐の書き下ろし創作劇の第一作。 劇中に豊富に挿入される白土三平の劇画スライドと、従来の小劇場演劇のイメージの ワクを破る集団演技への試みなど、意欲的な舞台を準備。

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ヴェト・ロック

68.02.5-29
アンダーグラウンドシアター自由劇場

劇団[自由劇場]第7回公演
(2幕の小劇場ミュージカル)
作・ミーガン・テリー
訳・中村敦夫
演出・佐藤信
作曲・M・ピュリー
音楽構成・林光
振付・朱里みさを
美術・阿部信行

出演・地井武男・中村方隆・林隆三・樋浦勉・広瀬昌助・村井国夫・青木一子・ 浅川鮎子・新井純・伊東満智子・大方斐紗子・吉田日出子

入場料500円

これは俺たちのプロテストなんだ。12人のちんぴらがたたきつけるロックによる 小劇場ミュージカル。
ギターをかかえ、ドラムをひっぱたく。ふうてん坊やがたちまち即製GIに仕立てられ、 M-18型をおっつけられて「さあ貴様ら、片っ端からぶっ殺せ!」 これはいとも真剣な戦争ごっこ、てんでいかれた殺人ゲーム。 男はみんな兵隊で、女はみんな売春婦だ。パアな俺たちの合言葉は[ラブ]さ。

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ルクリーシアの凌辱

68.04.01-22
アンダーグラウンドシアター自由劇場

劇団[自由劇場]第8回公演
(シェクスピアの詩による二幕)
原作・アンドレ・オベイ
潤色・遠藤啄郎
演出・栗山昌良
美術・阿部信行
音楽・堀悦子

出演・青木一子・伊東満智子・浅川鮎子・新井純・村井国夫・溝口舜亮・ 古川義範・ 中村方隆・広瀬昌助・串田和美・大方斐紗子

入場料500円 25回公演で1037名が観劇、1回の最高が71名、最低が22名

舞台はルクリーシアの寝台がひとつ。ゆたかな詩のことばと、ただよう エロチシズムの微風のうちに、めくるめく人間の真実の地のしたたり。 シェクスピアの詩による二幕劇。

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THE SHOW

68.05.22-06.22
アンダーグラウンドシアター自由劇場

劇団[自由劇場]第9回公演
(「毛猿」による昔ながらのミュージカル・ショウによる昔ながらの恋物語)
原作・ユージン・オニール
潤色・演出・佐藤信
音楽・林光
美術・阿部信行
振付・朱里みさを

出演・古川義範・中村方隆・佐藤博・清水紘治・広瀬昌助・溝口舜亮・佐々木孝子・新井純

入場料600円

跳ぶ!さけぶ!うたう!考える!むかしながらの音楽ショウによるむかしながらのラヴ・ストーリィ。
アメリカ演劇の巨匠E.オニールの原作[毛猿]を自由な着想によって現代に復活させた作品。 チャールストン、シカゴ・ジャズなどによる古き佳き時代の音楽ショウを再現させながら、 [虚構と現実]というきわめて今日的な主題を愉快に考えてみたい。 言葉とうたと踊りとドタバタ喜劇のバラエティショウ。

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セチュアンの善人

68.08.21-26
新宿・紀伊國屋ホール

劇団[自由劇場]2周年+第10回記念公演
作・B・ブレヒト
訳・長谷川四郎
演出・観世栄夫
音楽・林光
美術・阿部信行

出演・吉田日出子・宮城まり子・串田和美・和田周・佐藤博・地井武男・ 中村方隆・ 樋浦勉・広瀬昌助・村井国夫・青木一子・浅川鮎子・伊東満智子・稲葉良子・林昭夫・ 村松克己・岡村春彦・山谷初男・小野武彦・児玉謙次・斎藤泰徳・望月通治・池田千恵子・ 坂本瞳・林和加子・松田友絵

宮城まり子ほか、客演が多数出演しての初めての自由劇場以外での公演。 吉田+串田組と、宮城+和田組のダブルキャストにより上演。
入場料は、600円・700円

なかば西欧化したセチュアンの町にひらり舞いおりた神様三匹、[他人をすくい、自分もすくう] 善人探しの無理難題。カボチャ畑のまっ只中でどこかスイカはないかいな。 のどはかわくし、お腹はへるし、白ぽちゃ足はマメだらけ。やっともつけた小さなコイビト、シェンテ。 東西東西お立ち会い、これぞまさしくスペクタル、ドキュメンタリードラマでござい。 この世のカラクリ、よろず開陳、舞台の飢えとは関係なく、ご見物衆はお弁当をひろげ、 わいわいざわざわ、四時間あまり。 左様、[東勝った、西負けた]の相撲見物よろしく、いと活発なる[観劇術]にて存分お楽しみいただきたく、 まずは口上、ちょっくら申しあげる次第。

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赤目

68.09.25-10.27
虎の門・日消ホールニッショーホールほか

横浜・神戸・大阪・京都・名古屋・広島・宇都宮で公演
[演劇センター68]公演
(白土三平「赤目」より)
作・斎藤憐
演出・観世栄夫
美術・阿部信行
音楽・林光

出演・吉田日出子・串田和美・古川義範・村井国夫・中村方隆・樋浦勉・地井武男・ 広瀬昌助・河内美子・田島和子・伊藤満智子・浅川鮎子・高橋征郎・三浦威・ 久松夕子・青木一子

[演劇センター68]参加の公演として、初の地方公演。

たった一人の力で、巨大に見える権力へむかって戦いをいぞむこと、それは可能なことだろうか。 忍者としての修業にはげんだあげく、不適確者として捨てられた松造は、絶望のどん底で、 敵を倒すための術[赤目]のヒントをつかむ。そして、術[赤目]を書きあげるための手段として、 三郎もまた、[劇画]という新しい創造方法をつくりあげていく。だが・・・・
忍法[赤目]の謎をさぐりながらばくらへたたかいの意味を問返す、注目の白土三平劇画初の舞台化!

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魔女傳説

68.12.13-23/69.01.15-31
アンダーグラウンドシアター自由劇場
69.03.07-13
朝日生命ホール

劇団[自由劇場]第11回公演
作・福田善之
演出・観世栄夫
音楽・林光
美術・阿部信行

出演・渡辺美佐子(新人会)・岡村春彦(フリー)・広瀬昌助・串田和美・山谷初男(俳優小劇場)・ 中川謙二(三十人会)・湯浅實・浅川鮎子・伊東満智子・稲葉良子(六月劇場)・佐藤博・ 清水紘治・中村方隆・林昭夫(新人会)・樋浦勉・広瀬昌助・溝口舜亮・村松克己(六月劇場)・ 望月通治(新人会)・和田周(新人会)・岸田森(六月劇場)

あなたは、あなた自身のことばで語ってみる必要はないか---。革命について、愛について、自由について。 あなたにとっての革命、あなたにとっての愛、あなたにとっての自由。 まず、それこそを問うてみなければならない。それは本当にあたらしいことばか---。 それは本当にあなた自身のことばか---。

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おんなごろしあぶらの地獄

69.05.15-06.20
アンダーグラウンドシアター自由劇場

劇団[自由劇場]第12回公演
(2幕のモーターサイクル・ミュージカル)
作・演出・佐藤信
作曲・音楽監督・林光
振付・朱里みさを
美術・阿部信行

出演・林隆三・樋浦勉・広瀬昌助・石崎収(花王おさむ)・佐藤博・青木一子・河内美子・ 安田南・緑魔子・新井純・伊東満智子・中村方隆・串田和美

これより第3期レパートリイに入る。1期4公演招待の会費2000円。 予告と2本が異なる演目となる。

すてきなエンジェルがやってくる。棺桶つくり、夜の騎士団、路上の鼠、疑問符たち。 数百人の黒い部下たちを従えて---。俺たちは皮膚病の街のガソリンスタンドを占拠して、 五人のきんきら姐ちゃんたちと、天使のことをまちうける。人が喰いたい---猛烈に喰いたい!
エレクトリック・サウンズのたてつづけの爆発、俺たちのうなり声と暴力によるキワモノ劇。 小劇場ミュージカル第四弾・決定版!

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魔女傳説

69.08.01-06
俳優座劇場

69.07.10-14 大阪、京都、彦根、横浜で上演
劇団[自由劇場]公演
作・福田善之
演出・観世栄夫
音楽・林光
美術・阿部信行

出演・渡辺美佐子・岡村春彦・広瀬昌助・串田和美・山谷初男・中川謙二・湯浅實・ 浅川鮎子・伊東満智子・稲葉良子・佐藤博・清水紘治・ 中村方隆・林昭夫・樋浦勉・ 広瀬昌助・溝口舜亮・村松克己・望月通治・和田周・岸田森

入場料、前売700円、当日800円(彦根のみ600円)。 大阪厚生年金会館中ホール(7.10)、京都弥栄会館(7.11)、 彦根市民会館(7.12)、横浜スカイ劇場(7.14)。

魔女と呼ばれ、妖婦とおそれられた女性革命家・管野スガを主人公とする史実と幻想は、 いま、なんらかの意味で現実の変革をこころざす、すべての人びとにとっての、確実な問題提起を おこなっているはずだ。それはまた、繁栄のなかの貧困に悩むこの国の前衛演劇運動へ、 するどく切り込むための試みでもある。[魔女傳説]は、あなた自身のことばへ直接にかかわる。 [魔女傳説]は、自らの思想のことばへとむかおうとしているあなたへ直接かかわりたい。 私たちは、私たち自身の思想劇をもてるだろうか---。そして、私たちは叫べるだろうか---。 すべての女をスガに!

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鼠小僧次郎吉

69.10.29-11.30
アンダーグラウンドシアター自由劇場

演劇センター68/69長期連続公演
作・演出・佐藤信
作曲・みやままさや・菊地雅章
美術・平野甲賀

出演・小川真由美・清水紘治・岸田森ほか

ここはお国を三里半、はなれもいたさず、つきもせで、まっかな夜の道行。
子の刻参上!大日本の闇から闇をへともとくくる盗人稼業。[あさぼらけの王]さんよ、 天の岩戸以来のうらみがござんす。出目のそろいをきっかけに、転がる賽の河原もの。 朝日のようにさわやかに、舞いまする、歌いまする。

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トラストDE−イリヤ・エレンブルグによる−

69.12.5-70.3.1
アンダーグラウンドシアター自由劇場

演劇センター68/69長期連続公演
作・斎藤憐
演出・観世栄夫
美術・阿部信行
音楽・林光
振付・竹邑類

出演・清水紘治・佐藤博・中村方隆・樋浦勉・服部良次・山谷初男・石崎収・ 和田周・秋吉信夫・鹿野浩四郎・青木一子・新井純・伊東満智子・稲葉良子・安田南

[演劇センター68/69]長期連続公演のひとつとして、 [バーディー・バーディー][鼠小僧次郎吉]とともに3作で交互上演された。

今世紀冒頭のパリの片隅で、ひとりの反逆的な青年が、全ヨーロッパを破壊しつくす奇怪な計画に、 かれの想像力のありったけを注ぎこんでいた。青年の名はイリヤ・エレンブルグである。 そしていま、重く底揺れするヨーロッパを遠くはなれて、[赤目]の新鋭・斎藤憐が、[ヨーロッパ破壊計画]に、 新鮮な毒と力をよみがえらせる。

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浮世混浴鼠小僧次郎吉
二の替り・夜嵐浴場版

70.01.22-03.18
アンダーグラウンドシアター自由劇場

演劇センター68/70長期連続公演
作・演出・佐藤信
作曲・杵屋栄三郎・菊地雅章
振付・観世栄夫
長唄・みやま・まさや
ジャズ・菊地雅章
装置・平野甲賀

出演・沖山秀子・清水紘治・新井純・稲葉良子・溝口舜亮

東西とうざあい---、ところは大江戸日本国、ときは春、怨念の十年目。股ぐら覗きの悪業が報いの 貧血一座がしかけまする、ただれっ鼻の莫迦はしゃぎ。朝日のようにさわやかに、歌いまする、 舞いまする。まっかな闇をかいくぐり、御存知、黒おてんてんの鼠一匹、極彩色の無間地獄へべったり。 子の刻参上!

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陰画絵本鼠小僧次郎吉
三の替り・極付発狂版

70.04.22-05.10
アンダーグラウンドシアター自由劇場

演劇センター68/70長期連続公演
作・演出・佐藤信
長唄・みやま・まさや
ジャズ・菊地雅章
装置・平野甲賀

出演・小川真由美・李礼仙(麗仙)・斎藤晴彦・加藤直・村松克己・ 稲葉良子・新井純・ 清水紘治

子孫の祟りが祖先に還る、怨みの血を吐く蒼白列島。御存知「子の刻参上!」の鼠一党が、 時の襞をば捲り上げ、高らかに歌いまするは、輝く星座!
驚異のロングラン、愈々六ヶ月目に突入!全編書き替え、俳優陣総入替えにて御覧にいれまする。

公演詳細情報


トラストDE−イリヤ・エレンブルグによる−

70.05.25-06.03
アンダーグラウンドシアター自由劇場
70.06.10-11
俳優座劇場

作・斎藤憐
演出・観世栄夫
美術・阿部信行
音楽・林光
振付・佐藤信

出演・串田和美・佐藤博・中村方隆・樋浦勉・服部良次・広瀬昌介・末永明光・ 石崎収・高田直久・石井義幸・青木一子・新井純・伊東満智子・稲葉良子・ 大方斐沙子・安田南

東京のほか、大阪・京都・名古屋でも公演

今世紀冒頭のパリの片隅で、ひとりの反逆的な青年が、全ヨーロッパを破壊しつくす奇怪な計画に、 かれの想像力のありったけを注ぎこんでいた。青年の名はイリヤ・エレンブルグである。 そしていま、重く底揺れするヨーロッパを遠くはなれて、[赤目]の新鋭・斎藤憐が、[ヨーロッパ破壊計画]に、 新鮮な毒と力をよみがえらせる。

公演詳細情報


翼を燃やす天使たちの舞踏

70.10.xx-71.06.xx
全国旅公演

構成・佐藤信・山元清多・加藤直・斎藤憐
演出・佐藤信