セルフレスキューテクニック

セルフレスキューテクニック




 アルパインクライミングは、クライミングテクニックがいくら優れていても、セルフレスキューテクニックが身に付いていなければ、 登攀中に不測の事態に遭遇した場合に対処する事ができません。また、自分達だけでなく他のパーティの遭難に遭遇する事も考えられます。

 このページは、その様な場面に遭遇した場合に自分たちだけで、すぐに救助ができるテクニックを各種掲載しています。

 セルフレスキューは、通常のクライミングギアだけでできなければ、意味がありません。特殊ギアを使えば簡単な項目もありますが、そ のギアを登攀中に携帯しているとは限りません。特殊ギアを使うのは応用編として、通常のギアでの基本技術を確実に覚えていって下さい。

 また、レスキューを実施する場合は、沈着冷静な判断と高度なクライミングテクニックが必要になってきます。初心者同士や、クライミン グ技術に自信のない方は、絶対に実際の岩壁では実施しないで下さい。

 レスキューを実施するためには、日頃からのトレーニングが必要です。ゲレンデで、クライミングの終了後にでも少しずつトレーニングし ていれば確実に身に付いてきますので、積極的にトレーニングをしてみて下さい。

 現在は、必要最低限のテクニックしか掲載していませんが、これから、徐々に追加していきたいと思っています。また、解説に写真を掲載 するつもりだったのですが、時間とスペースの関係で間に合いませんでした。こちらも、各テクニックがわかりやすくなるように充実させて 行くつもりです。


INDEX

         ◆ 負傷者の搬出技術

             ○ 背負う方法

             ○ ロープバスケット(作成中)

             ○ シート梱包(作成中)

         ◆ 負傷者の岩壁からの引き下げ技術

         ◆ 負傷者の岩壁からの引き上げ技術

             ○ 岩壁での引き上げ技術/滑車システム(7分の1)

             ○ 岩壁での引き上げ技術/滑車システム(3分の1)

         ◆ 単独で負傷者を背負っての単独での懸垂下降技術

         ◆ ザイルの確保支点の通過方法

         ◆ オーバーハングでの救助技術

             ○ オーバーハングでトップが墜落した場合の救助技術

             ○ オーバーハングでセカンドが墜落下場合の救助技術




<データ更新日>1996年8月29日

★ INDEXへ戻る

arimochi@jk2.so-net.ne.jp