登攀器の「ソロエイド」を購入、その中の解説書の中に「最終的なビレイはバック
アップノットです。」と書いてます。そのバックアップノットがどういう意味、ま
た、そのノットは何か、どこに掛けるのか？分りません。

渡辺幸治

ぽっぽ会（大阪労山）の宮本です。

ソロエイドのバックアップノットの件
説明書をなくしてしまいましたがソロエイドが効かなかった場合のバックアップ（ク
ローブヒッチ、8ノット）をとれとあるのではないでしょうか、となれば環付ビナで
ハーネスのビレーループですよね、ロープがかさばって邪魔になりますね僕はバック
アップというよりは登りしろを落とさないための借り止めとして横にぶらさげていま
したが…、
ソロリストは逆さになると効かないそうですがソロエイドが効かないことってあるの
でしょうか？



こんばんは。松野＠どんぐり山の会です。

最近、この手の物は使用しておりませし山にもあまり行けてないので返答するに
は躊躇しますがご参考まで。

ソロエイドと同種のソロイストというものがあります。こちらは、ソロエイドと
は異なりロープを繰り出さなくてもロープが自然に出るような仕組になっていま
す。裏を返せばロープが常にロックされていないという情况になります。
従って、墜落の仕方がまずいとカムが噛まないという場合が実際あります。そこ
で、登攀にともなって繰り出される側のどこかに、8字結びなどで結び目を作り
ます。そうすれば、カムが噛まず制動が効かなくても、そこでロープがそれ以上
繰り出すことは無くなります。人によってはその結び目をハーネスにケラビナで
とめる人もいます。そうすると、ロープが軽くなりますが、うっとおしくなりま
す。ソロエイドはソロイストとは異なり、常にロープをかんでいますが、同様に
カムが効かなかった時のために、バックアップを取ることを推奨しているものと
思われます。私は、ソロエイドの時は必ずしもバックアップはとりませんが。

あくまでも、ご参考ということで。



有持です。

　私もソロエイドを使って何度か墜落した事がありますが、確実にカムが
ザイルに食い込んでくれるので外れた事はありません。

　バックアップを取るとしたらやはり末端にカラビナをつけてハーネスに
固定するのが基本ですが、ソロエイドの場合は、カムの間をザイルが
最終的に抜けなければいいので、私の場合は、ザイルの末端に八の字
を作っているだけです。

　私はソロエイドで登る時には、ザイルはザックに入れて背負って行き
ますから、ザイルの末端からザックに詰め込んでいます。