谷川岳/一ノ倉尾根

グループ・ド・ミソジ/大山,小松,佐藤,遠藤


< 記 録 > 遠 藤 博 隆


<山行日> 1997年3月7日(金)〜9日(日)

<記録>

3月7日 
 22:00 山形出発 〜 3:00 土合着

3月8日
 7:00 ロープウエイ駅出発 〜 8:00 一の倉着 〜 11:00 15mの岩壁 〜 
 14:00五ルンゼの頭 〜 14:30 一の倉岳山頂 〜 16:00谷川岳 肩の小屋

 夕方から崩れるとの天気予報にもかかわらず遅い出発となってしまった。出合までは雪もしまり夏と変わらない時
間で着いた。

 冬期小屋で用意をして出発。出合から50mほど入ったところから雪壁に取り付いたが日が当たっているため雪が
腐り以外と時間を食いやっと尾根に着くことができた。

 そこから尾根伝いに登っていったが例年に比べて雪が少なくブッシュが多くて苦労する。やせ尾根の雪稜や岩稜に
やや緊張しながら登っていくと懸垂部分の手前で先行パーティーに追いつき追い越して先へ進む。雪壁を登って15
mの岩壁でザイルを出し人工で乗り越して再び雪稜を登っていく。

 天気予報どうり段々下り坂となり雲が多くなってきた。ダイレクトルンゼに入った頃には雪が降り始め風もでてき
た。ルンゼの雪壁は雪も固く一歩一歩確実に高度を稼ぎながら快適に登っていく。五ルンゼの頭に着いたときは 風
も強くなりじっと立っていることができないほどになっていた。

 傾斜の緩い雪稜を登り最後の雪庇を越え一の倉岳山頂へ。山頂では風・雪が強くなにも見えない。磁石と地図を出
し方向を確認して急いで谷川岳山頂へと歩き出した。視界が全くきかないため一の倉沢側の雪庇を踏み抜かないこと
だけに神経を集中し 先へ進む。

 疲れ切ってふらふらになりながら谷川岳の山頂を越え赤旗に導かれながら小屋に向かった。小屋の手前2−30m
でやっと小屋が確認できほっとして小屋に入り込んだ。

3月9日
 8:30 肩の小屋 〜 9:40 天神平 〜 10:00 駐車場 〜 山形

 吹雪の中西黒尾根を下るつもりで行ったがなにも見えず 滑落の危険性を考え天神尾根に変更。一気に下ってロー
プウエイに乗り下山。

<感想> 

 今年は雪も少なくブッシュ登りが多かった。また途中から天気も崩れ谷川らしさを味わったが幸運にも小屋がうま
く見つかり快適な一晩を過ごすことができた。
 これが稜線上でツェルトでのビバークであったならかなり厳しい事に成ったと思われしみじみと小屋のありがたさ
を実感をした。  

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