西穂高岳〜奥穂高岳

やまびとNomad/山根、藤田、多田


<山行日> 1999年11月20日(土)〜23日(火)<記録> 山根



 どーも、やまね@やまびとNomadです。

 先週4連休にして、西穂−奥穂をやってきましたので報告します。

11/20

 新穂高より入山。12:45のロープウエイに乗車したが、ブレーキが緩解せず 発車できない。やれやれ4時間の登りかと諦めかけたが、20分ほどで復旧。 西穂山荘に15:00前に到着。テント10張りほど。

11/21

 西穂山荘6:20出発。天気は明らかに良い方向。独標からの下りあたりでアル パインっぽくなってきた。はやくも行き詰まっている一般登山者を発見。ここ で行き詰まるなら引き返した方がイイよぉ〜。

 9:00に西穂山頂到着。ガスはすっかり晴れて、穂高の峰々が雄大だ。トレー スが奥穂に向かっている。先行パーティーがいるようだ。山頂を出るとすぐに 稜線は細い。早速懸垂一発。雪が少ないので鎖場が露出しており、ルートはわ かりやすい。間の岳12:00。

 14:30には天狗の頭に到着。ここはとても良い天場が直下にある。先行パーティ ーが畳岩尾根のピークに向かって登っているのが見える。我々はここで幕営。 積雪は吹き溜まりで50cm程度。食雪も充分取れた。快適!

11/22

 天狗の下りは懸垂。どんづまりの飛騨側に懸垂支点があった。急傾斜を登る と畳岩尾根の頭で、昨日の先行パーティーに追いついた。目の前にジャンダル ム。雪が少ないのでジャンダルム直登。かんたん。下りは懸垂。

 すぐにロバの耳だが、飛騨側の雪の詰まったルンゼを登ったら懸垂支点があっ た。すごい下り。懸垂20mを2発。そこからトラバースして鞍部。飛騨側なの で雪が氷化しており少々悪かった。鞍部は快適。

 鞍部からキツイ斜面をダブルアックス登攀。楽しい。すぐに奥穂山頂。

 実は自分、初めて奥穂高岳に登ったんです。 :) 

 ちょっと緊張する下りをこなせば奥穂の冬季小屋。凄く綺麗。あとから知っ たのですが有持さん達と入れ替わりだったのですね。 :)

11/23

 白出沢から下山。氷化した岩場があって面白い。帰りに坂巻温泉に寄ったら、 なんと露天が無料だった。ワーイ!

 天候がもの凄く良かったので、快適でした。吹雪いたら難しいのでしょうね。

 登攀装備:50mザイル*1、ピッケル、バイル、8環、シュリンゲ類

ハーケン少々


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