黒伏山/南壁

ARIアルパインクラブ/有持真人、原岳広、藤原敦紀


<山行日> 1999年8月7日(土)〜8月8日(日)<記録> 有持真人



有持です。

 先週末は、天気が今一だったので、さまよい歩いて山形まで行っ てしまいました。

 たいした記録ではありませんが、暇つぶしにでも読んで下さい。

8月7日(土)

 土日は唐沢岳/幕岩の予定だったが、天気が悪そうなので谷川 に変更して、出会まで行くと小雨がパラパラ降っている。

 日曜は晴れるかもしれないけれど、ここで1日中ゴロゴロしていて もしょうがないので、東北なら晴れているだろと黒伏山南壁へ行く事 になった。

 関越トンネルを抜けると、ドピーカン。(^^)

 新潟、会津、郡山と高速をひたすら走り、山形に13:30頃到着。

 南壁をやるには時間が無いので、山寺のフリーエリアに行くことに して、とりあえず行ってみる。

 トポが無いので場所が分からず、見えている岩場に向かって適当 に走っていると、「CLIMBING/KUROIWA」という看板があり、偶然ア プローチ道を発見。早速、登りに行く。

 10分ほどのアプローチで黒岩の御前岩というエリアに到着。とり あえず、適当に取り付いてみる。傾斜は、垂直〜垂直以上の箇所 がありなかなかおもしろい。

 岩場はガラガラで貸し切り状態。関東でこれだけの岩場はあれ ば、順番待ちになるのは間違い無いだろう。

 下山は、小走りで5分。

 下山後は、最上川の近くにある「湯ピア」という200円の温泉で 汗を流した。

 夜は、天童市街の居酒屋で宴会をして、図書館の駐車場でテ ントを張る。

8月8日(日)

 今日は、黒伏山/南壁を登りに行く。気温が高くかなり暑い。

 とりあえず、「蒼山会ルート」の取付に向かうが、ヤブこぎがひ どい。とりあえず、1p目のブッシュ登りをするが、ヤブはひどい し暑いはで、嫌になってクライムダウンする。これで大汗をかい てしまった。

 午前中にクライミングを終わらせないと、暑くて「鉄板焼き」状 態になってしまうので、中央稜の3p目まで登って懸垂下降する。

 取付に降りた時には、「福島登行会」の4人パーティがこれか ら登ると言って、準備をしていた。

 あの暑さで無事に完登できたのだろうか???

 下山後は、とりあえず「生ビール」と「温泉」でくつろいでから、 帰路についた。予想していた渋滞もほとんどなく、6時間強で 帰宅できた。

 一昨年に「蒼天航路」を開拓したときには、寒気が入って長袖 でも寒いぐらいだったが、今回はとにかく暑くて、山形での最高 気温が36℃もあり、「耐暑訓練」をやっている様な状態であった。


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