衝立岩/ダイレクトカンテ

ARIアルパインクラブ/宮川良成、登高研/惠川佐和子


<山行日> 1999年7月10日(土) <記録> 惠川佐和子



惠川です。こんばんは

 お蔭様で、完登できました。 ;;;=☆\(=^o^=)/☆=;;; 以下に報告します。

メンバー:宮川・惠川
出発時間7:05→終了時間11:40
所要時間:途中1時間待たされたので、3時間35分

 9日夜東京を出発。1:30頃出合に到着。2時頃就寝。 翌朝、3:30に西澤・松永パーティーは先に起きて出発していった。

 我々は4:40に起床して外へ出ると有持さんたちがとなりにいた。 しばしおしゃべりして有持さんたちを見送り、我々も5時過ぎに出発。 ダイレクトカンテ取付きにつくと、フリーで登っている雲表の人達が見える。

 1ピッチ目は私がリード。少々濡れているが問題ない。でも、落ちない様に慎重に登った。 トラバースが終わると、先ほどのフリーのパーティーが支点を使っていた。 難儀しているようで、しばし待つ。

 ようやくセカンドが途中まで登って行ったので、宮川さんがリードで途中まで行くが、 フリーのトップが先へ進めず、セカンドを引き上げ懸垂で降りてくると言うので、宮川 さんは、ブル下がりながら待つ。直ぐ懸垂するのかと思いきや、トップは先へザイルを 延ばしていて、また待たされる。そうこうしているうちに後続パーティーが登ってきた。 ようやく懸垂で降りてから、宮川さんがロープを延ばし支点へ到着。私が続く。 たっぷり1時間またされました〜。

 2ピッチ目は、途中ちょっとと遠いピンが2個所あったがフリーを交えれば届く範囲。 かぶっているところには、お助けシュリンゲが下がっている。

 3ピッチ目は私がリードした。途中、腐りかけたシュリンゲもあったがそっと使う。 支点でビレーをしていると下から声がする。 既に終了した西澤さんたちがテールリッジから声をかけてきた。

 4ピッチ目は宮川さんがリード。トラバースルートも乾いていた。 本当にトラバースになるところは最後の数メートル。後は左上気味に上がって行く。

 ピンの状態は、昨年とほぼ同じだったように見えた。 ペツルのハンガーがぐるぐる回るのも変っていなかった。

 今回は2回目と言う事もあって、余裕をもって行けたと思う。 何しろ良かったのは、前回よりはるかに時間短縮ができてほっとした。 お天気も、雲がかかる事もなく、快適な登攀ができてよかったと思う。 宮川さんには既に登った事があるので、大変申し訳なかったけど。 お付き合いくださってありがとうございました。

 終了点でしばし、休憩して懸垂で降り、途中から薮こぎルートへ入り雪渓へ降りる。 駐車場へ降りてきたのが14:30。西澤さんたちも有持さんたちもいない。。。

 まてどくらせど帰って来ないので、 2人できっと温泉に入ってご飯食べてビール飲んでいるんだ。。 という話をしていた。雲表の人に聞くと、温泉に行ったと言う。 やっぱりね。。と言う事になってまたしばし待つ。そのうち眠くなって寝た。

 しばら〜くすると、帰ってきた。 2人はご飯を食べて、ビールを飲んで、昼寝をしてから 2時頃もどると私達が帰っていないので、きっと有持さんに連れられて 温泉に行っていると思ったらしい。 そこで、ユテルメへ行って、服のまま温泉へ入って有持さんに私達の事を聞いた との事なんです。有持さん、藤原さん、温泉でお楽しみのところ申し訳ありませんでした。

 明日の為に早寝したが、、23時ころから雨が降り出し、 1:30頃には本格的になる。宮川さんの「谷川よさようなら〜」という声にみんな すっかりあきらめムードとなり、完全熟睡モード。 5時頃目覚めるが、イマイチ天気が怪しいので中止。 ユテルメ入って帰りました。

以上です。


★ エリア別山行記録へ戻る ★ INDEXへ戻る