石尊稜

どんぐり山の会/薄田、遠山、松野


< 記 録 > 松 野


<山行日> 1998年11月22日(土)
こんばんは。松野@どんぐり山の会 です。  仕事等で忙しく旬を逃してしまいまいたが、11月下旬の連休に八ヶ岳石尊稜へ行ってまいりました。 <記録> 11/22 AM 6::00 起床 AM 8:00 美濃戸出発 AM 10:30 赤岳鉱泉着、キャンプ設営 PM 12:00 取り付き PM 15:20 ルート終了 PM 17:15 行者小屋 <報告>  11/21の八王子集合が、人身事故で中央線が止まり、1時間強遅れての23:30過ぎであった。翌22日 午前2時過ぎに美濃戸へ到着。即寝て6時起床。抜けるような快晴だ。朝食、身支度を整え8時に立つ。  私は、いま一つ調子がでないが、2人に少し遅れて鉱泉につく。キャンプを張り、11:15頃に鉱 泉を立つ。ちょうど昼に取り付きである。薄田、遠山の強力コンビのペースに、このころには私はヒー ヒである。  若干雲がでているが、天気はかなりよい。ところが、である。取り付いてしばらくして雲行きが怪し くなり、午後1時過ぎには吹雪となる。これまでのハイペースと急激な冷え込みにやられて私は脳死状 態になり、体が思い通りに動かず思考能力も低下し、薄田、遠山にかなり迷惑をかけてしまった。  そのようなわけで途中ザイルをはずすわけにもいかず、ルート終了が15:20。地蔵尾根に取り付 いたのが16:00前後であったと思う。  天候の急変もさることながら、私自身の基礎体力の不足を感じ、当面の目標を基礎体力の向上にすえ ていく必要があると痛感した。内容としては納得の行かない登攀であったが、課題を見出したという点 では有益であったと思う。 <天候>  11/22 午前中は快晴。陽気もよい。赤岳鉱泉着まではほとんど積雪はなし。ところが、登攀中PM1:00 頃より天候が怪しくなり、しばらくして吹雪となる。一転して急激に冷え込む。  結局翌23日朝まで雪が降り続き、積雪は30cmー50cmをゆうに越す。美濃戸までの道も雪に埋 もれており、帰りはチェーンを巻かないと下りれない状況であった。この積雪は、どうやら22日に能登 半島付近で発生した低気圧によるもののようである。  日本近海で発生したため、八ヶ岳までその影響が及んだものと考えられる。今年は寒い冬になるとの 評判であるが本当かも知れない。  11月下旬で結構雪も積もり冷え込んだので雪、氷とも期待できそうです。この5日はもしかすると 雨だったかもしれませんが。。。  来週、富士山や谷川で雪訓の予定です。今回で富士山に雪が積もっていればよいのですが。

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