唐沢岳幕岩/左方ルンゼ

JECC/広川、長谷川、雲表/水津


< 記 録 > 廣 川 健 太 郎


<山行日>     1998年3月29日(日)

 29日(日)、七倉5時15分発で、日帰りで左方ルンゼを登ってきました。

 アプローチはデブリがずいぶん出てましたが、先週の朝岡さん達と思われるトレースがそこそこ使え、夏の巻道
も雪が付いていて、かえって歩き易く快適でした(シュルンドに落ちかけたり、潜った拍子に足をひねりかけたり
はありましたが)。

 左方ルンゼはF1の岩溝の氷がガタガタでしたが、F2以降はまあまあ、快適でした。背景に高瀬ダム、春霞に
けぶる烏帽子、野口五郎あたりでしょうか、ドドーンと広がり気分が良かったです。気温はかなり高かったのです
が、西面のため、昼頃まではまずますの状態でした。F1はこの陽気で融けてしまうでしょうから、我々が今シー
ズン最後のパーティでしょうか?。

 下降は北尾根まで出ず、左へ左へとトラバースして、小尾根を2本越えてから斜面を降りていって、最後1回半
の懸垂でB沢に下りました。左方ルンゼのさらにB沢奥には2つ位、凍りそうな急な岩溝がありましたが、もう大
分融けてました。

 雪が少なく、アプローチの車道脇はそこここにフキノトウが出ていてしつこく取りながら歩いていたら、七倉着
は18時でちょうど薄暗くなった頃でした。

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