二口渓谷

日程
2006年2月11日(月)〜13日(水)
メンバー
(8.5φ)榎戸、(仙台RCC/千葉)、(JECC/池田)、(チーム84/本田)
記録
(8.5φ)榎戸
写真
なし
ルート図
なし

<山 行 記 録>


えのきど。@8.5φ です。

土日月で東北・仙台郊外の二口渓谷に行ってきました。
メンバー:千葉さん(仙台RCC)、池田さん(JECC)、本田さん(チーム84)

土曜が裏磐司、日月が風の堂でした。

【裏磐司】
アプローチはわかんで 2時間程。ラッセルは膝下ほど。初見だと難しいかもしれ
ません。当方は足の怪我が完治していなかったので、ほとんどラッセルしません
でした。

Mixルートは MIHARA も MEGALOMANIACS も氷の発達がイマイチで完全に抜けるこ
とはできない状態です。

氷に関しては裏磐司大氷柱が凍っていますが、結構シャンデリア状でグレードは 
VI 位あると思います。

氷は未発達だったものの、土曜日はみんなで MIHARA にトライしていました。出
だしの 5m 程が核心で、後は蛇行しながら細かいホールドを繋いで行くルート。
3便出しましたが、ドライ部分のみのレッドポイントもできませんでした。体感
グレードは M8 〜 M8+ です。淡々としているようですが、ムーブも多彩で面白
いです。

この日、前半部分にあったガバホールドがごっそり剥がれ落ち、レストポイント
が 1つ減りました。


【風の堂】
日曜日は住吉さん(仙台RCC) と小野寺さん(札幌登攀クラブ) + 山形のクライマー 
2名も加わって風の堂に行きました。アプローチは林道をわかんで 2時間、山の
斜面を 30分ほどです。

風の堂に着いて、テントを張った頃から吹雪になり、とても登る気にはならず、
自分と本田さんはテントの中で和んでいました。住吉さんは狗鷲、池田さんは 
the physical brothers にトライしていたようですが、テントの中には「寒い〜」
という悲鳴しか聞こえてきませんでした。散々だったようです。

小野寺さんと山形の 2人組みは独眼流を登っていたようです。

昼ごろからは終日吹雪で、時々雪崩の轟音が響いていました。


月曜日は、昨日とは打って変わって朝から穏やかな天気でした。今日は the physical brothers 
にオンサイトトライ。

で、トライしましたが駄目でした。難しいムーブは無いものの、怪我してからほ
とんどジムに行けてないからか持久力激落ちでした。2便目でもドライ部分では
まったく問題なかったのに、氷に入ってから腕がよれてフォール。3便目で何と
かレッドポイントできました。体感グレードは M7- 〜 M7 / WI4+ です。

池田さんも最終便でレッドポイント。千葉さんは新妻さん設定の、風の堂のルー
フとダイレクトに超えるえぐいプロジェクトと狗鷲をトライしていました。狗鷲
と暴君は最後の氷の部分が微妙な状態です。二刀流は下まで繋がってはいるもの
の、かなりデリケートな状態で、登れるかどうかは賭けです。

風の堂は MUSASHI があるカナダのシネプレックスと比べてもまったく遜色あり
ません。ボルトを打つのは大変そうですが、まだまだラインが引けそうです。今
後が楽しみなエリアです。いつも登らせてもらってばかりで悪いので、来シーズ
ンは開拓のヘルプをできればと思っています。

東北の皆さんありがとうございました。

えのきど。

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