一ノ沢/右壁/左方ルンゼ(単独)

日程
2005年2月18日(金)〜20日(日)
メンバー
(船橋勤労者山の会)末吉和徳
記録
(船橋勤労者山の会)末吉和徳
写真
なし
ルート図
なし

<山 行 記 録>


前日の夜、一の倉沢非難小屋まで入る。熟睡してしまい見事に寝坊。
小屋を出たのは、5時過ぎでした。
前日の雪も上がり、出会いのデブリも無く、ほど良く雪は締まっていた。
7時半に、左方ルンゼ取り付きに到着。F2からF4まではつながっていて
3ピッチはあるだろう。何処を登っても、4級あるか、ないかの感じ。
核心のF5の下は、深雪で苦労したが、その分だけ取り付きは高くなる。
向かって左側は、ほとんどベルグラ状態。右側に登れるだけの、わずかな氷。
残置のシュリンゲとカラビナが目に付く。
二度ほど、残置のハーケンに爪を置いて、トラバース気味に乗っ越す。
9時前にここを通過後、10時頃コルに到着。
三度ほど、チリ雪崩で白くなるが、大きいのは出なかった。
ここまで見える烏帽子の大氷柱は、上部は細いがきれいな一直線で、
下部の雪田部分で、切れているようだった。
ナイフリッジに出る手前の急な草付きには、雪がたっぷり付いていて、
泣きが入る。
雪まみれの顔を出したら、目の前がリッジだった。馬乗りで超えて行く。
東尾根とのジャン近くは、雪庇の張り出しが分かりずらく、視界のない時は
恐い存在だ。
第一岩峰を過ぎる頃から、天候は崩れ始める。
稜線直下の雪庇を切り崩し、14時30分頃、稜線に出た。

その後、強風とホワイトアウトの中、何とかトマの耳まで辿り着く。
肩の小屋方面に狙いを定めて下るが、見事に外れ、登り返して視界の明ける
のを待つ。
待つ事どれくらいか覚えていないが、一瞬、黒い物が下に見え走り込む。
その後二昼夜、風雪の為、冬季小屋に閉じ込められる。
20日の夕方、一瞬の雪の切れ間に駆け下る。
18時頃、ロープウエイ駅に辿り着いた。

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