飛騨南部/小秀山/乙女渓谷/夫婦滝

日程
2004年1月31日(土)
メンバー
(岐阜ケルン)石際淳、石原和宏
記録
(岐阜ケルン)石際淳
写真
なし
ルート図
なし

<山 行 記 録>


石際@岐阜ケルンです
 
1月31日に夫婦滝を登った記録を報告しましたが,その後,池
学氏の記録を確認したところ。私の報告にある男滝,女滝の位
置関係が間違っていましたので,訂正します。
東海地区のクライマーには貴重なエリアと思われますので,再
報告することをお許しください。

(以下記録) 
下呂温泉から少し南にある小秀山登山途中にある夫婦滝を登っ
てきました。
夫婦滝は70mクラスの2本の滝が氷結したもので,1997年2月22
日,3月2日に故池学氏らによって初登され,岳人601号に記録
が発表されました。
3年前,この滝を目指しましたが,登山道が荒廃しており,イ
ンディー・ジョーンズの気分を味わいながら3時間半のアプロ
ーチの末,女滝横にある妾滝上部氷柱下まで50mを登るだけに
終わっていました。

登山道の改修工事がほぼ完了しているという情報を得たので,
1月25日にケルンのメンバーと是非女滝を登りたいと思って
向かいましたが,思ったより積雪が多く,なんと滝下まで5時
間もかかってしまい,結局,時間切れで取り付くことはできま
せんでした。
 
登山道の整備がほぼ完了していることと,非常によく結氷して
いるのが確認できたので,1月31日に今度は愛媛大学山岳部
OB石原さんを誘い夫婦滝に向かいました。
今回は,先週のトレースとパートナーに恵まれ,女,男両方の
滝を登ることができました。
3年前に見てからずっと登りたいと思っていた滝を登れて,今
,幸せです(単純)。
今後の課題としては,妾滝上部の15m氷柱でしょう。池氏も氷
柱下までで下降しています。
飛騨南部のアイスクライミングフィールドとしては出色のエリ
アです。
写真等は下記を見てください
http://www.geocities.jp/ishigiwa03/kiroku98.html
 
<日程>  2004年1月31日(土)
<メンバー>石際淳、石原和宏
<行動>
乙女渓谷キャンプ場7:20 夫婦滝下8:40 女滝登攀開始9:00
 終了12:30 男滝登攀開始13:30 終了16:20 夫婦滝下17
:30 キャンプ場18:20
<装備> アイスハーケン10本程度
<記録>
キャンプ場から先週のトレースが残っており,1時間20分で
女滝下に着いた。結氷状態は先週よりも良さそうだ。
滝をよく観察し左手から取付き右へ抜ける弱点を着いたライン
を取ることにする。
(1ピッチ目)25m 石原リード
傾斜があまりなく簡単そうに見えたが,登り出すと氷は均一で
はなく,カリフラワー状になっており,変則的な登りを強いら
れた。ハーケンも打てる所が限られ,少し難しかった。
上部は安定してきて快適に登れる。
壁が立ってくる手前でアイスハーケン3本でピッチを切る。
(2ピッチ目)45m 石際リード
氷は傾斜を増してくるが,氷が安定しているので快適に登れる
。
中間部は氷の下を水が流れているのが透けて見えるほど薄いの
で,デリケートな登攀となる。最も傾斜の強い部分は右から回
りこみ,最後は氷がなくなり雪壁の下に岩があるというお決ま
りの課題をだましだまし這い上がり終了。
大木でビレー。 
 
終了後は左手の小尾根を少し登り,左へトラバース(雪崩注意
)して,小秀山の登山道に出て,取付きヘ戻る。
 
昼飯を食べ,小休止の後,男滝へ向かう。
男滝は女滝手前に左岸から入っている枝沢を少し登ったところ
にある。
スラブに懸かった氷は岩が透けて見えるところもあり,傾斜も
均一で休めるところが少なく,困難な登攀を予感させた。
(1ピッチ目)20m 石際リード
ここも階段状になってる部分が見かけより悪い。右の凹角は氷
が悪いので,左のスラブに乗った薄い氷にハーケンをタイオフ
しながら登る。傾斜の落ちた中間のテラスでピッチを切る。
(2ピッチ目)40m 石原リード
出だしは70°強のよく発達した氷を登る。傾斜が落ちると氷
が悪くなり,不安定な氷を落としながらの登攀となる。石際は
右の岩陰に隠れてビレー。上部の薄い氷を慎重に処理して終了
。
 
終了後は右の尾根をシングルロープ2〜3回の懸垂で取付きへ
戻る。
女滝下で滝を見ながら,ゆっくり行動食を取り,出発しようと
すると滝の上に月が昇った。
月明かりの中,1時間弱でキャンプ場に戻る。
 
帰りに金山町のドライブイン飛山向かいの札幌ラーメン「どさ
ん娘」で夕食を食べました。ここのラーメンセットは800円
で結構腹が膨れます。
なぜか岳人の最新号も置いてあり,ポイント高いです。 

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