奥鐘山/西壁/OCCルート

日程
2003年9月19日(金)〜24日(水)
メンバー
(酪農学園大学山岳部)石渡健、(鹿山会登攀倶楽部)賀来素明
記録
(鹿山会登攀倶楽部)賀来素明
写真
なし
ルート図
なし

<山 行 記 録>


奥鐘山西壁OCCルート

日程2003年9月19日(金)〜24日(水)
メンバー酪農学園大学山岳部/石渡健、千葉岳連:鹿山会登攀倶楽部/賀来素明
記録 賀来

21年ぶり、三回目の奥鐘に行きました。
ボルダラーになってしまったせいなのか、あるいは年のせい?か体力や勘が衰え
ピンの掘り出しやルートファインディングに膨大な時間を費やしてしまいました。
今回なんとか登ることができたのは愛すべき頼りがいのある石渡青年がいたから
だと思っております。
最近あまり記録を見ないOCCなので珍しかろうと投稿いたしました。

9月19日から21日は岩小舎で停滞

9月22日
11時30分取り付き。第一ハングの取り付き点の細いブッシュに赤いビニール
テープを巻きつけておいた。第一ハングにピトン1本残置。
6ピッチ目のカブリ気味の草付は悪かった。多くのピンが泥をかぶっており、見
落としたピンがあったかもしれない。
17時、広島との合流点であるボサテラスでビバーク。

9月23日
6時30分出発
核心部とされる5級の草付3ピッチはさほどでもない。むしろ泥をかぶったピン
の掘り出しとルートファインディングに苦労する。ピトン2本残置。
眉毛ハングのリップに軟鉄ハーケン1本残置。
止まり木ハングの上のスラブは直上するとラダーになる。スラブはへたに右上す
るとハマル。
最終ハングで日が暮れた。19時終了。終了点も不安定でさらに30メートル
ブッシュを登る。
最後に京都ルートを下降したのは21年前なので記憶があやふやで夜間の下降は
危険と判断し狭いバンドでビバーク。

9月24日
21年ぶり三回目の京都ルートの下降。
支点が全てボロボロ。下降支点をステンレスアンカーに打ちかえてくるようなボ
ランティアはいないものだろうか。
下降終了後どしゃ降りの雨となり、チロリアンブリッジの支点を回収するのも忘
れて一目散に欅平へと向かった。16:43のトロッコに乗車し、特急と新幹線を駆
使して千葉の自宅に24時頃帰宅することができた。今朝OCCルートの終了点に
いたことが信じられないような幸せな気分でビール(本当は発泡酒)を飲みました。

★OCCルートについて
8ピッチ目から10ピッチ目の草付フェイスは心配するほどでもありませんでし
た。むしろ再登者が少ないのかピンの多くが泥に埋まって腐食しておりネイリン
グと泥の掘り返し、さらにルートファインディングに多くの時間を費やしました。
単調なボルトラダーに終始する京都ルートよりも変化に富んだ好ルートと感じま
した。
今回、ピンの多くを泥から掘り出し必要に応じてピトンの打ち直しをしましたの
でこれから1・2年は掘る苦労はしないですむと思います。なおボルトの追加はし
ておりません。

写真入りの記録を私のホームページに記載しましたので、興味のある方は是非ご
覧下さい。
★  http://www.geocities.jp/kakumotoaki/index.htm
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