白馬岳/主稜

日程
2003年4月19日(土)
メンバー
(ARIアルパインクラブ)有持真人、藤川勝人
記録
(ARIアルパインクラブ)有持真人
写真
なし
ルート図
なし

<山 行 記 録>


有持です。

 4月19日(土)に白馬岳/主稜に速攻で行って来ましたので報告します。

<日程>   2003年4月19日(土) 晴れ〜雨
<場所>   白馬岳/主稜
<メンバー> ARIアルパインクラブ/有持真人、藤川勝人
<行動>

二俣(0215)〜猿倉(0320/0330)〜主稜取付(0440/0450)〜白馬岳(0850)〜
猿倉(1010/1020)〜二俣(1030)

 主稜   4時間
 全行動  8時間15分

<装備>   (板)フリートレック旧型(88p) (靴)プラブーツ

<記録>

 今週末は白馬岳/主稜を登って山頂から主稜沿いにFREE TREKで滑降す
る計画を立てた。天気予報を見ていると最初は土曜日は晴れのち曇りの予報で
あったが、金曜日には曇りのち雨に変わってしまった。

 金曜日は高気圧に覆われて晴れだが土曜日には気圧の谷が通過するために
雨になるようだ。各種データで雨の降り出しが何時になるか検討してみると10時
〜11時ぐらいになりそうな感じである。

 相棒と相談してみた所、「それなら速攻で登ってみるか」と言う事になり、出発
時間を早くして雨が降り出す前に山頂に抜ける計画を立てた。

 神奈川を出発して01:30に二俣に到着。早速、準備をして02:15に出発する。
空には月が出ていてヘッドランプがいらないぐらい明るい。これから雨になるとは
思えない天気だ。

 猿倉までのアプローチはマウンテンバイクを使用する。1/3ぐらいまで走った
が、ザックが重くて腰が痛くなり途中から押す事になった。それでも約1時間で猿
倉に到着。 猿倉までは完全に除雪されている。

 マウンテンバイクをデポして03:30に猿倉を出発。気温が高く早朝だと言うの
に雪がグサグサだ。

 04:50に主稜に取り付く。登りはじめた頃に太陽が昇ってきた。V峰ぐらいま
では雪が柔らかかったが、そこから上部は風が吹いているおかげでクラスト気
味になっている。

 空では黒雲が強風に乗って飛ぶように流れていく。風が強くなりナイフエッ
ジの場所など這うようにしなければ飛ばされそうになる。

 見下ろすと、我々の2時間遅れぐらいで4人パーティの後続が登ってきた。

 数日間夏日が続いたために、大雪渓には大きなデブリがいくつも出ている。

 III峰辺りから風が収まり、雪もクラストしているためスピードアップをする。ドン
ドン空は暗くなって来ており雨雲と競争だ。

 最後の山頂直下の急雪壁を越えてすぐに雲に覆われ、登ってきた主稜がアッ
という間に見えなくなってしまう。

 最初は山頂から主稜に向けて滑降する予定であったが、雪がクラストしてい
て到底滑降できそうになかったため、大雪渓を滑降する事にした。

 山頂からは視界が全くなくなり、ホワイトアウトの中コンパスを頼りに大雪渓
に向かう。大雪渓も上部はクラストしていたため少し歩いて下った。

 09:20分頃にとうとう雨が降り出した。この辺から雪も緩んで来たためFREE
TREKで滑降を開始する。しばらくして土砂降りになってきた。

 何カ所も大きなデブリが出ているため少々苦労しながら滑降して行く。主稜
取付辺りからは傾斜が緩いので延々と直滑降。後続パーティは敗退したらし
く八峰を下って来ている。10:10に猿倉到着。雨がかなり強い。

 早速、マウンテンバイクで走り出す。10:30に二俣に到着。歩けば1時間半
ぐらいはかかるが10分しかかからなかった。しかし雨のためにびしょ濡れに
なってしまう。早速、温泉に行って暖まる事にした。

 今日は、09:20と雨の降りだしが予想よりも少し早かったが、雨の降り出す
前に予定どおり主稜を抜ける事ができた。山頂に抜けると同時に雲につつまれ
たため、低気圧との勝負は引き分けかな??

 マウンテンバイク、FREE TREKを使った速攻クライミングでした。

 ではでは。

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