利尻岳/北稜

日程
2002年12月21日(土) 〜23日(月)
メンバー
(札幌登攀倶楽部)小野寺、城、吉野
記録
(札幌登攀倶楽部)小野寺
写真
なし
ルート図
なし

<山 行 記 録>


札幌@小野寺より

3連休に北稜から登ってきましたが、くだりで北稜をはずし
北西側の沢を最後は下りてきてしまいました。
M 城、吉野

12/21 9:30発 14:30  700m付近の尾根上の風のあたらない陰
でC1、これより上は雪がなく長官山まで
快適なテン場はなし。スキーをデポ。
12/22 7:00発 800mあたりに下水管のでっかい筒が・・・夏に登山者
にくばったセルフトイレの回収ポットでした。ほとんどクラストした斜面を長官山ま
で、9時長官小屋。入り口は氷付けで埋まっており使えそうになし。ただの吹き溜ま
りならスコップで30分で掘り出せるんですが、今年はなぜか氷で駄目でした。屋根
も半分は雪の中。
風が強まってきたが何とか歩ける状態だっやので視界10−20mのなか頂上へ。夏
道は真っ白で何度か冬に使っていましたが雪に覆われてワイヤーなんかも埋まってま
した。
頂上11時前着、祠も埋まって跡形なし。下部は雪が少ないようですが長官(130
0mあたり)から上は雪は多目と感じました。
くだりで踏み後を途中で見失い行ったりきたり戻ったりしたんですが、最終的には私
の判断ミスで北西側に早めにルートを取り、気がついたときはある程度下りてきてし
まい、登り返しても時間的に長官小屋まで、小屋は氷付けで使用大変なので、雪も安
定して視界も下は問題なかったのでそのままルンゼに入り下りてきてしまいました。
翌日から天気も悪くなるとの予報もあり、一番安定しているこの日に出来るだけ安全
圏まで下りた方が良いとの判断ですが、ルンゼの雪が不安定だったり、視界がない場
合は戻るのが普通だったでしょう。
結局小屋の上から降りている以前私が登った事のある支稜の北側の沢に入って、樹林
帯を1時間ほど暗い中歩いて17:30 250m
あたりでC2.
12/23 6:40発 8:30道路 タクシーを呼んでもらって9:30オシ泊
着、昼過ぎのフェリーで帰札。ターミナルに着いたら島はまた吹雪いてきて昨日のう
ちに下りてきて正解だったか?
北稜700mあたりに登りに使ったスキーが3組デポしてますが、後日回収に行きま
す。

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