SUPER HARUNA

日程
2002年10月28日(月)
メンバー
角屋貴良、加藤献
記録
角屋貴良
写真
なし
ルート図
なし

<山 行 記 録>


海金剛に行ってきましたので報告します。

2002年10月28日(月) 天候:晴れ 強風
メンバー:角屋貴良 加藤献
ルート:「SUPER HARUNA」

雲見オートキャンプ場にて仮眠。朝サイト料4200円支払う。強い冬型の為に西風
が強いがとりあえず出発する。
入り江から「SUPER  RAIN」を登る斉藤広文・山本千恵組を取り付きまで案内
した後、9時20分スタート。 

 1P目。ロープは担いで2P目のフレークを目指し適当に岩とブッシュを登る。ルー
ト図にある草つきのバンドは登らなかった。
 2P目。加藤リードで大きなアンダーフレークを左にトラバースし、クラックを直
上。朝いちで体が動かなかったと加藤の弁。岩の脆そうな感じも身体を硬くしたのだ
ろう。ハングの10m下の立ち木でビレー。
 3P目。角屋リード。ハング下を右にハンドトラバースし、凹角から左のスラブに
上がる。その上のスラブにはフィンガーサイズのクラックが伸びているが、草で埋
まっており、草をむしり泥を掻きだしながら登る。ボルトラダーになっているがリン
グボルトはガビガビにさびていて、全く信用できないが、クラックを少し登ると傾斜
も落ちてランナウトでロープを50mのばす。スラブの途中でピッチを切る。
 4P目。加藤がスラブの残りを先行。
 5P目。取り付きが分かりにくい。左壁に「SURF&SNOW」のかぎ型クラッ
ク。その右に大凹角。リードの加藤はこの大凹角の入口から右の巨岩の累積帯に登
り、更に右にハンドトラバース。更にクラック、ワイドクラックなど登りやすい所を
登るとハーケンのビレー点についた。ルーと図の2P分を登った。
 6P目。角屋リードで階段状の岩場をクラックを拾いながらほぼ直上すると、昨年
「SUPER RAIN」をのぼったときの記憶に残るテラスに出た。斉藤・山本組
も下の「先人クラック」を抜ける所だったので、休憩を兼ねて上から見物。
 7P目。加藤リードでテラス左端の岩の割れ目から左カンテ裏にトラバース。悪い
らしくふんぎりがつかないようだ。行ったり来たり、手を伸ばしたり、シェーキング
したりした後、思い切って左にきえていった。フォーローしてみるとトラバース一手
のバランスが悪く、勇気がいる。そのうえもピンチグリップでひきつけたり、岩の表
面のカチホールドがはがれたりでちょっと難しかった。上のテラスでビレー。
 8P目。斉藤・山本登る所だったのでリードが出だしのクラックを登り切ったとこ
ろで、角屋がリードで登り始める。要するに同じルートにリードがふたり登っている
状態。斉藤の登る正規のルートを左上に見ながら右のガラガラの凹角に入りそこから
終了点を目指す。結局最後のビレー点より上の頂上に抜けた。
 「SUPER RAIN」組も登りきって4人で寛ぐ。強風はあまり気にならず、
のんびりできた。13時40分終了。

 帰りは土肥手前の「うぐいすの湯」につかり、土肥の三叉路にある寿司屋で「海鮮
丼」1500円を食べて帰京。どちらもお薦めです。

角屋 貴良

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