ネパール/アイランドピーク、ロブジェイースト、コンデ・リ

日程
2001年10月3日(水)〜11月28日(水)
メンバー
(京葉山の会)小河原努、小川ヒロシ
記録
(京葉山の会)小河原努
写真
なし
ルート図
なし

<山 行 記 録>


京葉山の会の小河原です。どうもです。
ネパールに行って来ました。

メンバー 小河原努、小川ヒロシ(京葉山の会)ガイド1名(BCワーカー)、ポー
     ター2名

ルート アイランドピーク(ノーマルルート)登頂
    ロブジェイースト(ノーマルルート)ジャンクションピークまで
    コンデ・リ(北東稜)5,200mまで

行動概要
10/3 関空〜カトマンズ
 4〜5 カトマンズ
   6 カトマンズ〜ルクラ〜パクディン
   7 パクディン〜ナムチェ
   8 ナムチェ(順活)
   9 ナムチェ〜タンボチェ
  10 タンボチェ(順活)〜パンボチェ
  11 パンボチェ(停滞。小河原病気の為)
  12 パンボチェ
  13 パンボチェ〜プンキテンガ
  14 プンキテンガ〜ナムチェ
  15 ナムチェ(休養)
  16 ナムチェ
  17 ナムチェ〜タンボチェ
  18 タンボチェ〜ディンボチェ
  19 ディンボチェ(順活)
  20 ディンボチェ〜チュクン
  21 チュクン〜アイランドピークBC
  22 BC〜HC 
  23 HC〜頂上〜BC〜チュクン
  24 チュクン〜ディンボチェ
  25 ディンボチェ(休養)
  26 ディンボチェ
  27 ディンボチェ
  28 ディンボチェ〜ロブジェBC
  29 BC〜HC
  30 HC〜6,000mジャンクションピーク〜BC〜ペリチェ
  31 ペリチェ〜ナムチェ
11/1 ナムチェ(休養)
   2 ナムチェ
   3 ナムチェ〜タモ
   4 タモ(停滞。小川不調のため)
   5 タモ〜コンデ・リBC
   6 BC〜5,200mで中退〜5,000mでビバーク
   7 BP〜BC〜ナムチェ
   8 ナムチェ〜ルクラ
   9 ルクラ〜カトマンズ
10〜27 カトマンズで遊んだり、アンナプルナトレッキングに行ったりして過ご
      す
   28 カトマンズ〜関空

 1.アイランドピーク
ドイツのエージェントが客を大量に送り込んでいるらしく、そのスタッフがベースに
常駐していてとても賑やか。ほとんどのパーティがBCからアタックするが、僕達は
順応の事を考えてHCにも泊まった。そのせいか、アタック日は体が重く、HCから
ピークまで5時間も掛かってしまった。この山は、頂上直下に2ピッチの雪壁があり、
そこはスタカットで登った。
 2.ロブジェイースト
BCをロブジェ側に置いて登った。ジャンクションピークまではトレースもはっきり
しており、ロープは不要。そこから1ピッチほど雪壁をトラバースしたが、雪の状態
が悪く、殆どのパーティがジャンクションまでで頂上としていることだし、降りるこ
とにした。この部分は気合いが入っていれば突破可能だったと思う。ワタクシがサン
グラスをHCに忘れていたため、こういう結果になった。小川よスマン。しかし、雪
盲にならずにすんで良かった。
 3.コンデ・リ
今回唯一のクライミングになるはずだったが、BC入り以前に既に1ヶ月以上を山で
過ごしており、体力・モチベーション共に著しく低下していた。この時僕らに必要だっ
たのはクライミングよりむしろリフレッシュの方だった。ザックもプラブーツも重い
重い。5,200mの肩の手前で黒いスラブに雪と氷が薄く乗っているところがあり、
時間の計算もして中退を決めた。途中まで降りてビバークし、翌日の午前中にはBC
に降る。午後から天候が悪化し、気温の低下と降雪を見る。ナムチェにも初雪が降っ
た。

 ネパールは現在、国家非常事態宣言を出しています。先日もルクラの一つ下の飛行
場がマオイストの襲撃を受け、管制塔が破壊され、ソル・クーンブの郡長官が殺害さ
れる事件があったもよう。カトマンズ市内はいつもどおりです。しかし、テロの影響
か、今年はトレッカーが非常に少ないとのことでした。
 飛行場ではきっちりとオーバーチャージを取り、ヒマラヤのベテランを慌てさせて
いました。

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