変形チムニー

日程
2001年6月10日(日)
メンバー
(ARIアルパインクラブ )豊山孝子、前田一郎
記録
(ARIアルパインクラブ )前田一郎
写真
なし
ルート図
なし

<山 行 記 録>


6月9日(土)
変形チムニー
リーダー:前田
メンバー:前田、豊山

12時溝の口でPick upされる予定だったのにもかかわらず、豊山1時間遅刻
で1:00出発、東名から環八で真夜中の大渋滞(何でこんな時間に??)といいなが
ら助手席で爆眠する豊山でした。。
2時半ごろやっと練馬に到着。高坂で運転交代し1時間ほどしか運転せず、またイチ
ローにバトンタッチ(すみませんでした)。結局イチローほとんど眠らずでした。
一の倉沢に到着4時すぎ。そのまま出発の準備をする。
5時出発。
久しぶりに見る衝立岩は相変わらずいかめしい表情で衝き立っている。まさに”衝立
岩だ”と感心しながらつい魅入る。去年おっかなびっくり登ったテイルリッジも結構
楽に登れ
てうれしい限り。きもちのいい緊張とうれしさが混じる。
5時50分衝立岩の基部。
南稜に3Pほど取り付いている。変チムはまだだでも取り付いていない。
6時30
登攀開始
1P目 前田リード
水が滴るびしょびしょの岩を登る。スタンスも、ホールドもぬるぬるびしょびしょ、
変チムの岩質、細かい凹凸が思いのほか摩擦を大きくしているらしく、滑りそうで滑
らない。

2P目 豊山リード
びしょびしょの岩を左にトラバースしフェイスを直上、少しピンがすくなく、シュリ
ンゲの残骸
ピンの頭が目に付く、”渓流シューズの方がいいんじゃないのかぁ”と悪態をつきな
がら
登る。乾くともっと楽しいだろうなぁ。と横断バンドで区切る。

3P目 前田リード
後ろからやってきた、都学連のシャモニーという会のおじさん二人組み。
われわれロートルだからといいながら、一人は登山靴で登っている。すごい。
初め細かい、フェース残置は少ないこれまたにゅるにゅる。

4P目 豊山リード
初め、階段上のフェース3P目からチムニーの直下まで残置なし、そこからチムニーを
登る。ぬれぬれ水が滴っている。
だがスタンスはある。少しわるいけど、足が確実にとれて快適。ほどよい緊張感がこ
こちいい。

5P目 前田リード
細かいフェースを直上。相変わらずぬれている。いつまで続くか??

6P目 豊山リード
左へトラバース、草つきがやらしく感じる。
中央カンテと合流する。中央カンテを登っていたパーティーの上に出たため、そのま
ま先にいかしてもらう。

7P目 前田リード。
チムニーからフェース、チムニーの大きい岩がぐらぐらしており、非常に気を使う。
これを落下させたら。。と蒼くなりながらの登攀

8p目 豊山リード
簡単な草つきととフェース

9p目 前田リード
フェースを登って人工のはずなのに、A0であぶみを出さずそのまま登ってしまった。
下からきたシャモニーのおじさまがたは、右側の細かいフェースをなんなく登ってい
く。

10p目豊山リード
凹角のクラックを登る。快適なクライミング。

以下省略
草つき、フェースで登攀終了。11時。。

途中カンテの手前の支点で後のPは終了している模様、そこから懸垂して
6ルンゼに下降できるようである。
われわれは烏帽子岩直下までいき、稜線上から6ルンゼに下降、途中3Pほど
懸垂のためロープ(50m)をだした。
6ルンゼの下降は4pほどでてんやわんやしており時間がかかった。
また、ロープわけなど注意を必要とする。

下降して15時

今日の夜のご飯を買出しにいくついでに、目にとまった生どら看板を見て、
ついついそちらに足が向き、お先に生どらいただきました。
小豆に生クリームが入って、どら焼きの皮は蜂蜜?バターがたっぷりの代物でした。
冷たくしていただくと最高にジューシーでした。

凹状はイチローのメイルにもありましたが、浮石だらけで非常に気を使いました。
雪渓の歩き方は要練習どころかこれはやばいと危機感を募らせました。
どこで練習しよう。。
バイルをもっていって正解でした。。(原さんありがとう)

では

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